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20183月&4月 映画生活ミニミニMEMO

暑さに やられそう・・ 暑さには自分の弱さをまじまじと感じさせられる。

体を酷使して鍛え 摂生して ストイックに生きている人はきっと暑いのが好きに違いない。

子供の頃とは明らかに違う暑さ。。

新商品のアイスの銘柄に少しだけテンションがあがる・・

生きてるな。笑 

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パターソン  90点

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bookニュージャージー州パターソン市で暮らすバス運転手のパターソン。朝起きると妻ローラにキスをしてからバスを走らせ、帰宅後には愛犬マービンと散歩へ行ってバーで1杯だけビールを飲む。単調な毎日に見えるが、詩人でもある彼の目にはありふれた日常のすべてが美しく見え、周囲の人々との交流はかけがえのない時間だ。そんな彼が過ごす7日間

ヽ(´▽`)/ありふれた一週間のなんと美しい事。ジャームッシュ、健在!からの作品の中の私のベスト・ワンかもしれない。

1986年以降ストレンジャー・ザン・パラダイスの格好よさに刺激を受けたまだ若かりし私・・ その後ダウン・バイ・ローから数本は新鮮な気持ちで観ていたのだが・・だんだん気持ちが離れここ数年は時々覗くようなつきあいだった。 お得意の偶然であった人たちのある時間を切り抜いたような作りではなく・・ もっとシンプル。バス運転手で詩人のパターソンの七日間のストーリー。下手をするとただ退屈なものになってしまうこのシュチュエーションがキラキラ美しくて 自分の暮らしにまで愛情を確認させられる。 やっぱり、凄いわ。と理屈なく思えた。

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幼子われらに生まれ  85点

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book中年サラリーマンの信と妻の奈苗はバツイチ同士で再婚し、奈苗の連れ子である2人の娘とともに幸せに暮らしていた。奈苗の妊娠が発覚し、長女が「本当のパパ」に会いたいと言いはじめる。前の父親である沢田とはDVが原因で離婚していたため、信と奈苗は長女が沢田と会うことに反対するが・・・

o(*^▽^*)o地味な映画である。でもこういうのを秀作というのだ。

離婚率が増え様々な家族の形が出来つつある昨今の日本。いうまでもなく人生は続き・・その先、その先とまた新しい問題が発生する。平凡であれ紆余曲折があれ それぞれにそれはやってくる。登場人物それぞれが 岐路に立っている。子供は自尊心を保つために親への期待をたたなければならない。大人はこれが最後かもしれない・・と相手を信じるために耐えなければならない。解決がされることはなく 苦しさが圧し掛かりながら・・斜行エレベーターはその象徴・・青白く印象的。上手い!

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ユリゴコロ  80点

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book亮介は余命わずかな父の書斎で1冊のノートを見つける。「ユリゴコロ」と書かれたそのノートには、ある殺人者の記憶が綴られていた。その内容が事実か創作か、そして自分の家族とどんな関係があるのか、亮介は様々な疑念を抱きながらも強烈にそのノートに惹きつけられていく。

o(*^▽^*)oなにはなくともまず 吉高百合子だ。 テレビとは違う憂いと危うさをもつ映画女優。「蛇にピアス」の時はあんなにいい脱ぎっぷりだったのに・・今回は・・と、そこは気になったけれど。笑。 どうする事も出来ない性に翻弄され 死を拠り所として生きなければならない悲しみが じっとりと伝わる。一人で生きてゆかなければならないと分かっているのにそれでも人を求めてしまう悲しみ・・印象に残る作品。

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女神の見えざる手  80点

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book大手ロビー会社の花形ロビイストとして活躍してきたエリザベス・スローンは、銃の所持を支持する仕事を断り、銃規制派の小さな会社に移籍する。卓越したアイデアと大胆な決断力で難局を乗り越え、勝利を目前にした矢先、彼女の赤裸々なプライベートが露呈してしまう。さらに、予想外の事件によって事態はますます悪化していく。

ヽ(´▽`)/主人公に共感できる部分は少ない物の 巧みに仕掛けられたトラップやどんでん返しが痛快である。それにしても これだけ切れ者の女性なのだから・・男を買うくらいがそんなにスキャンダルなのだろうか・・おっと失言。要所要所で実に人間的感情で助けられる主人公・・彼女の弱み?がせめて平凡なら彼女自身が魅力的に見えたかもしれない。

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この世界の片隅に 80点

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book944年広島。18歳のすずは、顔も見たことのない若者と結婚し、生まれ育った江波から20キロメートル離れた呉へとやって来る。創意工夫を凝らしながら食糧難を乗り越え、毎日の食卓を作り出す。やがて戦争は激しくなり、呉はアメリカ軍によるすさまじい空襲にさらされ、数多くの軍艦が燃え上がり、町並みも破壊されていく。そんな状況でも懸命に生きていくすずだったが、ついに1945年8月を迎える。  

(◎´∀`)ノ慎ましくも丁寧に生きる。 永遠の課題。

前半の日々が平凡であるほどその貴重さが際立つ。 戦時下にあってもあたりまえながら人々の暮らしは繰り返されている。些細な事で笑ったり泣いたり・・その暮らしぶりが美しい。

原爆作品は様々有れど・本作が多くの人に受け入れられたのは この暮らし、が大切な物だと どんな人にも 感じられたからなのだと思う。

 

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僕らのご飯は明日でまっている 70点

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book無口な草食男子の高校生・葉山亮太は、同じクラスの女子生徒で、明るくて思ったことを何でも言う上村小春と一緒に、体育祭の競技「米袋ジャンプ」に出場。これをきっかけに、2人は付き合うことになる。小春は、鶏肉嫌いだがフライドチキンが大好きで、2人はたびたびファーストフードで食事をして恋を育んでいく。やがて別々の大学に進学し、ファミレスで他愛もない会話を楽しんでいたある日、小春が突然別れを切り出す。

(゚▽゚*)暗い男の子と みんなの人気者の女の子、この2人のラブストーリー・・王道だ。主人公の2人が初々しいので 嫌味な感じがしないのかな・・と思う。二人が共に生きてゆくことを選んで良かった。と素直に思う。

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オンザミルキーロード  80点

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book戦時中のとある村。ロバに乗って銃弾をかいくぐりながら兵士たちにミルクを届ける牛乳配達人の男は、村の美しい女性に愛されて幸せな毎日を送っていた。ところがある日、謎めいたイタリア人美女と恋に落ちたことで、男の人生は一変する。イタリア人美女の過去が原因で村が襲撃され、2人は危険な冒険の旅へと身を投じる。

( ̄ー ̄)ニ久しぶりに映画らしい作品と出会う。

と、いうかここまで話が大きくなると誰が予想した事だろう。笑 どんな場面も笑いが散りばめられていて・面白かった!ロケも実に贅沢。 それなのに少しも偉そうじゃない所がこの作品の素晴らしい味。

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梅雨入りを前に 福島は猛暑が続いている。

先日まで余裕のあったベランダのバラが悲鳴を上げている。

まだ早いかな・・と思いながら良く冷えた部屋でぼんやりと外を眺めている。今の私の一番の贅沢な時間です。

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コメント

福島は暑いですか?
実は桜の咲くころ仙台から福島に1泊旅行をしました。大阪で桜が終わりかけていたので、また東北で見られた桜が力強く、美しかったのを覚えています。ホテルは福島駅前でしたが、かなり駅前が整備され、変わっていたので驚きました。
「パターソン」、いい映画でしたね。まだ余韻があります。この映画を東京で3人で映画談義したのですが、何故かこの夫婦が天上にいるような気がしました。それほど静謐な映画でしたね。他の二人にはただ驚かれただけでした。
では、また。

投稿: セント | 2018年6月11日 (月) 22時56分

セント様
レス遅くなりすみません😢⤵⤵
いらしてたんですね😃いつか必ずお会いして映画の話が出来たら嬉しいです。
福島はセントさんにとっても懐かしい場所の様で嬉しいです。
娘が山形に進学し米沢に何度か行きましたが何も無いようで歴史が町並みのあちこちに感じられ静かで良いところでした。

パターソン。ジャームッシュの中では一番好きかもしれません。
彼がどんなときも奥さんに優しいところ、バス運転手で詩人であること 全てが好みでした。
人は何かにつけて悩んで混乱してしまうけれど日々はなんて美しいのだろうと清々しい気持ちになりました。
良い作品でした。
好みが似ていて嬉しいです。

投稿: 森おばさん | 2018年6月26日 (火) 10時07分

追伸 地震は大丈夫でしたか?
妹が高槻で怖い思いをしたようですが 家族皆 無事でした。セントさんのお住まいは少しは離れているのでしょうか…? 

投稿: | 2018年6月26日 (火) 10時16分

地震は揺れましたね。15秒ほどで短かったのが幸いというべきか、、。CDとか、部品とか棚から落ちてきました。
壁の照明スイッチも、破壊して、電気屋さんに来てもらう羽目に。
12階のマンションなので、2日ほどエレベーターが止まり、足が鍛えられました。
余震の怖さが本当に分かりましたね。
では、また。

投稿: セント | 2018年6月28日 (木) 21時10分

「幼子われに生まれ」
機内で鑑賞しました。 が、ウトウトしてしまい、最後が思い出せず。。。。。。 私もこういう地味な映画大好き!
映画ミニメモ 参考にしているよ! 暑さに負けずパワフルな夏を。。。。。

投稿: アメリカ在住の親友 | 2018年7月 2日 (月) 17時26分

セント様
ご無事で何よりでした・・
その昔新宿センタービル51階 ○○建設高構造部で仕事をしていたのですが地震がある度に建物自体がぐるンと回るように揺れて(わざと力を逃がすような構造なのでしょうが)窓が開けられない高層ビルでの仕事は出来ない事を思い知りました。笑
12階・・きっと揺れたはずです。絶対倒れたりしない事は分かっているけれど・・
夏の暑さが増す前にエレベーターが直って良かった。そちらの暑さは別格ですよね。ご自愛下さい。

投稿: 森おばさん | 2018年7月12日 (木) 18時14分

アメリカ在住の親友。
長旅ご苦労様でした。「幼子われらに生まれ」イイ映画だったよね。
バツイチ同士が新たな家族を築いてゆくなかなか一筋縄ではいかない状況は想像できます。
実際 そうゆう友達もチラホラいるし・・私なら多分、淋しくても辛くとも一人で生きてゆく道を選ぶかな? 笑ガッツがなきゃ出来ないよーー。
でもこの映画はまさに生まれ来る新しい命、これがポイント・・ラストもこの誕生によって未来が明るいものに描かれています。
ストーリーもですが 私はこの斜行エレベーターに強く心を動かされました。
青白い光と静に進むこのエレベーターがこの映画の肝です。

投稿: 森おばさん | 2018年7月12日 (木) 18時24分

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