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2017年2月

2017 1月 映画生活MEMO

慌しい年明けが嘘のように・・

閑散期を迎えた職場は 経費削減を強いられ 連勤続きの日々から時間だけは貴族のような私です。(笑)

学校行事・・参観日・・そして 家仕事、読みかけの数冊の本・・

ブログにもようやくたどり着けました。

職場の自分的に腑に落ちない事が 二年半の間に積もっています。 理想で仕事はできないけれど 根の生真面目な私は(自分でゆうか・・笑)フレキシブルにやり過ごす事が空しい。

時間だけ貴族の今、色々考えます。(笑)

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山河ノスタルジア 2015 中日 仏  監督ジャ・ジャンクー  80点

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book99年、小学校教師タオは炭鉱で働くリャンと恋愛関係にあった。しかし、タオはリャンの友人で実業家のジンシェンからプロポーズを受け、ジンシェンと結婚。リャンは故郷の街を離れることとなる。タオとジンシェンの間には男の子が誕生し、子どもはダラーと名づけられた。14年、タオはジンシェンと離婚し、ひとり汾陽で暮らしていた。ダラーはオーストラリアに移住することを知らされる。

cherry一人の女性、彼女に思いを馳せる二人の男性の人生・・その子供の人生時の流れをこえてゆっくりと彼らを追ってゆく。 この監督・・実に地味ながら心に染みる作品を送り出す。あああ・・悲しい・・でも、それでも人生は続いてゆく・・ そしてその中で偶然や 因縁、巡り巡って人と人を繋いでゆく。激動の中国、そこには私の知らないその国があった。

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団地 2016 監督 坂本順治  80点

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book三代続いた漢方薬の店を売り払い、団地へ越してきた清治とヒナ子夫妻。昼間から散歩ばかりの清治に団地の住人たちはあれこれと噂をしているようだが、ヒナ子はそんなことも気にせずパートに出かける毎日を送っていた。清治が散歩に出なくなり、ヒナ子の家にスーツ姿の若い男が出入りするようになると、離婚、清治の蒸発、さらには殺人か、などと好き勝手なことを噂される始末……

moon1単純に笑った。団地っ子の私は 全てが見慣れた風景で 団地の中にある様々なルールやペナルティや繋がりや真逆に見てみぬふりをする暗黙の了解が懐かしかった。小さな団地の中は小さな国のようで その中で事件や事故が起こり それを子供ながらに覚えている。この世界にもしかしたら宇宙人が訪れても違和感が無いかも・・と思ったり。夫婦の願いが叶ったらよいな・・宇宙人が幸せになれたらいいな・・後半は絵本をめくるような気持ちになった。



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葛城事件 2016 監督 赤堀雅秋

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book親が始めた金物屋を継いだ葛城清は、美しい妻・伸子と共に2人の息子を育て、念願のマイホームも建てて理想の家庭を築き上げたはずだった。しかし、清の強い思いは知らず知らずのうちに家族を抑圧し、支配するようになっていた。長男の保は従順だが対人関係に悩み、会社をリストラされたことも言い出せない。そして、アルバイトが長続きしないことを清に責められ、理不尽な思いを募らせてきた次男の稔は、ある日突然、8人を殺傷する無差別殺人事件を起こす。

movieなんとまあ、後味の悪い作品なのだ・・でも三浦友和演じる父、清はどこにでもいる癖のある男である。家族のために頑張ってきたことに嘘は無いけれど・・とにかくこんな人間が家族にいたら 日々絶望してしまうだろう。 逃げる事が出来ない・・家族なのだ。人間関係で言えば良かれと思ってすることが世間の基準とずれてしまっている清にとっても家族は迷宮だ。この微妙な関係はどこにでもあり 終わりがない。苦しい作品だった。

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シングストリート 未来へのうた2015アイルランド英米 監督ジョン・カーニー 90点

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book85年のアイルランド、ダブリン。少年コナーは、父親が失業したために荒れた公立校に転校させられてしまう。家では両親のケンカが絶えず、家庭は崩壊の危機に陥っていた。最悪な日々を送るコナーにとって唯一の楽しみは、音楽マニアの兄と一緒に隣国ロンドンのミュージックビデオをテレビで見ること。そんなある日、街で見かけた少女ラフィナの大人びた魅力に心を奪われたコナーは……。

clover今年最初のスマッシュヒットだ。少年の成長と初恋 気持ちの良い音楽 このテーマにけちのつけようがない。 80年代・・同じ世代で若者だった私にとって劇中に流れる音楽はどれも懐かしかった。 あの世代の少年のキラキラ感。 そして音楽が生まれる瞬間。 ファッションの移り変わり・・楽しかった。ラストは「小さな恋のメロディ」を思わせる。

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体調を崩す人が 近くでもチラホラ・・

今年またまた受験生を抱える我が家は 早くこの時期を乗り切りたい気持ちです。

春が待ち遠しい・・

皆様もお体に気をつけて。

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2016映画生活 年間ベスト3

二月になったというのに 昨年のベストスリーなんて ・・・本当にすみません。
もう、ただの自己満足です。本当に・・(笑)

2016年は昨年より四本多い66作品を鑑賞する事が出来ました。

その一つ一つを思い出して・・いや、ぼんやりとしか思い出せないものも含めて 一年の時の速さを実感しています。

印象に残る・・作品は時間がたっても記憶があせないものですね。

その反面 急速に冷めてゆく記憶もあります。最近この記憶のメカニズムについて素人ながら興味を持ち 調べています。

母が認知症になって その記憶は消えてしまうものなのかと思ったりして・・また何かの機会に・・・

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外国映画 年間 ベスト3

一位「共犯」は単純に 鮮明に記憶に残っている作品を選びました。 サスペンスと青春の光と影・・良い」バランスで融合し 目が離せない・・そしてそこはかとなく切ない・・この両立はありそうで無かった気がします。

二位の「サウルの息子」は 初めて見た画像でした。とにかくインパクトが強く 友達には勧められないかもしれません。そのありのまま右へ左へ揺れる特殊な世界にも馴れてしまう人間・・描き出される世界ももしかしたら・・馴れてしまうのかもしれません。

三位には韓国映画を選びました。韓流独特の暗さが ドヨンの演技が頭を離れません。

一位 共犯   2014台湾  監督 チャン・ロンジー

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二位 サウルの息子

三位 無頼漢 渇いた罪

(次点 オデッセイ)

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邦画 年間 ベスト3

一位「さようなら」も私の記憶に鮮明に刻まれた作品で これは迷うことなく決まりました。すぐ近くのことでありながら 登場人物はアンドロイドだったり・・少し遠いようであり、何故なのか死を迎え少しずつ朽ちてゆく事にほっとするというか・・悲しみとは明らかに違う感情をもちました。二位の「恋人たち」も同様 悲しみの中にほんの少しほっとする部分があり、これぞ生きる。ということなんだと思わされます。三位の「リップ・・・」はお帰りなさい・・といった気持ちです。

一位 さようなら    2015邦  監督 深田 晃司

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二位 恋人たち

三位 リップヴァンウィンクルの花嫁

(次点 ヒメアノール)



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2016 12月 映画生活MEMO

な、何を今更ではあるけれど 几帳面A型。(うそ。)

ここまではやらねばならぬ・・の映画メモであります。

年末年始のハードワークから解き放たれ 今月は薄給になりそうな今日この頃・・

読まねば・・と重ねた数冊の本と DVDを日々消化しています。

年末に頂いたシクラメンの花がまだまだ賑わい、水栽培のヒヤシンスが甘い香りと共に花を咲かせています。

外は寒いけど・・春は近づいています。

楽しい時間です。 

sun  sun  sun




或る終焉  2015メキシコ、仏  監督ミシェル・フランコ    75点

Chronic

book息子の死を機に、別れた妻と娘とも顔を合わせなくなったデヴィッド。終末期の患者をケアする看護師として働く彼は、患者の在宅看護とエクササイズに没頭するだけの日々を送っていた。患者たちに必要とされ、デヴィッド自身も彼らとの濃密な関係を率先して育む中、末期ガンに苦しむマーサから、頼みを聞いてほしいといわれる。それは彼に安楽死を手伝ってもらいたいというものだった。

fuji安楽死をテーマとした作品はここ数年 ドキュメントタッチだったり、コメディだったり様々に形を変え多く製作されるようになった。そのどれもが私的には結局答えを見出せぬまま あくまでも 作り手側の主観で描かれる事が多い。悲観的なものではなく 最期まで尊厳を持つという意味で否定をするほど 私は達観していない。 本作は極力台詞を抑えて観る側に現実を辿らせながら ラストで梯子を外すようになっている。なるほど、ここは確かに新しいのかもしれない。私がその中で輪郭を持って感じられた事は 死は死だということだ。命の終わりが壮絶であれ 一瞬であれ 長くても 短くて命が終わるという事は同じ重さを奪ってゆく。

cloud  cloud  cloud(*^-^)


海よりもまだ深く 2016邦 監督 是枝 裕和    80点

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book15年前に文学賞を一度受賞したものの、その後は売れず、作家として成功する夢を追い続けている中年男性・良多。現在は生活費のため探偵事務所で働いているが、周囲にも自分にも「小説のための取材」だと言い訳していた。別れた妻・響子への未練を引きずっている良多は、彼女を「張り込み」して新しい恋人がいることを知りショックを受ける。ある日、団地で一人暮らしをしている母・淑子の家に集まった良多と響子と11歳の息子・真悟は、台風で帰れなくなり、ひと晩を共に過ごすことになる。

(*^-^)是枝作品の中でも 「歩いても歩いても」に並ぶ好きだと思える作品だった。丁度この長男と同じ年頃の私としては こんな旦那はこまるなあ。。と思いつつ夢を捨てられない良多の 煮え切らなさやお子様ぶりをほんの少しだけ羨ましく思ったり・・。かと思えば この息子に変わらぬ期待と愛情を注ぐおそらくダメな母親に共感し かぞくというもの、切ないでも可笑しく いとおしく思う。最近では若者と話す機会が多くなった私・・これって説教?と思うような事を口走ったりね。 「幸せになるには 何かを手放さなければならない」私もそう思って生きています。(笑)

rain  rain  rain



64 ロクヨン (前・後編) 2016邦 監督 瀬々 敬久   65点

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bookわずか7日で終わった昭和64年。その年に起きた少女誘拐殺人事件、“ロクヨン”から14年が経過し、未解決のまま時効が近づいていた。そのロクヨンの捜査に携っていた警務部秘書課広報室の広報官・三上義信は、記者クラブとの不和、刑事部と警務部のあつれき、ロクヨンを模倣したような誘拐事件に直面し……。       

punchそうそうたるキャスト・・長い歳月が流れ 新旧 事件の捜査 捜査員の年代の違い 人が集まれば集まるほどボリュームが増すってもの。ただずいぶん風呂敷を大きく広げたなあ・・という印象が否めなかった。 と、いうのも ストーリー自体が あまり新しく思えなかった事。ロクヨン事件の犯行動機も想像通り・・真犯人を呼び出すために仕組まれた新たな事件も 犯人の動機が想像通りで・・意外性がほぼほぼ無かった。 もったいない。と思ってしまったのは私だけ? 

snow  snow  snow (*^-^)


若葉のころ 2016台湾 監督 ジョウ・クーダイ   65点

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book離婚した母や祖母と一緒に台北で暮らす女子高生バイは、親友ウエンと男友達イエの関係に心を痛めていた。そんなある日、母ワンが交通事故で意識不明の重体に陥ってしまう。偶然にも母のパソコンから初恋相手リン宛の未送信メールを発見したバイは、母の青春に思いを馳せる。

(o^-^o)うーん。 苦悩する青春時代・・ 悩みは色々あるけれど そのもやッとした日々と、最愛の母の交通事故・・ そして 母の初恋の人へのメール・・ この一つ一つが毛色が違いすぎて 泣くに泣けず 淡いラブストーリーとしても感情移入できず 笑っていいのか泣いていいのかラストの中途半端さといい とにかくバランスがしっくりこない作品でした。

cherry  cherry  cherry

春はそこまで。。。。

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