« 2014年11月 | トップページ | 2015年1月 »

2014年12月

ごあいさつと 2014 12月 映画生活MEMO

Cimg0235

朝 起きると一番のお客様が・・

今年 最後の 映画メモです。

snow  snow  snow



チョコレートドーナツ   2012米 監督 トラビス・ファイン       75点

Sub3_large Sub2_large

book1979年カリフォルニア、歌手を目指しているショーダンサーのルディと弁護士のポールはゲイカップ ル。 母親に見捨てられたダウン症の少年マルコと出会った二人は彼を保護し、一緒に暮らすうちに家族のような愛情が芽生えていく。 しかし、ルディとポールがゲイカップルだということで法律と世間の偏見に阻まれ、マルコと引き離されてしまう。

happy0170 年代ロックの好きな人には心揺さぶられる楽曲が散りばめられた本作。特にラストの「I Shall Be Released」はディランの名曲であるが 私の大好きなザ・バンドのアルバムで有名に・・実話を基にした脚本なので 後半は 淡々とストーリーが展開 し、少々物足りなさが残る。偏見、差別が大きなテーマのためか  三人の繊細な心の描写が今ひとつ足りない気が・・ここが鮮明に見え共感できれば 言わず もがな本題が浮かび上がってきたのではないか・・

snail  snail  snail


her/ 世界で一つの彼女  2013米 監督スパイク・ジョーンズ    70点

Hersub4_large Hersub1_large

book近未来のロサンゼルスで、セオドアは相手に代わって思いのたけを手紙にしたためる代筆ライターをしていた。長きにわたり共に生 活してきた妻キャサリンと別れ、悲嘆に暮れていた彼はある日、人工知能型OSサマンサと出会う。次第に セオドアは声だけで実態のない彼女の魅力のとりこになり……。

happy01自 販機の声すら 人間味溢れる昨今、 人工知能型のPCを題材にした作品が増え続けている。人間と言うのは一人では生きていけないくせに 本音は体温のない モノへのほうが言いやすいらしい。セオドアは仕事柄 顧客の実像を想像する時間も多かっただろう・・優しく かゆい所に手がとどくだけでなくユーモアもあ り、彼女の想像の姿は 美しくないわけがない。(笑)それでもセオリー通り、別れがやってくる。勝手に思い込んでいた事で 勝手に傷つく・・そのうちそんな当たり前の感情すら  人間に無くなってしまう世の中がこないとも限らない。   

snail  snail  snail



アデル、 ブルーは熱い色   2013 監督 アブデラティフ・ケシシュ。 80点

Sub2_large Main_large

bookデートへ向かう途中、街中ですれ違った青い髪の女性エマに周囲の人とは違う何かを感じる女子高生のアデル。 その後、バーでエマと再会。エマは画家で、アデルは彼女が持つ独特の感性や大人っぽい雰囲気、知性の高さに惹かれていく。やがて二人の間の友情は愛情へと 発展。アデルはエマにのめり込んでいく。

happy01女 性同士の恋愛という事がセンセーショナルに取りざたされたけれど 私的には何の違和感もなく 青春映画として観ることができました。出会いの甘酸っぱ さ・・我が身の実像との葛藤、うつろう時間と 過ぎ去ってゆく時間・・おウ!青春 良いですねー。特に少しずつ互いの歯車が噛み合わず 生きてゆく事の価 値観が変わってゆく後半は 誰もが経験しているのでは・・などと感じる。 ラスト、さりげないけれど 響く。

snow   snow   snow




天国への郵便配達人     2009 日韓 監督  イ・ヒョンミン 70点

 

Sub1_large Main_large

book野原の真ん中にたたずむ赤いポストに手紙を投函しにきたハナは、不思議な雰囲気を持つ若い男性ジェジュンに出会う。彼は、自分は天国にいる人たちに手紙を 届ける“天国への郵便配達人”だと名乗るが、ハナはまともに相手にしなかった。数日後、再びジェジュンに出会ったハナは、説得されて仕事を手伝うことにな る。

happy01北 川脚本らしい(笑)・・軽めの作品。 美しすぎるジェ・ジュンの顔立ちと 可愛すぎるハン・ヒョジュを存分に楽しめる韓流の王道作品である。 天国に手紙 を運ぶなんて考えるだけで様々なストーリーが描かれそうだけどそこは割愛された シンプルにラブストーリーである。もう、若くないからか、私的には 彼の 存在が少しずつ消えてゆくシーンでラストとしてほしいところだったけれど・・さらに加速して 記憶からも消えてしまう切なさなどは 韓流らしくないかもし れないけど・・

horse  horse  horse

2014年も残り僅か・・・

今年も無事に過ごせた事に感謝しつつ・・

ああ、掃除が・・ ああ、料理が・・やらなければならぬ事が山積みで どれから手をつけようか・・というわたくしです。(笑)

平凡な家族の日常と 趣味の手仕事、映画鑑賞、 五十路の主婦のくたびれた戯言や発見にお付き合いいただきありがとうございます。

もちろん私的な記録ではあるのですが  折に触れ 皆様の優しいお言葉に励まされ 奮起させていただきました。

本当にありがとうございました。

奢った事とは承知しておりますが 私もほんの一ミリでも何かのお役に立てていれば、と願って止みません。

そうして 何かのご縁で 繋がっていられる その喜びを ひしと感じています。

皆様の去る年、 来る年が 充実したものとなりますように・・
心からお祈りしています。
また、寄ってくださいね。 気が向いたらね。
お待ちしてます。

森おばさん    2014 12・31





Cimg0233 Cimg0226

誕生日のプレゼント、ありがとう。 みせびらかしてます。(笑)

| | コメント (4) | トラックバック (0)

クリスマスのてしごとと 小さい家族

Cimg0242

Cimg0237

 

 

 

年末の飲食店は めまいがするほどの賑わいだ。

大晦日当日まで 休みなしでフル回転・・毎日、 ファミリー・・恋人たち 友人・・お客様の

カラーは様々だけど クリスマス当日・・この日は なぜかお一人様が多かった。

いつもよりほんの少しリッチに・・自分のための楽しいランチ・・そんな感じだろうか?

そんな日々で なかなか手仕事ははかどらず・・

一日だけ休みをもらって去年に引き続き パステルアートに勤しんだ。

同じ指導を受けても 色や好みで出来上がりのイメージはかなりのバリエーション・・性格も出ているかもね。

毎年、せめて子供の小さいうちはツリーや それらしいオードブルを気持ちだけは用意するんだけれど 本来面倒くさがりの私は 子供たちが巣立ったあと、 はたしてツリーを飾るんだろうか・・

思い当たるだけでも・・季節の小さなイベントは 子供にあてたものがほとんどだ。(笑)

Cimg0244

Cimg0246

Cimg0252

Cimg0251




父が亡くなって 七回忌を済ませた。

妹と私の間では この辺から父亡き後 母 私と妹の三人家族を小さい家族とよんでいる。

子供の時 安心できた空間が いつからか こじんまりとしてしまった感じで なんとなく頼りなく でもより大切な感じでもあり、もう、膨らむ事のない花の蕾のようで愛しい。

先日 実母の妹、 叔母が突然病気で亡くなったと知らされた。

母の父母( 私の祖父母)も 今の私くらいの年齢で他界している。孫である私を見せられた事が 唯一の親孝行だったと よく母は言った。

兄妹弟の四人兄弟で 家系なのか 叔父達は 若い頃に亡くなっている。

母にとって たった一人の妹だった。母の小さな家族・・母だけになってしまった。

そんな現実も 今の母には理解できないけど。



何かが一応 終わって 次に続いてゆく。

寂しい・・というのではない。

ただ そうゆうものなのだなあ・・なんてこの歳になってその事実をしっかりと 噛み締めている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014 11月 映画生活MEMO

師走に入り ますます 冬めいて参りました。

朝、夕は寒さが厳しく 日の入りまもなく 夜が深くなります。

ああ・・今年もあと ひとつき。

忙しい毎日を 少しでも 大切に過ごしたいものですね。

snow   snow   snow

かしこい狗は吠えずに笑う   2013邦  監督 渡部亮平     80点

 

T02200162_0309022712588931628 T02200162_0309022712588931629

bookブルドッグのような顔であることから、周囲からさげすまれながら学校生活を送っている女子高生の熊田美沙。ひょんなことから彼女は、チ ワワのような愛くるしい顔立ちをねたまれている清瀬イズミと交流するようになる。お互いにルックスが原因となって寂しい思いをしてきたこと を理解し合い、固い絆と友情を育んでいく美沙とイズミ。そんな二人に、思いも寄らない出来事が起きてしまう。       

wink予期せぬ展開に少し苦笑したけれど 荒いようで計算された若い感性に拍手。とても面白かった。何せこのタイトル・・私的にはどうしたって観たい衝動にかられる。(笑) あえてインディーズくささを残し、ややカルト的な演出寄りながら 立派にエンターティメント作品として楽しめた。あくまでも 好みですが作品の前半 後半に橋渡しとなる仕掛けがあったほうが良かったような・・・

note    note    note




そこのみにて光かがやく  2014邦  監督 呉 美保     90点

 

Sub2_r_large Main_large

book仕事を辞めブラブラと過ごしていた達夫は、粗暴だが人懐こい青年・拓児とパチンコ屋で知り合う。ついて来るよう案内された先には、取り残されたよ うに存在する一軒のバラックで、寝たきりの父、その世話に追われる母、水商売で一家を支える千夏がいた。世間からさげすまれたその場所で、ひとり光輝く千 夏に達夫はひかれていく。しかしそんな時、事件が起こり……。

happy01素晴らしかった。  背景も 起こる出来事もこの上なく過酷 底がないような暗闇でありながら・・一筋の光だけは くっきりと感じる事ができた。色々あるけど 信じるこの光があれば 何とか生きていけると思えた。人として生まれて 何が一番尊いのかを感じる事ができた。劇中、千夏が 普通の勤めをしていたが 普通の人付き合いが解からなかった・・と達夫に話すシーン・・ぐっときました。よく解からない事なんて山ほど抱えているのが人ってものだと思っていたから・・女神のような千夏、そして達夫もまたそこらにいる男とは違う気がした。今のところ本年度邦画一位!である。

cherry  cherry  cherry



渇き           2014邦  監督 中島 哲也          70点

164572_1

book元刑事の藤島のもとに、ある日別れた妻から、娘の加奈子の行方がわからなくなったと連絡が入る。家族を失った原因について顧 みずに、理想の家族像を手に入れようと思い描き、なりふり構わず娘の行方を追う藤島。娘の交友関係を洗ううちに、成績優秀で学校の人気者だったはずの加奈 子のとんでもない側面が露わになっていく……。

confident良くも悪くも非常に消耗する作品であった。出てくる人が皆騒がしかった。その騒がしさと対極に事件の原因になった加奈子の 裏切りは非常に稚拙であるように感じた。ミュージックビデオを見ているようなテンポの良さとデザイン的なキッチュさは尖っていたけど 疲れた。

clover  clover  clover




ぼくたちの家族   2014邦   監督 石井 裕也          90点

In_main3_large In_main_large

bookごく平凡な一家の母・玲子は物忘れがひどくなり、病院で検査を受けると、末期の脳腫瘍で余命1週間と宣告される。玲子は家族がバラバラになることを恐れな がらも認知症のようになり、家族にひた隠しにしてきた本音を吐露。突然訪れた事態に父は取り乱し、社会人の長男は言葉をなくし、大学生の次男は平静を装お うとする。残された男3人はさまざまな問題と向き合いながら、最後の「悪あがき」を決意する。

weep石井監督・・凄いなあ。作品を重ねるごとに深く成熟してゆく気がする。どこにでもある家族のほんの一週間の話であるが 他人事とは思えずしょっぱなから心揺さぶられる。泣きどおしである。一週間で見事なまでに成長を果たした男 三人であるが 現実はもっとじれったく生々しくぶっ壊れているのが普通である。 そこが唯一 映画だなあ・・と感じるところであり 救いでもある。観る人の立場でそれぞれ感情移入するキャラクターが違うわけだが、この家族にとっては ようやく問題の入り口に立ったに過ぎない。でも、お母さんは充分幸せです。ほんと。

snail  snail  snail



グランド・ブタペスト・ホテル  2014邦  監督ウェス・アンダーソン   80点

Gramain Gbhsub

book 1932年、品格が漂うグランド・ブダペスト・ホテルを仕切る名コンシェルジュのグスタヴ・Hは、究極のおもてなしを信条に大勢の 顧客たちをもてなしていた。しかし、常連客のマダムDが殺されたことでばく大な遺産争いに巻き込まれてしまう。グスタヴは信頼 するベルボーイのゼロと一緒にホテルの威信を維持すべく、ヨーロッパ中を駆け巡り……。  

happy01いつ観ても どこで観ても ウェス・アンダーソンは楽しい。前作よりさらに 分厚くなった大切な絵本・・ 好きなのだから何も物申す事がない。もっと もっと楽しませてもらいたい。それにしても豪華な出演人・・役者に愛される監督なのでしょうね・・                 

  

horse  horse  horse



おじいちゃんの里帰り  2014邦   監督ヤセミン・サムデレリ    80点

Sub1_large_2 Main_large

book トルコからドイツに移り住み、一生懸命働きながら一家を支えてきたフセインも今や70代。彼は一見平凡そうに映る大家族の中で 孫たちに囲まれて平穏な日々を送っていたが、息子や孫たちはそれぞれ悩みを抱えていた。ある日、フセインは、今度の休暇には全員で故郷トルコに買った家を 訪れようと提案するが……。

happy01トルコという国を詳しく知らない私としてはとても興味深い本作であった。アイデンティティの物語と鎖のように繋がる家族の歴史の物語である。家族はそれぞれに問題を抱えているが フセインと妻が懸命に働いた人生が土台にあるからこそ、その問題も生まれているのである。良い事でもそうでない事でも必然なのである。ヒト一人の人生は突然に終わりになろうともまた物語りは始まるんだなあ・・と改めて感じた。

 

apple  apple  apple



ジェイコブズ・ラダー    1990米 監督エイドリアン・ライン        80点

41ae7pnm9bl_sl160_

bookニューヨークの郵便局員であるジェイコブは最近夢と現実の区別がつかなくなるほど奇妙な出来事に遭遇していた。疾走する地下鉄に乗る得体の知れない人々。 掛かりつけの医者の死亡。自分を轢き殺そうとした車に乗る異様な人物。そしてベトナムの悪夢や幻覚までもが見え始め……。そんな時、ベトナム時代の戦友か ら電話がかかってくる……。

happy01この映画公開されて・・二十年以上たつのか・・当時二十代半ばだった私は カルト映画的なものも良く観ていた。若かったのね。(笑)エイドリアン・ライン監督の映画はどれも有名になったけれど本作が私的には一番 印象に残っている。改めて見直すとなかなかしつこいつくりではないか・・(笑)何度も戻ってはストーリーが書き換わって・・ラストでは走馬灯のような時間だった事がわかる。しつこい割には潔いではないか。ベトナム戦争批判に大きく傾いてはいないものの・・年月が流れても 変わらぬ昨今が訝しい。    

snow   snow   snow  

アリナミンを摂取しても効き目があがりません・・

やっぱり歳ですね・・

皆さん、お体に気をつけて下さいね。    

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年11月 | トップページ | 2015年1月 »