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わけ。

私が あつーい鉄板にソースをかけると魔法のように白い煙・・
言葉が理解できるくらいのどの子も さっきまで泣いてたのか瞳に涙が溜まってるどの赤ちゃんも その煙のゆくえを 宝石みたいにキラキラした目で追うのだ。
もしかしたら 大人には見えないものが見えてるみたいな・・
「ああ・・楽しいなあ・・」と思う。
母だから・・とは別に  ただ面白い映画を観た時みたいに楽しい。


店にはいろんな人が・・ 体や 心がちょっと不自由な人も来る。

体の不自由な方は 介護タクシーの運転手さんを車で待たせて一人でやってくる。
きっと楽しみにしていてくれたんだろうと思う。
店のスタッフは誰もが優しいお母さんだけど まだ歳が若いから・・きっと周りにそんな人はいないから どんな接客がベストなのか迷ってしまう。
私は 歳もとっていて 実母も 私の事が分からないくらいで その母が暮らすホームのおじいさんやおばあさんは 見るからに自由である。(笑)

だから そのお客さんとコミニュケートするのは 苦ではない。
「よろしかったら スープを何種類かお持ちしましょうか・・?」
「よろしかったら お肉を切って良いでしょうか・・?」
おせっかいかなあ・・お客様の気分を害していないかなあ・・と思いながらお顔を覗くと、不自由な人差し指と親指で  「オッケーサイン」・・
「ああ・・よかったなあ・・」と思う。

心の不自由な方は(こんな言い方間違っていたらすみません。) お母さんかな、施設の担当先生かな?と思われる人とやってくる。
ずっと ずっと 長々鉄道オタクの話をしていて  見た目はオタクそのもので (笑)少しだけ店のスタッフが困ってしまう。

私は歳もとっていて 似た親戚と遊んだ記憶や お子さんを持つお母さんと話した事があるから 苦ではない。
私が母ならきっと 普通にオーダーをさせたいなあ・・と思うだろうから 息子さん(生徒?)の目を見て ガチで話す。
話は行ったり 戻ったり 途中下車したりで 少し時間はかかるけど お母さん(先生?)と合間 合間にアイコンタクトをして完了。
お母さん(先生?)に 「本当にすみませんね。」と言われたけど 「彼が自信を持ってくれたら嬉しいなあ・」と思う。
「違う店で また頑張ってくれたらいいなあ。」と思う。

私は 間違いなく 癒されている。

偽善に聞こえるかもしれないけど 皆 同じ時間を生きていて成績やら 実績やら 立場でちょっと偉く思えたり 私は出来る なんて思うことは間違いだと思う。

私がやりがいみたいなものを感じさせていただいている。

色々なお客様がいらっしゃる。正直 嫌な感じの人もいる。

そして 私が苛まれる 理不尽な小さな職場の出来事。

それを差し引いても 価値のある時間に思えるから 辞めるのがおしいわけだ。


たくさんトレンチにお皿を積んで 歩いていると目線に入らない速さで 駆け出した小さなこども・・出会い頭、

「おっとお・・・」と体をくねらし回避。

お母さんが申し訳なさそうに「本当にすみません・・」と何度も頭を下げてくださった。

私はこころから ケガがなくって 良かった・・と思う。それだけだ。

自分の息子ほどのバイト君が「Aさん・・すごいっすね。よくトレンチ落とさなかったっすね。」

子供の安全だけは死守する本能。

「年の功ですよ。」と笑った。



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