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2014 9月 映画生活MEMO

きっと疲れている時は韓国映画なのでしょう・・(笑)

意識していたわけではないけれど・・一人韓流ブーム到来?であります。分かりやすいっすから。coldsweats01

職場では趣味思考の話って なかなか出ないものなんですね・・

日常的に好きな音楽や 映画や 本や 美術の話を多くしていた前の職場は もしかしたら珍しかったのだなあ・・思います。歳が近かったせいもあるのかなあ?

青臭い・・って言われそうだけど、少し淋しい気持ちの私です。

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白ゆき姫殺人事件    2014邦      監督中村 義洋       75点

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book日の出化粧品の美人社員・三木典子が何者かに惨殺される事件が起こり、典子と同期入社で地味な存在の女性・城野美姫に疑惑の目が向けられる。テレビのワイ ドショーは美姫の同僚や同級生、故郷の人々や家族を取材し、関係者たちの口からは美姫に関する驚くべき内容の証言が飛び交う。噂が噂を呼び、何が真実なの か多くの関係者たちは翻弄されていき……。

happy01人間を描く中村監督が 人間の裏を描く作家 湊かなえ氏の原作を映像化。いつもどおりのテンポの良さに引き込まれてゆく。ただ如何せん実社会のネット上の凄まじく下種な一面を知っているだけに それほどの驚きはなった私。
いつ、どこで誰が巻き込まれるか分からないという恐ろしさと 人は誰もが多面性でありそのどれもが真実である事・・色々ありますが ラスト近くずっと疎遠だった美姫と裕子が 幼い頃のように灯りでお互いの確認をするシーンこれが心に響く。そう、人はどんなに小さい灯りでも一つあれば強く生きてゆけるのだと思えた。
snail  snail  snail




神さまがくれた娘     2011インド  監督A・Lヴィジャイ       75点

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book クリシュナは6歳の知能しか持ち合わせていないが、周りの誰からも愛されていた。亡き妻との娘ニラーは5歳になり、学校 に通い始める。そんなある日、ニラーと学校の事務局長シュヴェータが親しくなる。その後シュヴェータは、ニラーの母が自分の姉である ことと、父親の知能のことを知り……。          

happy01こっ、 これはあのショーン・ペンとダコタ・ファニングの・・と思いきやそれからの長さといったら・・(汗)インド映画といえば、のミュージカル?と思いきや 突 然の法廷劇。盛りだくさん過ぎて少々疲れた後半。ラストは娘を思って手放す選択をするクシュリナ。ここできゅっと画が締まった気がしました。

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隣人    2012韓   監督キム・フィ              80点

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bookカンサン団地 202号の少女の死,そして10日の間隔で発生する連続殺人事件の犯人の糸口が見つからず,住人たちは,恐怖に震える。ピザ屋の店員は 事件発生日のたびにピザの出前を頼んでいる男が気になっている。かばん屋の店主は,死体が入れられたカバンと全く同一のカバンを買って行った男を疑い始める。殺人魔もまた,隣人たちの気配に感づき始めて・・・

happy01推理ミステリーでもなく ホラーでもない本作。どちらの特徴も織り交ぜてはあるが 殺人事件を中央にした それぞれの住民の揺れ動く内面が軸となっている。 ふむ、なかなか面白い。役者たちも達者だし カメラワークもハリウッドっぽい場面もチラホラと 若々しい。本作がデビューの監督との事 人も繊細に描かれていて好感度 高し。

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新しき世界    2013韓   監督ハン・ジウン          85点

 

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book韓国最大の犯罪組織に潜入捜査して8年がたつ警察官ジャソンは、自分と同じ中国系韓国人で組織のナンバー2であるチョン・チョンが自分に対して信頼を寄せ ていることを知り、組織を裏切っていることに複雑な思いを抱く。しかし、警察の上司カン課長の命令には従うしかなく、葛藤する日々を送っていたある日、組 織のリーダーが急死。後継者争いが起こる。カン課長はその機に乗じて組織の壊滅を狙った「新世界」作戦をジョンソンに命じるが……。

happy01い やあ・・・痛快である!間違いなく秀作!乱闘シーンや、拷問シーンもリアルで つべこべぬかさない潔さが気持ちよい!三人の主役級俳優人・・素晴らしいで す!特にイ・ジョンジェ・・久々に服を脱がずに本来の演技の上手さが際立ちます!服を脱ぐどころか、血のしみ一滴もつけず ビシッとしたスーツ姿・・本当 に格好よかったあ・・「ハウスメイド」で大笑いしてしまった事を謝ります。(笑) ヤクザ映画はちょっと切ないのが良い。映画らしい映画です。

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情事  An Affair     1998韓   監督 イ・ジョエン           75点

 

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bookソヒョンは建築家の夫と十歳の息子がいる平凡な主婦。米国在住で仕事が忙しい思うとの結婚準備のため、妹の婚約者ウインと会う。始めた会った時から互いに好意を持ち合い出会いを繰り返しながら、それは愛に陥ってゆく・・

happy01勝手にイ・ジョンジェ祭り開催!何 から何まで美しい映画。 場面によって一旦ライトが落ちるような演出や カメラワークの横や後ろに 視線を外した登場人物を置く御洒落さ・・(笑)一番好 きなシーンは 道を挟んで歩いていた2人・・いきなり姿を隠すウイン。慌てているソヒョンを物陰から笑って見つめるウィン・・繰り返されるセックスシーン より 小さな愛を感じるエピソードが良い。

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最後の晩餐     2013中韓合   監督 オ・ギファン     75点       

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book 陶芸家を目指す女性チャオチャオと、その恋人で3つ星シェフを目指すリー・シン。2人は永遠に続くと思われた幸せな日々を過ごしていたが、夢をかなえるた めに別れ、5年後に再会することを約束する。チャオチャオは上海で、リーは北京で、それぞれ陶芸家と料理人として修行にはげみ、5年の月日が流れる。そし て約束の日、チャオチャオのもとにリーから一本の電話がかかってくるが……。

happy01コ テコテの韓流なのですが 何故か泣かされてしまうのですね。こんな純愛あるわけないよ。と思いながら・・でも、あったら良いなあ・・ときっとどこかで思っ ていて だからこの魔法にかかるのかもしれない。(笑) 幸せの直後には病気や 事故の悲劇が待っていて・・だからこその美しい恋愛は セオリーかもしれ ません 。
ラブコメと純愛、二本見たようなお得感のある本作である。  

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昼顔   1967仏   監督 ルイス·ブニュエル               70点

 

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book外科医ピエールの妻である淑女セヴリーヌは、幼い頃からくすぶっていた内心の情欲に勝てず、昼間だけの娼婦となった。娼館 の女主人のアナイスに「昼顔」と名づけられ、昼と夜でまったく別の顔を持ちながらも内心充実した日々を送るセヴリーヌ。だが、やがて彼女は罪悪感にさいな まれはじめ、さらにマルセルという粗野な男が彼女につきまとってくる。

happy01お 人形のように無表情なドヌーブ、落ち着きはらった24歳である。あっぱれ。(笑)最近流行ったドラマで本作の事を「悪い事をした女が罰を受ける話よ」と紹 介してたけど・・これはドMのセブリーヌが魂ごと開放される話である。例え夫が下半身不随になろうと ムチで叩かれようと 情夫が殺されようと 彼女自体 は心身ともに軽やかに見える。その無機質な彼女の顔が嫌らしさを感じさせない・・演技が下手でも唯一無二の作品といえるのである。

 

sun  sun  sun

ところで、

急に思い立って 古き良き名作をもう一度見返してみたい。という事があります。

意外にも大きなレンタル店にさえない場合多いですねー。

こんな時、田舎・・という所をちょっぴり残念に思います。 都会では さほど苦労なく真夜中でも マニアックなものが手に入ったからです。

もちろんネット、という手はありますが 歩いて 探して、という過程が好きです。

青臭い・・って言われそうだけど・・(笑)

 


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コメント

韓国映画はあまりというか殆ど観ていないのですが、
遅まきながら再放送された韓流ドラマ「太陽を抱く月」を観ました。
悪人と善人の対比が、日本ではあり得ない程くっきりはっきりしていて
その判りやすさがお伽噺の様でむしろ新鮮でした。
チャングムと似たような感じで、つい続けて見てしまったのは
この二作以外、残念ながら数えるほどもない・・・です;

以前は洋画のパクリ的なものも多かったので、途中でやめてしまうことも多かったのですが
近頃はその逆にハリウッドが韓国作品をリメイクすることもあるくらいだし、
苦手だったコテコテ系ではなく洗練された作品も作られるようになったのは
私たち映画好きとしては嬉しい変化ですね。

フジ系ドラマの「昼顔」
私も宣伝に吊られて観ていましたが、何となく観ていたせいか
そのセリフはぼんやりしか覚えていませんでした。
リカコが言ったものなら
「所詮、どれだけ美しく表現しようと不倫なんてそんなものよ」というちょっと自虐的な意味ともとれますね。
その夫が言ったものなら
「女を人間としてではなく、持ち物のように扱う底の浅い男」が
映画を観た時の感想ってそんなものかな・・という感じでしょうか(笑)

でも仰るように昔見た限りではドヌーブが無表情だったのも否めませんね。
それが主人公の心の内に潜む虚しさを表現する演技だったとしたらスゴイ名演技(笑)
でも観る側の印象に残ったのは逆にこのせいだったかもしれませんね。

上戸彩ちゃん・・セリフの言い回しが子供っぽいというか
ヤンキー(死語?)っぽくて軽すぎて、ちょっとこちらの演技には「うーん」と・・。
もう少し、退屈で寂しい日常を送る気持ちが彼女の演技に表れていたらな・・と感じました。
一体彼女のどこに真面目な先生が恋したのか、首を傾げるほどに疑問・・・でした;

ドラマ的には吉瀬美智子さんの上品なセクシーさを見せたかったのでしょうね。
これは当時のドヌーブの美しさを堪能した御仁と同様、それ自体は観る側は満足だった?かもですね(笑)

さて、私も職場では趣味思考の話ができないのは同じです~。
何故でしょう?時代なのかな?
先日就業時間後、休憩室に居残りして愚痴を言い合ったことはあるのですが
専ら聞き役でした;

投稿: wildrose | 2014年10月 1日 (水) 10時24分

東京の西の方も、新作以下どんどん消化されて行き、韓流コーナーは充実しているように見えますが(ごめんなさい。韓流分かりません。)名作なるものは見当たりません。
「白ゆき姫殺人事件」は原作を読なで週刊誌記事やネット環境が巻末にあり、「ああ、これはこのまま映画化されるときっとそうなるだろう…。」と思える作品でしたね。映画を観た高三男子の感想をもとに類推しました。
レンタルショップの割引券なども、使わないまま期限が過ぎてしまいました。
ブログ楽しみに読み逃げさせていただいております。

投稿: 縫い工房 | 2014年10月 3日 (金) 10時20分

ご無沙汰です。
韓国映画フェアだったそうで、しかもなかなかの秀作ぞろいで見応えがあったのでは。
今でも僕はやはり韓国映画が気になりますね。(ホントは韓流が大好きなのかも)
映画に対する取り組み方が日本より半端じゃないように思います。惹かれます。

「最後の晩餐」を見て号泣しない人がどれほどいるのか、僕の場合は客席の周りに人がいなかったので思い切り泣けました。直球純愛ですね。こんなのを日本映画がやったら大変なことになります。

イ・ジョンジェも若いときからよく見ていますが、この「新しき世界」で復活した感じです。
古くは「イルマーレ」がよかった。(これを言うのが恥ずかしく、みなさん、え!!とおっしゃいます。)
この映画ではDVDを二枚(韓国版、日本版)、CD版を一枚、あまり買わないパンフを一冊、当時夢中になりました。号泣することを知ってしまった映画でした。(当時僕も若かったんですね。)

それでは、また。

投稿: セント | 2014年10月 4日 (土) 22時28分

wildrose様
お忙しいのに コメントありがとうございます。
ゆっくりと 楽しくレスしたくて 休日まで待ってしまいました。
遅くなってしまってすみません。

韓国映画って 実は 韓流ドラマがブームになる前から好きだったんですよね。ドラマのドラマチックな印象とは 違って 儒教の国独特の雰囲気に魅せられ 日本では隠した方が 品が良い感情が どろッと露骨で(笑) 本当のところ 裸んぼうになったら 人間の真実をついてるのは漢民族の方なのかな?なんて感じてました。
私的に好きな韓国人監督は 揃いも揃ってこの数年、ハリウッドデビューしていますが あの 暗く陰湿な感じが薄まってしまってちょっと残念です。
中国も韓国も 日本との関係は微妙ですが 良いものは良い。という事だけは確かですねー。

さて、「昼顔」。私も何となくドラマ観てしまいました。(笑)斉藤匠さんが映画好きという事もあって、コラムなんかを読んでいたので・・
上戸サン演じるさわちゃんは もう少し大人のイメージが良かったかな?と感じました。
私も あの先生が 好きになろうはずのないタイプの女性だなあ・・とずっと感じていて・・
何かしらのシンパシーは感じたのでしょうか?

でも物語のラストは なかなか良かったんじゃないかと思います。
きちんと決着も着いていましたしね。。
それにしても・・世の中の主婦って あんなにエネルギーあるんですかね。(笑)
私なんてスッカ、スッカだから・・

ドヌーブの「昼顔」は ちょっとテーマが違っててまったくの別物でしたが・・
日々に満たされないというよりは 彼女の「性」みたいなものでしたから・・
改めてみるとドヌーブ美しかったです。
あのふてぶてしい感じは 今も昔も変わらないんですねー。(笑)

お仕事 忙しそうですが 日々こぴっと頑張って下さいね。
私も 凹んでばかりですが、焦らずやってます。

ふうちゃんかわいい!!

投稿: 森おばさん | 2014年10月11日 (土) 13時05分

縫い工房様
こんにちは!
私の方も しょっちゅうそちらに寄らせていただいています。精力的にお仕事されて しかも 皆さん喜んでいる様子で やりがいのあるお仕事ですねー。好きな事がお仕事・・というのは素敵ですね。きっと大変な事もおありかと思いますが・・
いつも楽しみに作品を見ております。

韓流・・そういえばレンタルコーナーのスペースが徐々に増えてますかね。
ひとつのドラマでも長いですからねー。(笑)
テレビドラマの方は もう私の知らない俳優さんばかりでご無沙汰です。
映画もここのところ 本や監督が海外流失してばかりで不調だったのですが、久々に若い世代の監督さんの実力!驚きました。名作といわれるものでも ハリウッドのような大きな作品は少ないですが漂うような心の機微を描いたものははずれがないですよ。ぜひお試しあれ。

「白雪姫・・」は私もほぼ原作に忠実なイメージを受けました。湊作品は読み出すとすぐ読み終えてしまうので テンポが良く映画むきかもしれませんね・・
ただ 内容が過激なようで ラストに向けての緊迫感はあるのですが 意外に犯人や動機が「?」というか・・ちょっと期待はずれなところがあるのですが・・と言いつつほぼ読んでますかね。(笑)
今のところ「告白」を越える作品は原作、映画ともにないですかね・・新ドラマも書き下ろしのようですが・・

また台風が やってきますね。
くれぐれもお気をつけて。

投稿: 森おばさん | 2014年10月11日 (土) 14時34分

セント様
そちらはそろそろ暴風域でしょうか・・?
こちらは秋晴れ、今日の秋祭りも良い環境で出来そうです。息子がおみこしを楽しみにしてます。
ご無沙汰しております。
お元気そうで 嬉しいです。

「イルマーレ」お好きなんですね。私は驚きませんよ。セントさんらしいなあ・・と生意気にも感じます。(笑)
会えない・・というのが切ない。
セントさんのお好きな ジヒョンサンも出てますしね。happy01
イ・ジョンジェの出演作の中では 私も「イルマーレ」が一番好きです。「純愛譜」の痛い男を演じた時・・この役者さん。良いなあ。と確信しましたが・・
あれから十数年・・長かったですね。(笑)個人的には脱がない方が数倍良いんですけどね。
肉体も見せたいんですよね。きっと。(汗)

私もきっと韓流好きなのだと思います。多くの人が指すそれよりは実は幅のある分野ですけどね。
古くは「春の日は過ぎゆく」なんて今でも好きだし、ギドクも生理的に大好きだし。(笑)
「新しき世界」を観たら このカテゴリーに強い邦画もリードされてしまったかな・・と感じたほどです。
そちらのブログにはいつも寄らせていただいてます。強みのパスポートを手にますます 素敵なレビューを楽しみにしております。

投稿: 森おばさん | 2014年10月12日 (日) 09時24分

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