« 震災 三年。 | トップページ | てしごと。まとめ。ミニ19 »

2014 3月 映画生活MEMO

桜の蕾も膨らんできました。 あちらこちらで開花のニュースが聞かれる今日この頃。

 

 

我が家は 新学期前の長めの春休みに突入しています。

 

寝坊をする子供たちを羨ましく横目で見ながら 五時半起きのわたくし。

 

それでも 進行する朝の訪れに、暖かさに じんわりと四季の移り変わりを感じ ほっこりしています。

 

cherryblossom     cherryblossom    cherryblossom

 

天使の処刑人 バイオレット&デイジー 

2011米 監督ジェフリー・フレッチャー                     85点

346424view002    346424view001

book10代のバイオレットとデイジーは、ニューヨークでプロの殺し屋として簡単な仕事のみオファーを受け て、日々過ごしていた。ある日、彼女たちのもとに仲間のラスから報酬アップの簡単な仕事の依頼が舞い込んでくる。いったん断ったもの の、二人は条件の良さにつられて引き受けることに。そして、標的のアパートに潜入し……。                

happy02「プレシャス」の脚本家 初監督作品はなんとも愛らしい少女2人の物語である。ガーリーでありながら センスの良い写真集から切り取られたような画と音楽のテンポの良さでリアリティのない設定なのにすんなり二人を受け入れる準備が完了。死にたがる男の出現により、 彼女達の過去を想像させ 知らない間に愛着さえ満ち溢れる始末。出会うはずのない少女とおじさん・・ラストはこれ以外ないものだったが 切なく 涙した。予想外の秀作!

sun     sun    sun



サイド・エフェクト  2013米  監督スティーブン・ソダーバーグ        75点

 

Main_large   Se_ss8_large

book金 融マンであった夫マーティンが違法株取引で逮捕されたのを機に、以前に患ったうつ病を再発させてしまったエミリーは、交通事故や自殺未遂を引き起こすよう に。診察にあたる精神科医バンクスは、かつて彼女を診ていたシーバート博士に相談。エミリーが抱える症状の詳細を聞き出し、彼女の了承も得て抗鬱剤の新薬 アブリクサを投与する。症状が快方に向かっていたあ る日、マーティンがナイフで刺されるという事件が起き……。    

wink  ソダーバーグ最後の作品らしい。「セックスと嘘とビデオテープ」からはや25年。私的にセンセーショナルな作品だったので その後の巧みな作品はさすが! と思いこそすれ静観するスタンスであった。で、本作。薬剤界を切るような社会派映画と思いきや 割と安易な動機(生活水準を下げたくない)からの 尋常 じゃない難しい演技をし続ける女たちの話で 期待膨らむラストが 若干空振り気味であった。  やはりストーリーの展開や 登場人物の心情の色の使い方な ど唸るところ多いのだが もうひとつ芯を付くような演出がほしいところ・・ ウィノナライダーフェイドアウト後の守ってあげたい女性no1ルーニー・マーラ・・上手い! ゼダ・ジョーンズは ますます迫力増し。(笑)

 

 

club      club      club



モリー先生との火曜日   1999米テレビ   監督ミック・ジャクソン    80点

2012010315044046c  20120103150440dbe

book スポーツジャーナリストとして多忙を極めるミッチ。ある朝、大学時代の恩師 モリーがALSに侵され余命少ない事を知る。 十六年ぶりに緊張しつつ彼を訪ね るが 変わらない恩師の様子に救われ 癒される自分を感じる。最初は、時間的に難しいと感じていた彼だが 恩師との最期の時間が何より大切なものとなって ゆく。毎週火曜日、人生にとって大切な授業が始まる。

bleah テレビ映画という事で 分かりやすく 万人に訴える事間違いなしの正統派な作品であった。モリー先生の 死を近くに感じながら発する言葉は 実話ゆえの言葉 の重さがあり、且つ優しさ、時にロマンティックである。どんなに離れていても 時間がたっても昔と変わらず迎えてくれる恩師・・皆の理想だ。ジャック・レ モンの遺作。素晴らしい演技でした。

 

note     note     note


八日目  1996仏  監督ジャコ・ヴァン・ドルマル              80点

41ltguaolzl

book 会社員アリーは妻と娘に家出され、一人イライラと車を飛ばしていた。が、犬を撥ねてしまい、その飼い主のジョルジュを同乗させることに。ジョルジュはダウ ン症の青年で、施設から逃げ出し、母親に会いに行くところだった。母親の元に向かう二人。だがたどり着くと、母親は数年前に亡くなっていた。アリーはジョ ルジュを連れて、施設までの旅に出る……。

cloud当 時、話題の作品だったと思う。 ダウン症の青年が主人公の一人という事で 何となく正しく観たいという気持ちが先立ち見逃してしまった。そんな気負った境 界線のようなものが全く感じられない男同士の友情が描かれた良い作品だったと思う。人生にとって何が大切か教訓めいた言葉はないけれど 気難しいアリーが  ジョルジュの前では子供のようで、立派な大人でいなくてもいいじゃない・・と思わせてくれる。優しい作品。

note     note      note



トランス       2013英、米  監督 ダニー・ボイル     70点

346268view006  346268view001

bookアート競売人のサイモンはギャング一味と協力し、オークション会場から40億円の名画を盗み出すことに成功する。しかし計画外 の動きを見せた彼はギャングのリーダーに暴行され、それが原因で絵画の隠し場所の記憶をなくしてしまう。リーダーは絵画のありか を聞き出すため、催眠療法士を雇う。 

bearing話 が入り組んで あと少しで何らかの結論がでそう・・というところで次の場面へと移るため もやもやとした気持ちを引きずらなければならない。ラストへ向け て次々と謎が解かれるが それは 催眠療法が 完全に人の記憶を操作できる事が前提で 無理があると感じる。何より催眠療法師?の彼女が 最終的に私欲に 走るなんて・・ちょっと共感できない。

note   note      note 



地獄でなぜ悪い       2013邦  監督 園 子温         80点

Jigoku03_large  03_2o2c0491s_large

book激しく対立するヤクザの武藤と池上。そんな中、武藤は娘であるミツコの映画デビューを実現させるべく、自らプロデューサーと なってミツコ主演作の製作に乗り出すことに。あるきっかけで映画監督に間違えられた公次のもとで撮影が始まるが、困り果てた彼は映画マニアの平 田に演出の代理を頼み込む。

happy02いやあ!笑った笑った!「死ぬまで 狂った様に映画を撮って何が悪い」という監督の若き頃の願望が伝わる。前作までの死と表裏一体の暗さが明るさ、ばかばかしさに差し代わり 映画通がこぞって評価していた作風をまんまと裏切って見せた。インディーズ作品にみられる詰まった思い込み、私は愛します。(笑) それを豪華なキャストとお金をかけて作った贅沢なドタバタ劇である。どんどん裏切ってほしい。 賛否が分かれてこそ 園子温!

cherry      cherry      cherry

しあわせの帰る場所      2008米    監督デニス・リー      80点

 

Intro_img    Story_img

book厳格な父チャールズに幼少時から反発心を募らせてきた小説家マイケルは、家族の集まりで17年ぶりに帰郷することに。ところがその途中、思わぬ事故で母リ サが亡くなってしまう。優しかった母を失ったことで、マイケルと父の確執はますます深まっていく。そんな矢先、マイケルは遺品整理の途中で母の意外な秘密 を知る。

happy01愛情があっても 上手く表現する事ができない父。当然、子供は不安定、困惑 そして憎しみとともに成長。また親といえどもいつも平常心で子供を正しい道に導く事は難しい。 ウィレム・デフォー演じる父は人間的に未熟な部分が多い。世間的な評価をいつも気にしているような小心者である。それでも自覚はあって 献身的な妻への感謝と失う事の大きさも感じている。いうなればどこにでもいる人だ。レイノルズ演じるマイケルは そんな父を疎ましく思っているのだが反面強く求めている。彼らを繋ぐ唯一の母の存在が亡くなった時 もう一度 その絆を見つめ直すのである。 辛い時も多かった。それでも いつの日も家族だった。家族とは過ごした時間である。お互いを許し またそれぞれの場所へ・・思いがけず秀作でした!

club      club      club

ポルトガル、ここに誕生す。 ギマランイス歴史地区    2013 ポルトガル

監督 アキ・カウリスマキ   ヴィクトル・エリセ  他    

E1378861157123_3  E1378861157123_1

book アキ・カウリスマキ監督が孤独な男を描いた喜劇「バーテンダー」、ペドロ・コスタ監督によるアフリカ移民と亡霊の会話劇「スウィート・エクソシスト」、ビクトル・エリセ監督による繊維工場跡地のドキュメンタリー「割れたガラス」、マノエル・ド・オリヴェイラ監督による痛快な掌編『征服者、征服さる』の4作品から構成

happy01「ミツバチの囁き」は 私の生涯ベストに入る大好きな作品。十年に一本しか撮らないエリセ監督の最新作。期待は膨らむ。が、今回は企画モノのドキュメンタリー作品という事でそれを満たす物ではなかった。ただ監督の人間を惚れ惚れするほど美しく撮る才能や 陽の光、背景のセンスなどは変わらず 出来るだけ早くに長編を撮ってもらえたらなあ・・とまたまた期待は膨らむ。カウリスマキってどんな監督?と聞かれたらこの一本で半分位はわかると思う。プロモーション映画みたいな?(笑)今回も色彩の美しさに和みます。コスタ監督、ごめんなさい。よく分かりませんでした。(笑)斬新です。オリヴィイラ監督のユーモアには笑いました。

note     note          note

近くに 気のきいた遊び場所がなく 休み中は何かと 本屋と図書館に出向いています。

付録つきの雑誌の増えた事!! 大人も子供も付録は大好きですね。

残念なのは その分 活字が減ってしまう事です。(笑)

私も付録につられ購入したものの パラッと読んで処分してしまう事が大半です。

もぅお腹いっぱい!っていう位のよみ応えのある雑誌・・誰か作ってくれないでしょうかねー。

 

 

Bjftj0nciaa1agy

何一つ あってないじゃないかあああ。(笑)

|

« 震災 三年。 | トップページ | てしごと。まとめ。ミニ19 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

見事だ!見事過ぎるよ、ディオール!!
いやぁ~、笑った笑った。
夫にも見せて、大爆笑でしたぁ。
辛いとき、悲しいとき、人生を投げ出したいとき、
これを見ればバカバカしくなって、また笑顔で
歩き出せそうです!

これって、おうちにあったものでしょうか?
それとも、この手の情報にお強い、ご主人様の
ご提供?
この系統に詳しい、山田五郎氏にコメントを
いただきたいですねぇ~。
以前の山田氏情報で、東南アジアの日本食店の
メニューにあったという「黒りか白りやきそば」
ってもにも、激しくそそられましたっけ。
とにかく、楽しい情報をありがとうございました!

投稿: みなあん | 2014年4月 6日 (日) 02時30分

みなあん様
お察しのとおり・・主人情報です。(笑)
この手の情報を収集する事は彼のライフワークですね。vowの時代から変わらないですねー。

でも、煮詰まった時も笑っちゃうから 人間って何とかやっていけるんですよね。

ところで、フィギュア・・各地でショーが開かれているようですね。
ニュースで流れると、 大抵 王子と真央ちゃんがメインなので、息子は納得出来ないようです。(笑)
Pちゃんも 一瞬映されていましたが 来日は複雑な心境でしょうねー。

オフシーズンは若干 淋しい気持ちですが 週末、息子と近くのNHKで 本田武史さんの講座を受ける予定です。(彼は郡山出身なんですよねー。)何を学ぶんだ?(笑)

また ご報告しますhappy01

桜が もう、ぱんぱんでそろそろ開花です。

投稿: 森おばさん | 2014年4月10日 (木) 17時08分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1386686/55396283

この記事へのトラックバック一覧です: 2014 3月 映画生活MEMO:

« 震災 三年。 | トップページ | てしごと。まとめ。ミニ19 »