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2013 8月 映画生活MEMO

九月に入り朝晩の気温にちょっぴり秋を感じるようになった。
それにしても 暑い 暑い夏だった。
体がふわふわと 気持ちと密着していないような感覚であった。

昔ある人に、「年齢を重ねると 夏を基準に一年がまわるよ。」と言われた事を思い出す。
その人によれば しんどい季節さえも生きてこそ、と思えるようになるという・・

・・歳を重ねました。(笑) 私はやっぱり夏は苦手だ。でも 人それぞれと分かるのも歳を重ねてこそである。

ある人は今でも 夏を感慨深く過ごしておられるだろうか・・
元気にしているだろうか・・

映画は そんな危うい猛暑中も 体と気持ちを上手くあわせてくれたように思う。


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ムーンライズ・キングダム    2012米  監督 ウェス・アンダーソン   80点

 

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book1965年、アメリカのニューイングランド沖に浮かぶニューペンザンス島。12歳のスージーは、海沿いの大きな屋敷で暮らしてい た。趣味は本を読んで自分だけの世界に浸ることと双眼鏡での観察。 1年前、ボーイスカウトの活動で劇を観に行ったサムと、惹かれ合い文通を開始。1年にわたる手紙のやりとりを通して密かに駆け落ちの計画を練っていた…。

happy01ウェス・アンダーソンの世界が好きなら 隅々までいきとどいた美しさに大満足するだろう。ストーリーはいつもどおり(笑)しょうもない家族が健気に日々を突き進む。である。冒頭から絵本をめくる様なワクワクとした気持ちと きわどいのに思わず笑ってしまうユーモアが詰め込まれ目が離せなくなる。 受け止められないような不幸も 考え方次第でこんな愛らしい作品になるのですね。主演の2人・・大物俳優人・・どちらも互角に演じきっていました。

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アルバート氏の人生   2011アイルランド 監督ロドリゴ・ガルシア   75点

 

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book19世紀のアイルランド。モリソンズホテルでウェイターとして働くアルバートは、人付き合いを避けてひっそりと暮らしていた。彼は 長年、誰にも言えない秘密を隠していた。それは、貧しく孤独な生活から逃れるために、女性でありながら男性として生きてきたということだった。。。

weep性別を偽り男として生きたアルバートが 同じように男として生きるジョシューと出会い 人として豊かに生きるという新たな世界へ踏み出す。それにしてもあっけない死といい、長年 全てを捧げ貯めこんだお金の使い道といい 客観的にみれば なんと悲しい事か・・

それでも 人生の終焉数ヶ月(?)が彼にとって 最高の日々だった事に間違いはない。

当時を一人 何とかして生き抜く・・という鎧は 現代に生きる私には 到底想像出来ぬほど重いのだろう。客観性がどうあれ・・ ジョシューとであってからのアルバートの表情は幸福に満ちている。グレンクローズ、渾身の1作である。

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横道 世之介       2012邦   監督 沖田 修一           80点

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book  長崎県の港町で生まれ育った横道世之介は、大学に進むために東京へと向かう。周囲の人間を引き付ける魅力を持ち、頼まれたことは何でも引き受 けてしまう性格である世之介は、祥子から一方的に好かれてしまう。しかし彼は、年上で魅力的な千春にぞっこんで……。    

happy02 何とも爽快な青春映画である。世之介の 皆から好かれる人柄は まさに天から授けられたもので 後に母親までもが 我が子への愛情とは別に 彼に出会えた 事の軌跡に感謝している。 とはいえ、あくまでも偶像としては描かれずどこにでもいそうな平凡な男性であり 学生時代の良い時間を共にしていた友人たちも  皆 疎遠になっている。だからこそあの時代がより輝いて映るのである。 せつない。 いつでも会えると思っていた。だから会わなかった。でももう二度と 会えない・・  記憶の中の彼はいつも笑っている。 そんな友人が私にもいる。

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世界ににひとつのプレイブック  2012米  監督デビット・O・ラッセル  70点                   

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book妻の浮気が原因で心のバランスを崩したパットは、仕事も家も失い、両親とともに実家暮らし。いつか妻とよりを戻そうと奮闘していたある日、事故で夫を亡く して心に傷を抱えた女性ティファニーに出会う。愛らしい容姿とは裏腹に、過激な発言と突飛な行動を繰り返すティファニーに振り回されるパットだった が……。

despair評 価の高い作品のようである。 主演2人が精神のバランスを崩している事以外はラブコメである。 その唯一の特別事項が軽く描かれすぎて 絵空事にしかみえ ない。おかしくなるほど妻を愛していたのに こんな短期間でいつのまにか常人のイケメンに生まれ変わった。うっそー。 ジェニファーローレンス・・若い時 から肝が据わった少女だったが老いが早すぎる。(笑) 彼女ホラーをやったら絶対怖い!私的に確信している。

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すーちゃん まいちゃん さわこさん 2012邦 監督 御法川  修   80点

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bookすーちゃん、まいちゃん、さわ子さんの3人は、かつてのバイト仲間で、10数年たった今でも友情が続いている。料理好きでカフェに勤務するすーちゃんは最 近、職場のマネージャーが気になる。一方OA機器メーカーに務めるまいちゃんは不毛な恋愛が継続中。WEBデザイナーのさわ子さんは、母と2人で祖母の 介護に追われている日々を送っていた。              

happy01不 覚にもちょいと涙してしまった。 不器用ながら 精一杯頑張っていた独身時代を思い出してしまった。完全なる女性目線映画。(笑 )登場する女性は皆けな げ。 男性は皆 駄目おとこ。分かっていても引っかかってる。(笑)「かもめ食堂」のスタイリスト堀越絹江氏・・少しずつ垢抜けてゆくヒロインたちを演出 していた。幾つになっても 女ときたら このガーリーテイストに心躍る。 後数年・・彼女達の踏ん張りどころは続くのです。

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リアリティ    2012仏 伊     監督  マッテオ・ガローネ  70点

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bookナポリで魚屋を営む陽 気な男 ルチャーノは、ショッピングモールで開催されていたTVのリアリティ番組のオーディションに挑戦してみることに。オーディションの内容に手応えを 感じてすっかりその気になってしまったルチャーノは、自分の成功を信じるあまり、夢と現実の区別がつかなくなっていく・・・

coldsweats01画像の色合い・・まさにおとぎ話のようで美しい。おとぎ話の中のリアリティ番組で壊れてゆく男の話である。 何人かの男女を一軒の家に住まわせ巻き起こるドラマを鑑賞する。日本でも 最近見られるようになった。私はこの手の番組は実はとても苦手。面白いようにドロドロが巻き起こり嫌気がさす。作為的だ。本作の主人公は 入り口にも到達できぬまま真実が判断できなくなる。もぅ一ひねりブラックなオチがつくのかと思っていたけれど ラストまで男は ある意味幸せであったように思う。本当の幸せなんて 人それぞれだ。と、思わされてしまう罠にはまった私。

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白いバラが散って ピンクのバラが咲いています。

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