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いっすん先の・・・

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末息子のトマトが赤くなり始めました。






ゲリラ豪雨という言葉が すっかり定着した。
ここ数年・・日本はすっかり亜熱帯地方である。
幼い頃の思い出に登場する 雨の情景は 入道雲・・ 突然の夕立・・ そして夕涼み・・

そんなやんわりとした夏の 仄かにさみしい空気は 感じられなくなっている。

燦燦とした気持ちの良い日よりも 断然、薄暗い雨の音が響く光景を愛する私としては 何か忘れ物をしてきた気持ちになる。

一昨日夜・・
どうしても夜に 車を走らせなくてはならず そのいっすん先の闇・・ならぬ雨に遭遇する。

出掛けから その雨音は 存在を主張してはいた。でも・・「そのうち 弱まるよ。」((願) 「局地的雨だから・・」(願)と たかをくくりまくってハンドルを握る。
何故か・・こういう場面では 根拠なく突き進んできた私には 結果 こうして命ある今をもってして 動物のカンがあるんじゃないかと思ったりしている。

バイパスを登ると 路面は滝のようで もはや視界はない。
強く念じれば 怖い状況から救われる。という勝手な思いは 風前の灯火よりあっけなく 雨に流されていく。「十三人の刺客」で一番最初に切られた人みたいに・・

排水溝からはお祭り騒ぎのように 水が吹き出て 注意深く道を選んでも もはや わが愛車は水陸両用車のような状態だ。
20年近く乗っている車に もっと慎重な人間がパートナーだったら 違った運命があったのかも・・と申し訳なく思う。
この車を含め・・私の周りのモノや人間は とても寡黙で頑張り屋だ。
本当にごめんなさい。

尋常じゃない豪雨の末路は いつも通っている小さなトンネル。

僅か数メートルに迫るソコは 子供が数人泳げるくらいに浸水していた。
「こ・・これは・・さすがに 突き進んだら死ぬかも・・」水かさはぐんぐん増している。

こっ・・これはいつかニュースで見た あれでしょう・・

雨でよく見えないバックミラーに数台車が並んでいる。
「ユーターンしてもクラクションならさないでね。」と念じながら水陸両用車は 何とか方向変換。
後者のドライバーがキレル若者じゃなくて良かった。今 怒鳴られたら 挙動不審になってしまうかもしれない。車と一緒に目も泳いでしまいそう・・・結構追い込まれた感が・・(笑)



不思議に思えたのは 雨音しか聞こえない事って 静寂なんだなあ・・という事。

静寂の中では 悪い頭も少しは冴えるのだなあ・・という事。

そして私は やっぱりついているかも・・という事だ。

いっすん先は 本当に何があるか分からない。
理不尽な事、 不条理な事、 努力しても報われない事。 孤独や不幸もとなりに待機している。
でも、 何とかここにいる事は かなりかなり、、ラッキーな事なのである。


雨に叩きつけられて ようやく花をつけた薔薇が丸坊主になった。
「可愛そうに・・」と思ったが 雨をたくさん含んで 枝葉はキラキラと緑色で、俄然やる気を出しているように見える。

「残念・・」と植物が落ち込むとは思えないけど・・怖い思い、痛い思いを繰り返し ラッキーに繋がるのかもしれない。

 

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夏祭りの太鼓・・今年は男組み三人。 長女17歳になりました。青春。          

 

 

 

     

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

お嬢さん、お誕生日おめでとうございます。
きらきらネイル・・・・ジェルかな?
流石夏休みの女子高校生はおしゃれですね(*^_^*)
それにしても、森おばさん、危ないところでしたね。
ゲリラ豪雨、局地的に降るので、状況が読めなくて怖いです。
ご無事で何より・・・・とっさの判断力に拍手!

投稿: 縫い工房 | 2013年8月12日 (月) 06時46分

お暑うございます。いかがお過ごしですか?
まさに生死を争う一瞬だったのではないでしょうか。でも本当に良かったです。

9年ほど前に私も一年だけですが、福島に住んでいました。よく駅前の「フォーラム」に行っておりました。一日で5本見たのも僕の映画人生、最多記録です。朝から家を出て帰ってきたら午後10時を越えていました。
あの時は心身とも充実してたんですね。今では2本がやっとです。
山の姿と言い、人間の素晴らしさと言い、今でも福島は僕の第二の故郷です。
また来させていただきます。

投稿: セント | 2013年8月14日 (水) 15時59分

危機一髪でしたねぇ~。
強引にでも、戻って正解だったと思います。
私も数年前に鹿沼市で起きた水没事故に衝撃を受け、
緊急脱出用のハンマーを買って夫に渡しました。
備えあれば..ってことで、年々衰える
「動物のカン」を、道具で補おうという魂胆ですね。
それにしても「車と一緒に目も泳ぐ」って、
うますぎますってば!

長女さん17歳、おめでとうございます。
お子様たちがそれぞれに、忙しく楽しい夏休みを
過ごされますように!!

投稿: みなあん | 2013年8月17日 (土) 01時59分

縫い工房さま

そちらも 豪雨被害が時々あるようですね。
確か・・数日前都内も雷のため電車がとまったとか・・・
東京は 自然災害の対策は 想定外なのか雪などの時も大幅に時刻表がくるいますねー。
場所が 少しでも限定できれば対策もとれるのでしょうが・・
どんなに 人の技術が進歩しても 天狗になってはいけないと 大きな力で釘をさされているような気持ちになります。
夏休みも後半ですね・・宿題の消化に追われそうな?気配を感じているのは 私だけでしょうか・・(笑)
こちらは そちらより一週間ほど早く二学期が始まります・・。
暑さは衰えない様子ですが、どうぞお体に気をつけて。 

投稿: 森おばさん | 2013年8月18日 (日) 11時55分

セント様
お立ち寄り下さり嬉しゅうございます。
実は 私、お盆休みは 大阪で過ごしていました。
暑い事は覚悟のうえでしたが 体温越えには少々驚きました。(笑)
今年は 高校野球真っ最中の甲子園球場を阪神電車にのりながら・・
京都を目指し阪急電車に・・どちらも初めての経験だったので 何だか子供気分で外の景色を眺めていました。

福島で過ごされた事があるのですね・・
ますます 親近感をもってしまいました。(申し訳ありません。)
私も・・もし仕事で福島に住む事になったらひたすら 映画を梯子したかもしれません。(笑)
それ以外・・娯楽場がこれといってないけれど、(汗) あったとしてもやはり映画をたくさん観たいです。
お仕事で 別の地に暮らされた経験があるからなのか 「大阪の人」というイメージ(私の勝手な妄想ですが 笑)がセントさんにはあまりないのですよね。
関西弁もきっと優しく聞こえるのでは・・(笑)

私も 福島に来た時まず山の姿が印象的でした。それと ちょっぴりグレーがかって見える町ですかね。
時や距離を隔て 同じ物を見る事に不思議を感じます。
酷暑の中 ご自愛くださいね。

投稿: 森おばさん | 2013年8月18日 (日) 12時17分

みなあん様
暑いですねー。
お盆休みは ご実家に 帰られたのでしょうか・・
最後の砦とも思われた北海道も今年は 暑いみたいですね。
気が狂ってもおかしくないこの暑さの中 どさんこのみなあんさんのお体心配です。

夏は冷房、冬は暖房に守られた世の中で 動物のカンというものが存在するのか怪しいですが 普通に暮らしている中にも生死を分ける一瞬というものがあるようです。
何十年も生きている事こそが 奇跡なんですよね。
まあ、多少 イラッとしたり ムカッとしたり
悶々としたり 不安になったりするのは その副作用と考えるべきなのだと思います。

車内から ガラスを打ち砕けるハンマーですよね。
私もあの事故当時 購入を考えました。(買わなかったけど・・)
これだけ 生き延びる用意を周到にしながら バナナの皮で滑って転んで・・みたいな馬鹿っぽい最後が待ち受けていたら大成功なんですけどね。
結局 自分で生きているようで 生かされているのが 本当のところなのでしょう・・

まだまだ暑さが厳しそうですね。
どさんこのみなあんさん 溶けないでね。(笑)

投稿: 森おばさん | 2013年8月18日 (日) 12時32分

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