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2013年8月

京都。ぶらり。

お盆休みは 大阪の妹夫婦の家でお世話になった。
福島に比べ さすが都会、 猛暑さえ覚悟できれば 子供たちの期待する遊び施設は 様々である。

それにしても 暑い。 熱風に息苦しく歪んだ口元が自覚でき 今私、 アンパンマンみたいな顔をしているんだろうなあ。。とアンパンマンが町を闊歩する姿を想像したり、 網で焼かれるおせんべの気持ちを想像した。

ここ数年・こどもたち、歳の離れた姉弟達の 遊び先が異なり始め、 私は女性軍を担当している。


妹宅のある T市からは 梅田に出るのも 京都に出るのも20分ほどである。

火であぶられる様子をあまりにも次々に想像し続けたからだろうか 私にかかってくる暑さたちが怯んだ様で(笑)案外 目的地まで快適に到着する事ができた。
梅田では阪急デパートの10階(手芸作家小物 文房具)だけを目指し 充分に堪能し、後は消費税アップ前に 鬼のようなスピードで 建設し続けているところが 大阪らしいなああ・・と思われるショッピング施設に足を運んだ。

怯んだように感じた暑さは 急に勢いをまして 思考を奪う。
常夏の国の人たちが 幸せそうなのは イライラの種を根こそぎ暑さが奪っていくからなのかもしれない。



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初めての阪急電車 敬愛するセントさんの真似をしてみました。(笑)


今回は京都にも訪れた。

京都なんて 修学旅行、短大時代の仏像めぐり・・以来のことである。刺すような寒さの京都の町は とてもとても素敵だった。降る雪は しんしん・・さくさく・・ひらひらと 実際音を発するわけではないのに 確かにそれは聞こえた。

今回は蜃気楼さえみえそうな また違った京都を知ることができた。

娘同伴なので彼女が喜びそうな 寺町の一つ裏通り・・御幸町通りを北にあがる。
洒落た小さな店と  カフェが点在し 古い物に心惹かれる私も楽しめた。

やはり暑さは纏わりついてきたけれど 久しぶりの目の保養に満足である。


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輸入物のビーズや ボタンのお店。かわいい!




私自身は千葉で生まれ、結婚までの時間の多くを東京で過ごし た。

東京の人は田舎出身の人が多くて、振り向かずに脱出してきたような過去があっても 歳なりに折り合いをつけ 今は、故郷とちょうどいい距離を持っている人が多いように感じる。

生粋の江戸っ子は私達世代になると さらりと 生きていて、出身地のゼッケンをつけているような人はあまりいない。せいぜい お祭りに気が大きくなるくらい。(笑)
亡き父は九州男児であるが 九州男児(イメージ)のような亭主関白ではなかった。九州弁も同郷の人とのみ使用・・それがちょっと可愛いなあ。なんて思った事もある。

大阪の人は何故か 大阪人である事を強く意識している人がよそよりちょっぴり多い気がする。大阪の人は「京都の人」と「東京の人」を何故か意識する。

ふるさとを愛するがゆえ なのかしら?

故郷というものを強く持たない私には 不思議に映らなくもない。

気質にだけ関して考えれば 生まれた土地によらずとも 「おせっかい」など 私にだって大阪のおばちゃんに近いものはあるのだけど・・きっと似て非なるものと線引きされるの違いない。

これまで考えた事のないような「大阪の人」を考える私は、やはり暑さのせいなのでしょうか・・・


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三条通の 古いビルの中の手芸洋品店。 ギシギシ軋む音が良い・・

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いっすん先の・・・

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末息子のトマトが赤くなり始めました。






ゲリラ豪雨という言葉が すっかり定着した。
ここ数年・・日本はすっかり亜熱帯地方である。
幼い頃の思い出に登場する 雨の情景は 入道雲・・ 突然の夕立・・ そして夕涼み・・

そんなやんわりとした夏の 仄かにさみしい空気は 感じられなくなっている。

燦燦とした気持ちの良い日よりも 断然、薄暗い雨の音が響く光景を愛する私としては 何か忘れ物をしてきた気持ちになる。

一昨日夜・・
どうしても夜に 車を走らせなくてはならず そのいっすん先の闇・・ならぬ雨に遭遇する。

出掛けから その雨音は 存在を主張してはいた。でも・・「そのうち 弱まるよ。」((願) 「局地的雨だから・・」(願)と たかをくくりまくってハンドルを握る。
何故か・・こういう場面では 根拠なく突き進んできた私には 結果 こうして命ある今をもってして 動物のカンがあるんじゃないかと思ったりしている。

バイパスを登ると 路面は滝のようで もはや視界はない。
強く念じれば 怖い状況から救われる。という勝手な思いは 風前の灯火よりあっけなく 雨に流されていく。「十三人の刺客」で一番最初に切られた人みたいに・・

排水溝からはお祭り騒ぎのように 水が吹き出て 注意深く道を選んでも もはや わが愛車は水陸両用車のような状態だ。
20年近く乗っている車に もっと慎重な人間がパートナーだったら 違った運命があったのかも・・と申し訳なく思う。
この車を含め・・私の周りのモノや人間は とても寡黙で頑張り屋だ。
本当にごめんなさい。

尋常じゃない豪雨の末路は いつも通っている小さなトンネル。

僅か数メートルに迫るソコは 子供が数人泳げるくらいに浸水していた。
「こ・・これは・・さすがに 突き進んだら死ぬかも・・」水かさはぐんぐん増している。

こっ・・これはいつかニュースで見た あれでしょう・・

雨でよく見えないバックミラーに数台車が並んでいる。
「ユーターンしてもクラクションならさないでね。」と念じながら水陸両用車は 何とか方向変換。
後者のドライバーがキレル若者じゃなくて良かった。今 怒鳴られたら 挙動不審になってしまうかもしれない。車と一緒に目も泳いでしまいそう・・・結構追い込まれた感が・・(笑)



不思議に思えたのは 雨音しか聞こえない事って 静寂なんだなあ・・という事。

静寂の中では 悪い頭も少しは冴えるのだなあ・・という事。

そして私は やっぱりついているかも・・という事だ。

いっすん先は 本当に何があるか分からない。
理不尽な事、 不条理な事、 努力しても報われない事。 孤独や不幸もとなりに待機している。
でも、 何とかここにいる事は かなりかなり、、ラッキーな事なのである。


雨に叩きつけられて ようやく花をつけた薔薇が丸坊主になった。
「可愛そうに・・」と思ったが 雨をたくさん含んで 枝葉はキラキラと緑色で、俄然やる気を出しているように見える。

「残念・・」と植物が落ち込むとは思えないけど・・怖い思い、痛い思いを繰り返し ラッキーに繋がるのかもしれない。

 

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夏祭りの太鼓・・今年は男組み三人。 長女17歳になりました。青春。          

 

 

 

     

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