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負の想像

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ここのところ 痛ましい自動車事故のニュースが続き 重苦しい。
特に 先日の集団登校児の列への事故は 毎朝 私自身が目にしている風景に起こった事故であり 他人事とは思えずにいる。
きっと カルガモの子供のように整列して歩く小学生を一度でも見かけた事がある人なら 心が痛んでいるはず・・
4月の空の下・・ 大きなランドセルを担ぎ 必死に歩いている一年生をはじめ 余裕のなさが可愛いくて 全然知らない子供にだって 今日一日がいい日であるように 祈りたくなる。
我が子の後姿を見守りながら・・新しい命を宿したお母さんの姿を思うと本当に辛い。

どこにでもある道路。 
環境が万全とはいえないけれど 原因はやはり 加害者に重く感じる。
未成年である事だけで その身は法律に守られているけれど 被害者の気持ちを思うと それが正しい事とは思えない。その上 数年前にも バイクの無免許運転で検挙されているとの事。救いようがない。
時を同じくして 男子中学生のバス運転手傷害事件が発生した。
「友達に馬鹿にされ バスジャックをして見返したかった。」という 驚くべき幼稚さで こちらも救いようがない。

車という凶器を無免許で数時間も乗り回し起きるであろう もしかしたら・・という仮定を想像した事はなかったのか・・ 刃物を人に突きつけた先にまっている痛みや悲しみ とりまく人たちの絶望を想像した事はなかったのか・・
多分・・ 目先の楽しさや 自分を大きくみせられるという事どまりで考えた事もなかったんじゃないのかと思うのである。生きている事自体が・・自分の存在自体が リアルに感じられず 希薄なのかもしれない。

子供には 大冒険や 知らない世界への想像は 学校やマンガやゲーム その他・・明るい正の処方箋として与えられるけれど 死や恐怖や痛みについての負の想像も同じくらいに与えなければならないと思う。 バランスが難しくて 負の方を隠してしまいがちだけど。

心理学的に 子供は母親を殺して 大人になる。兄弟間だってあるかもしれない。親友は幼い時 兄に飛び降り出来ない高さの塀に乗せられ一人ぼっちにされた時 「こいつを殺して 私も死ぬ」と本気で思ったと言っていた。 私だって 大人になってからだって 「こいつ・・・」と殺意を抱いた事がないわけではない。(笑)

想像する事は正であれ負であれ必要なのだと思う。大きく深く思いをはせる事をやめてはならない。考えているうちに真っ暗い穴に落ちようともである。

悲しい事故 事件が起こり 加害者 被害者の親族が インタビューを受けるのを見る度にどちらも自分の身において考える。どちらも行き止まりなのだけどいつも 自分と同じ大きさで考えようと思う。


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ベランダの花が 競うように咲いている。  春の訪れをありがたく思う。

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コメント

本当に、このところ続いている事件(事故ではありませんね!?)には胸を痛め、加害者には怒りを感じています。
ところで、長男は、バスジャック事件現場近くの高校に通っているため、学校から、月曜日は「朝練禁止!7:45以降の登校」「教員の見守り配置」などの緊急連絡メールが届いたおりました。
それで、犯人が中3だったなんて・・・・絶句です。

森おばさんちのカルガモちゃんは、黄色い帽子もかぶるんですね~(*^_^*)

投稿: 縫い工房 | 2012年4月28日 (土) 06時08分

縫い工房様
毎日 事故のニュース 胸が痛いですね。
事件の現場に近いと・・尚更自分の事のように感じます。私も 高速バス事故のルートが途中まで よく使う道だったので 道路の様子を何度も思い返しました。日数がたって・・問題点が沢山あがっています。大きな事故の後は皆緊張し 考えられる改善がされますが その後が重要ですよね。
八王子の事件も 交通事故もどちらも 経過を見守って 見届け 問題意識を持ち続ける事が私たちに出来る僅かな事なのかもしれません。
連休の谷間も元気にカルガモ通学しています。
集団登下校の是非も問われてゆくと思いますが・・
二股事件が ここの所の心の緩和をしています。(笑)笑っちゃ申し訳ないけど。

投稿: 森おばさん | 2012年5月 2日 (水) 14時06分

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