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朝ドラ

Dscf7272beasbac個性的バック。その2。出逢って長いものたちばかり。




朝のNHKの連ドラを時計代わりに観ている。

現在放映中「カーネーション」は 有名デザイナー コシノ三姉妹を女でひとつで育て上げた小篠 綾子さんの生涯を描いたものである。

大正時代に生まれ 呉服店から洋装店へ・・戦中戦後の激動の中・・驚くほどのバイタリティーで生き抜いた女 一代記。

劇中の洋装店の構えが映し出されるたび 懐かしい気持ちになる私。

というのも母方の実家は富山の駅前で洋装店を営んでいた。父母は柏で生活していたけれど長い休みになれば 初孫になる私を連れ富山に わりと頻繁に帰省していた。小さい店ではあったものの 石畳の駅前にあって 懐かしいガラガラと音のする引き戸の店だった。

店内は全壁面に布サンプルがかかっていて お針子さんが住み込みで何人かいた。店で遊ぶ事は禁止されていたけれど 重なった布の後ろの小さいスペースは子供のかくれんぼには最適で よく遊んだと記憶している。

そのレンガを敷き詰めたような四角の壁をテレビで久々に見て 嬉しくなった。

別のシーンでは お仏壇のある部屋に亡くなったお婆ちゃんや曾じいちゃん。お先祖様の写真が並ぶ。

「そういえば 昔の家は 皆飾ってったよね。」「そうそう・・悪戯をしている時 誰かに見られているような気がして・・見上げると 写真と目が合ったりして怖いんだよね。」

「私なんてたまにしか行かないもんだからその度「この人は誰?」と聞いてはすぐに忘れて結局覚えられなかった。」などと 夫と会話した。思えば・・そんな何気ない状況から 人の生き死にを漠然と感じていたのかもしれない。

今は・・富山の洋装店も 怖い写真も 何もなくなってしまった。

爽やかな朝のドラマなのだから仕方ないのだと思うが 通常ヒロインの多くは真面目で極めて努力家。大抵 世間一般で間違っているとされている事に迷 いはするけど 結局はいい人というのが常だが 今回のドラマのヒロインの気質は あまり迷わないようだ。

妻子持ちの男性との恋。これに反応する町や親友の反応な ど うるさく言わないにしても良くは思っていない様子や ヒロインが言い切って自分に納得させようとするシーンなど細かくて気に入っている。日常には 白 黒つけずうやむやという事が多く存在する。

また  本筋とは関係なくヒロインが呟くシーンが多く散りばめられている。状況が緊迫していても 人ってぼんやり どうでもいいことを考えたりするもので 馬鹿馬鹿しいと思って笑ったり泣いたりする。その小さなひだが気に入っている。

脚本がいいなあ・・と思い 調べてみると過去に映画「ジョゼと虎と魚たち」 「メゾン ド ヒミコ」 「ノーボーイズ ノークライ」を手掛けた渡辺 あや さんとの事。どの作品も好きなものばかり。

納得である。

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 個性的バック?その3.これも入りますかね。人間の歳にしたら同級生位か?

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