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2012 1月 映画生活MEMO

2月も半ばを過ぎ カレンダーには 心は躍らないけれど こなさなくてはならない予定が並ぶ。
毎日見ているのに 何故頭に入らないのか・・ いつも 「この日は○○でしょー。」と人に言われ気がつく私。
相当頭が悪くなっている。
いや・・しかし 仕事で毎日 うなされていた頃も いつもシステム手帳にしっかりと書き込み済んだものに 一本ずつ線を引いていたっけ・・
そうする事で どんなに忙しくても 汗にタオルをあてることが出来ていたように思う。そうか・・もともと頭は良くなかったんだ。(笑)

オーケストラのマエストロのように一度に沢山の音を聞き分けられる能力が・・ サッカーの監督のように広いコートを見渡せて作戦を練れるような才能がないのだから仕方ない・・
地道に悪い頭を叩きながら 生きてゆくしかない。
さて・・そんな私。1月の事なんざー・・忘れちゃってるわけだ。
何とか記憶をたどり まずはここから地道に記録してみる。(笑)



ミスターノーバディ    2009  仏独ベルギー カナダ  監督 ジャコ ヴァンドルマル

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(ストーリー)2092年、化学の進歩で永遠の命を持つようになった人類。118歳のニモは唯一 最後の命に限りある人間として その最期を大画面 で中継されている。死というものを知らない人類。彼の過去など知る由もない。ベットに横たわった彼の脳裏に人生の断片がフラッシュバックしてゆく。

happy01好 き嫌いはあるのかもしれないけれど 私は好きだ。まず この気の遠くなるような リプレイの世界を視覚的に再現するチャレンジが凄い。隅々に美的セン ス・・というと軽いけれど 必ずこう撮りたいという監督の執念が見れる。人生の選択は生きている限り止めどなく繰り返される事であるが どの道を選んだと してもそれぞれに意味がある。たとえ結果が悔やまれるものであっても それにすら意味のある事だと感じられる。誰もがふと考える「あの時 あちらを選んだ ら・・」という小さな後悔をしつこいくらい苦労を重ねて 映しだしているのに  こう在らねばという結論はすべて見る側に投げられる。 太っ腹だ。と思 う。

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光のほうへ     2010デンマーク  監督 トマス ヴィンダーベア

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(ストーリー)母親はアルコール依存・・最悪な環境で心に傷を負いながら愛を知らず育った兄弟。互いにもがきながら成長したが 離れ離れに生きている。母親の葬儀をきっかけに顔を合す2人・・お互いだからこそ分かる悲しみに触れ なんとか立ち直ろうとするのだが・・・

happy01最 初とラスト光が感じられるのはこの2カット。だからこそ彫刻をみるような光の陰影が心に深く刻まれる。少しだけグレーのスモークがかかったような画面から 主人公の絶望や焦燥が感じとれる。長いトンネルをいつ通過できるのか観る側も辛い作品であったが ラストの小さな光が 続く事を願わない人はいなかったろ う。同時に身近に 子供を取り巻く環境が劣悪な場所が存在する事を忘れてはならないと思った。

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名前のない少年 脚のない少女 2008ブラジル 仏  監督エズミール フィーリョ

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難解との声も多い本作。 監督の意図するところとは違うかもしれないけれど 私には懐かしく忘れかけた青春の 独りよがりな感じが心地よい。 いつ か・・ミスタータンブリンマンが迎えに来る。なんて事は 田舎のロック好きの少年少女は妄想したし(笑) 都会にゆけば全てが終わって全てが始まるなんて 事も本気で考えた。違うとすればインターネットが人を結ぶ事だろうか・・・このては ストーリーを解かなくてもいいんじゃない?

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赤ずきん    2011米 カナダ  監督 キャサリンハードウイック

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寓話や童謡には じつは・・陰の解釈がある。なんて話は良く聞く話である。 イソップやグリムの戒め的な展開に幼心は縮みこんだものだ。本作も よく知られるストーリーとは別にブラックな部分が多い。娯楽作としてはもう一ひねりほしいところ。

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CHLOE クロエ  2009米カナダ仏     監督アトム エゴヤン

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アマンダ セーフライト 「マンマ ミーア」や「赤ずきん」とは違う魅力全開!美しさが増すほど悲しみが際立つ。個人的にはラストのジュリアンムーアの髪にさされたシルバーが涙。

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軽蔑   2011邦画     監督  廣木隆一

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中上健次の世界は 文学の中の方が感じるところが多い。体当たり演技ではあるが 主役2人のバランスの悪さが最後まで気になって集中できなかった。
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裁判長!ここは懲役4年でどうすか?  2010邦画  監督 豊島 圭介

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バナナマンの設楽氏、 アンジャッシュの小島氏は 以前から役者やらないかなー?と思う芸人だった。 友達に一人くらい必ずいそうなルックス。普通の人を演じられたら素晴らしいと・・やはり同じように思う人がいるもので このところ2人。好調!
原作が面白いだけに 中だるみ感が否めない。期待外れ。
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メタルへッド    2010米 監督スペンサー サッサー

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お下品なセリフで笑った笑った。最後まで分からなかったけれど主人公ヘッシャーは「500日のサマー」のジョセフ・ゴードン・レヴィット。好きだったのにーー・・(笑)メタルのミュージシャンは皆 こんなイメージなのか?愛あるお馬鹿かげんが愛しい。

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ソリタリーマン  2009米  監督ブライアン・コッペルマン

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久々のマイケルダグラス! 悲壮感のある親父をかっこよく演じている。もっとかっこ悪ければ作品が生きたはず。 スーザンサランドンある時から変わらない。凄い。

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水曜日のエミリア   2009米 ドン・ルース

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「メタルヘッド」あたりからオスカーまで 女優として模索中の頃の(おそらく) ナタリーポートマン。甘いも辛いも演じるわよ!という心意気さえ感 じるが ナチュラルさが感じられ 彼女の等身大とさえ思わされる。私はこのナタリーが好きかも。ドラマに現れるようなポップな女性主人公だが 心理描写は なかなか難しい役どころ。素晴らしかったと思う。


2012最初の映画MEMO。今年も心の拠り所として 地道に書き残したい。

※公式ホームページのあるものはタイトルをクリックすると繋がります。

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コメント

『軽蔑』
鈴木杏は一生懸命エロスを出そうとして頑張ってる感がうーむと思いました。。

投稿: sawara | 2012年2月17日 (金) 22時40分

sawara様
エロというのは 常に受け手の感想ですよね。
出そうとして出る物ではない。人によってはぞっとするほどマニアックなものに感じる人もいれば 自分でも何故か分からないものに感じる人もいます。
食べ物の好き嫌いに似ているなあ。と思います。
さて 小さいときから女優さんをしてると やはり・・大人への転換は難しいですよね。
「花とアリス」や「青い鳥」の頃の杏はもういないのね。それにしても一応歌舞伎町のポールダンサーだからもうちょっとダイエットが必要だったんじゃ・・と。ましてやマッチ棒のような高良君が相手役だし・・
2人が一目で恋に落ちるシーンからリアリティがどうしても感じられなくて。母性を持つ女ってわけでもないし ほんの些細な事でも心当たりがあればもう少し温かい目で鑑賞できたのに。と思います。私的には出逢ってすぐ愛欲という展開は好きなんですが・・(笑)

投稿: 森おばさん | 2012年2月21日 (火) 19時19分

ずっと続くメモ。素敵ですぅ。
映画は素晴らしいですよね。
たまにテレビで見ます^^。

アカデミー賞の発表はひとことあるのではない
でしょうか?

聞きたいですぅ!

投稿: yukoeden | 2012年3月 6日 (火) 23時14分

メモ。素敵ですぅ。
映画は素晴らしいですよね。
たまにテレビで見ます^^。

アカデミー賞の発表はひとことあるのではない
でしょうか?

聞きたいですぅ!

投稿: yukoeden | 2012年3月 6日 (火) 23時21分

yukoeden様
元気ですかーーー?毎日忙しいのでしょうねー。インフルエンザも流行ってるし・・気をつけて下さいね。アカデミー発表ありましたね。 続々と日本でも封切られます。楽しみです。 詳細は定かではありませんが アカデミー賞好みの・・という作品はありますね。このところは実在の人物が描かれている作品が多く受賞しています。メリルの演技は度々絶賛されていますが 相性がいいのでしょうね。
それに反して・・いつも ノミネート止まりの監督と俳優も多くいます。(笑) 何とかブラピや レオが文句なく受賞できる時を見届けたいですね。あっ・・スコセッシ監督には 早くあげて欲しいなあ。賛否ありますが・小さい作品にもスポットが当たる機会としては必要だし 見ていて贅沢で夢の中みたいな光景ですよね。

投稿: 森おばさん | 2012年3月11日 (日) 09時00分

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