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2011年 10月 映画生活 MEMO

気がつけば 今年も残すところ ひとつき半。
あまりに大きな災害に パニックになったり 落ち込んだり気持ちをコントロールされる日々だ 。八ヶ月たつ今でさえ 母親同士の心配事は絶えず この地で生活していく事の心の揺れを話す度 皆 心が涙になる。
今と・・これから先の子どもたち。 その責任の大きさに潰れそうになるけれど 下を向いてどうにかなるわけではない。

さて。そんな時も 映画は私に心の安定をもたらしてくれる。
なかなか 時間がないので かなり駆使して鑑賞しているが・・邪道ー。(笑)

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SAMEWHERE     2010米          監督 ソフィア コッポラ    

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(ストーリー) ジョニーマルコはハリウッドの高級ホテルに一人で住んでいるセレブ俳優。多くのゴージャスな女性に囲まれ 何もかもが手に入る生活をしている。そんな時 前婦からの突然の電話で 11歳になる娘を預かって欲しいといわれる。2人のひとなつの物語。

happy01前半は ホテルでのパーティーや デリバリーのポールダンサー ゲイのマッサージ師とのエピソードなど リアルなスターのちょっとした遊びが綴られる。豪華な暮らしをしていてもジョニーの根の素朴さが見え隠れするように。ただ淡々と時が流れてゆく。そこに突如現れる一人娘 彼女もまた父と同じ種類の空虚を心に抱えている。

お互い・・どこか気を使いながら接する二人。それでも互いを思う気持ちが さりげなく伝わる。本当の家族なんて劇的な台詞なんてないものだ。「いっしょにいられなくてごめん。」ヘリの轟音に掻き消され娘を見送るシーンに涙。抑えていた気持ちが溢れてしまった電話でのシーンに涙。特別な仕掛けがない分・・何故手の届かない時間はこんなにも美しいのかと感じさせられる。

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ヤコブへの手紙     2010フィンランド   監督 クラウス ハロ    

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(ストーリー)フィンランドの片田舎 盲目の牧師ヤコブの教会に 恩赦で出所を許された罪人レイラがやって来る。レイラに与えれた仕事は ヤコブのもとに届く 悩みの相談や懺悔の手紙を読み聞かせる事である・・ 信仰によって生かされる人と 神を信じず生きようとする人・・2人の生活が始まる。

happy01タイトルからして・・宗教を知らなければ 難解なお話かと思いきや さにあらず登場人物は 三人。という非常にシンプルな物語だった。まず・・その景色の美しさ 古びた家に質素ながら手入れされた食器などの 光のあたり方など 私的に感動させられた。まったく立場の違う2人でありながら 誰しも一人では生きられないという事を互いを見ながら言葉ではなく心で感じ取ってゆくという過程が優しい。光のあるラストで良かった。

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私を離さないで    2010イギリス    監督 マーク ロマネカ   

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(ストーリー)寄宿学校「へールシャム」で学ぶキャシー ルース トミー 下界と隔離したこの学校は徹底した健康管理をされ 保護官と呼ばれる先生の元で絵や詩の創作を学んでいる。

やがて成長した3人。ルースとトミーは恋を育み 聡明なキャシーは孤立していく。18歳となった3人はあまりにも残酷で哀しい真実に直面しなければならない。

happy01 無菌室のような 澄んだ映像が 残酷な現実をより強調する。 只臓器移植のために生かされたクローンという最初から出口がないじゃないか・・・という設定。それでもそれぞれにこの宿命を受け止めて生きてゆこうとする。そもそも怒りや納得できない気持ちなど 彼らから出てくるシーンは無かったように思う。  あまりに大きな宿命からは逃れる事はできない。それが・・切ない。科学が進み人間は出来る事を推し進めている。原発もシカリ。出来てもケシテしてはならぬ領域というものが存在する。

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噂のモーガン夫妻   2009米  監督マークローレンス

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この手のラブコメでしか見ないヒューグランド。 サラジェシカ パーカーの実夫にどことなく似ているかも?私は マシューの方が断然好きですが・・・ 

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蛇にピアス     2003邦画    監督 蜷川幸雄

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原作は芥川賞 受賞時すぐに読んだ。 いつか映画を と思ってやっと 鑑賞。今をときめく若手俳優 揃いぶみ。といったところか・・心の内側にグイグイくる感覚。もしかして誰もが持つある種のサディスティックさを感じる。 真逆であるがそれは 確かに痛みと似ている。

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17歳の肖像    2009イギリス   監督 ロネ シェルフィグ

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思ったよりずっとよく出来た作品だった。 恋愛にまつわるエピソードよりずっとウエイトが 彼女自身の視点よりだったせいか・・自意識過剰で 健気な少女が傷ついてちょっぴり嘘がつけるよう ズル賢くなる様子が可愛かった。キャリーマリガン 少し上向きな鼻 キュートです!

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君と歩こう   2010邦画   監督 石井 裕也

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石井監督ワールド。 おばさん教師と 痛い男子学生。こんな形あってもいいじゃないか・・と思えてくる。

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ビンテージラブ  弟が連れてきた彼女   2009米 監督 リーランドクリーガー

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兄の唐突な行動から物語の展開を期待したものの・・オーソドックスに家族の再生が主題だったのか・・ 過激な描写の必然性が イマイチ分からない。

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マリーアントワネット  2006年米 監督ソフィアコッポラ

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終始華やかな衣装や宮殿での様子は女なら心が浮かれるはず。 マリーアントワネットモチーフのガールズムービー。

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RICKY     2010仏   監督 フランソワ オゾン

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赤ちゃんのアップの可愛さにひかれ鑑賞したものの・・そこはやはり フランソワ オゾン皮肉のきいたファミリー映画になっている。 RICKYが手の届かない大空に飛び立ってゆく瞬間をのちに ダメ母は 見とれた・・と語っているが その時点で 彼が単なる赤ん坊でない特別に降り立った天使とみてとれる。 だけど母性の行方が気になったのは私だけでしょうか・・? 手羽先のような翼が メルヘンチックでないところが良い。

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八日目の蝉       2011邦画   成島 出

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角田光代の最高傑作といっても過言でない作品の映画化。原作は発刊当初に読んでいたが キャスト発表の際も「そうきたか・・」と期待大。原作を読んだ時 すぐに 日野OL不倫殺人事件を思い出したが その後の逃亡生活にカルト教団での生活が描かれたり 常に社会で起こっている要素を盛り込んでいるせいなのか 世代的にも引き込まれる。登場人物の立場で 被害者であり加害者である心情の断片は見方によって違った感覚に陥る。実際事件が起こった時も思ったが ダメ男。何故お前は罪を問われない? でもダメ男を愛する女というのがいるのだ。女である事を根底から見つめ直させられる 2人の母子が主役となっているが 責められない。私は。

決着をつけるのは 結局 自分の中でしかないという事なのか・・・

公式サイトのあるものはクリックで繋がります!

今日は特別な寒さとなりました。 冬がはじまります。

お体に気をつけて。

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