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油断。

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マカロンになりたかった饅頭。中身はフルーツ味のあんこです。

私の生活は常に 油断との戦いだ。

ちょっと油断をすると嘘のように時は流れてしまうし・・(初めから遅筆の言い訳だけど)ちょっと油断すると太ってしまうし・・(コレは饅頭を買った言い訳だけど)

ちょっと油断すると増えた物の置き場所を作ろうと棚やら棚を作れそうな物(ホームセンターや100均で)を捜し求めて幸せタイムを満喫してしまう。

「そうだった。そうだった。まずいらない物を処分してからもう一度考えてみよう。」と今日も店を後にした。いつもgoneさんをリスペクトしてるのに・・

この油断はそう・・ココ ニ、三日 過ごしやすくなったからだ。 秋になれば 身にまとう物もバリエーションが広がって 発作的創作意欲も ニキビほどに沸く。その上 食欲も沸いて夏に駄目人間と化したその上をいく駄目人間に成長する。

油断。有力な語源は「北本涅槃経ニニ」の王が臣下に油を持たせて「一滴でもこぼしたら命を絶つ」と命じた事らしい。命を断つ。---恐ろしい事だ。命をたたれる覚悟で 信念を曲げた事をしなくてはならない。ついうっかり。なんて 持っての外である。

油断といえば いつも思い出される時代がある。中学生時代の私は ひとりぼっちの自分の姿に怯えていた。それだけのために 思ってもみない事を言ったり 気が進まない事につきあったりしていた。今のようにマイペースが個性としていい意味で使われる事もなかったし オタクなんて言葉さえなかった。スカート丈が物差しで計られ 精神注入棒という木刀を教師が誇らしく持ち歩いていた。 自分の上に着ぐるみを着ているようで脱ぎ着するのが習慣みたいだった。

世の中に苦労人の私のような人間がいるように 何故だか分からないけれどいつも人の中に容易く立つ人種がいる。

S野 忘れもしない女である。(きっと彼女は私なんて記憶にない。)彼女は 家庭に事情がある子で高校に進学する事もなく ハサミ一つで身を立てていく事を目指した。鼻水をたらしているようなお子様な私たちとは比べられないほど大人に思えた。そのそこはかとない臭い 色気みたいなものに皆 痺れていたのかもしれない。

ある時 前触れもなく 私はS野組に 仲間ハズレにされた。

生き難い時代に拍車がかかった。その中にあって私は何処からでもかかって来やがれ。という覚悟をしてラスト侍として身を潜めて過ごした。

ある時  また前触れなく 何もなかったように彼女に微笑まれた。

思わず私も微笑んでしまった。本当は気持ち悪くてしかたなかったのに。内臓の内側にぐっしょり汗をかいた。

「油断」してしまったのだ。油断した自分が情けなかった。 ついうっかり。吹けば飛ぶように。自分が玩具みたいに思えた。子供のする事だけど。今でも私は思い出し・・恥かしくなる。何故だろう。

この変な事にいつまでも執着する 器の小さい蛇のような性格。これは息子に受け継がれてしまった。歳をとって 一人ぼっちの自分の姿に怯えなくなった私。

まだ小さくぽっちりとあの時の「油断」を痛みとして抱えている。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

痛い!痛い!痛い!
自分の痛い話を聞かされた気分です。
こちらはM内さん。
一方的におぼえていることが 虚しい。
中学生はひよこと鶏の間の一番醜い時代だと言う人がいました。
せめて道徳の授業やデミアンみたいな自分が記憶にないことで良しとします。
しかし、十代前半や半ばのトラウマとはなんと傷が深いことか…

投稿: sawara | 2011年8月25日 (木) 01時47分

sawara様
あの頃の私は自意識過剰、自己嫌悪を行ったり来たりしてました。毎日 常に失敗。というか・・いつも思った事と時間の経過と結果がちぐはぐで 何のの力もないくせに 物事を難しく考えてばかりである意味一番 哲学的な時代でした。(笑) 不自由。不公平。理不尽。生きていく上での理解しなければならない事をガムのようにクチャクチャやってたみたいな。ああ・・本当に痛すぎます。(笑)
でも・・sawaraちゃんみたいに自分を思い出す人もいるのね。文章を書き終わって「これ・・読んでも何で?」って思う人多いだろう・・と思っていたので・・ 何か・・嬉しかったです。この手の
恥かしい話。沢山あるのよねーー最初から最後まで登場人物一人。みたいな・・それが歳をとるごとに 妄想へとスケールアップしたのかも。いずれにしてもあの頃の私に言ってやりたいわ。「お前の事なんて誰も気にしてないよ!」って。(笑)
t

投稿: 森おばさん | 2011年8月25日 (木) 20時06分

中学生なんかみんな自意識過剰で、私の拠り所は読書でした。

私はばかなので、これに露悪が加わって23歳くらいまで続きました。
私なんかなんで生きてるんだろうだなんて、最高に自意識過剰モラトリアム時代長すぎ(笑)
そう思うとむしろ自意識過剰じゃない中学生は危ない気がします。
自分のことばっかりかんがえていても許される時代って必要なんじゃないかな。

恥ずかしくて痛い思い出、なんだか大事にしなきゃいけない気がしてきました。

投稿: sawara | 2011年8月26日 (金) 22時12分

sawara様
確かに長い苦しみでしたね。(笑)私の拠り所も読書と音楽でしたが もっとダイレクトだったのは高一の時アルバイトを始めた事だった気がします。一応進学校だったのでバイトは禁止でしたが内緒でやってました。どんなに難しく考えても どんなに自意識過剰でも 否応なしの 時給480円! というのが分かりやすかった・・世間では私はこれ位の値段なんだと。(笑)学校では会えないような人たちに会えた事も目から鱗だったかな・・短大に入学して毎日東京に通い・・ますます価値観の違う世界を実感しました。変人にも色々な種類があるんだなあ。と だから私でも良いんじゃないかと。(笑)
範囲や選択肢は事のつまり自分の中にあるんだと思いました。 それでも当時の自分は出来れば今でも消し去りたいと思うし 顔が熱くなるんだよね。(汗)

投稿: 森おばさん | 2011年8月27日 (土) 08時58分

油断の語源、勉強になりました!
う~ん確かに、人生や青春を丸ごととは言わないから、ピンポイントでそこだけはやり直させてってこと、ありますよねぇ~。
「内臓の内側にぐっしょり汗」っていう表現、お見事で惚れました。
でも、S野に(呼び捨てかよ!)微笑んでしまったのって、潜在意識の中に「許したい」って気持ちがあったのかも..。
もしそこで「はあああ??」みたいな返しだったら、新たな紛争勃発だったのでしょうし、まあ平和への一歩だったと思ってはいかがでしょうか?
しかし逆に自分も、誰かの苦い思い出の中に登場しているのかもと思い、若干冷や汗が~。

今日、フレンズオンアイスに行って来ましたよ。
目の前で羽生王子の、美しいクワド&ガッツポーズ&ドヤ顔を拝めました!!
yukoedenさんのところでも触れましたが、日テレ系で関連の放送があるようですので、宜しければご覧下さいね。

投稿: みなあん | 2011年8月28日 (日) 02時56分

みなあん様
元気でしたかーーー!!ありがとうございます!
仰るとおり・・私も誰かの思い出の中には悪役として登場してると思います。(笑)
自意識過剰のせいで仲の良かった子と何となく距離をとった事がありました。気が合ってたのに 切ない思い出で 二度と会えないでしょうが謝りたい気持ちは今もあります。
娘と話してたら・・こういう症状を今 「中二病」というらしいです。今を生きる若者も同じような経験をするのかな・・と安心しました。
王子!!!! そうでしたかーー。
みなあんさんは夢の世界へいたしたのですね。
最近 身長も伸びたようですよね・・以前は弱々しいイメージも大きかったけど (芯の強さは感じてましたが)震災などの苦境も彼を男らしくさせたのかもしれません。
楽しみですねー。テレビチェックしてみますねー。

投稿: 森おばさん | 2011年8月28日 (日) 23時03分

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