« 2011年5月 | トップページ | 2011年7月 »

2011年6月

なんちゃって洞察力。

たまーに洞察力があると誉めていただく事がある。
でも・・正直・・そんな素晴らしい力は私にはない。(笑)チカラもちだけど。

例えばエッセイひとつにしても 意外にも感じた事を文章にするのが得意な人は結構いらっしゃって 本屋さんでとりとめなく本を手に取り さらっと立ち読みをしているだけでも 色んな方が色んな立場で素晴らしい文章を書いている。
「くー。上手い事言うもんだ。」と感心しきりである。
ただ・・その観点がわたしにとって ツボか否かというのはかなり明確で 上手い事を言っていても心が喜ばない。とでもいうのか 何の接点もないな・・と感じる事も多い。
洞察力・・というのはよく観察して分析し答えを導くような 非常に構築的なチカラのイメージがある。
私は・・どちらかというと・・「気になる」という一点集中型でぶっちゃけ 答えなんてなくてもいいのだ。(笑)
残念な事にこのピンポイントが 本筋とは微妙にずれてしまう事が多い。
七割の人にハテナマークを貼り付けてしまった焦りで 1.5倍速くらいでその後 当たり前の事を少しでも可笑しく話す事に尽力する。誰にも頼まれてないのに・・チイせー(笑)coldsweats01

それでも長く生きていると・・「そうそう・・そこだよねー!!!」と「気になる」が合致するハッピータイムがやってくる。
この時ばかりは出番とばかり嬉しさ全開だ。誰にも頼まれてないのに・・
このゴールデンを共有してきた友人とは今も文通仲間である。今時ではあるが文通の「このタイムラグがいいんだよね。」という細かい所が同感なのも嬉しい。

昔・・レンタル屋さんの 店員さんの腕に「カギ」という彫り痕が・・「カギって・・・なんで? 何で彫るの? ペンで書いてよ。もしかしてこの人は・・特殊な闇の世界の人なのか・・」と気になって長い間その人を選んでキャッシャーに並び観察した。
何故・・島田伸介はお笑い以外の少しもいいと思えない事を堂々と長時間話して 皆に共感されているのか?
スマップの中居君の髪型はなんでいつもヘンテコなのか・・?ニューズウィーク日本版編集長竹田さんのネクタイがいつも同じ方向に曲がってるのはお洒落なのか・・
「気になる。」

Epsn0061gakuiku_4
遠くへ遠足。日焼けの双子。

sunsunsunsunsunsunsun
今朝・・ワイドショーで車で走行中 同乗の母が心配停止状態・・たまたまそこを通りがかった女医さんの迅速な手当てで命を取り留めた・・という ドラマのような話を再現していた。
もちろん女医さん(43歳)も登場。
しかし・・話の途中で彼女の傍らに若い男性が数秒 写った。息子さんか・・?  テロップには・・・夫(23歳)
えっ。 間違いでは?ご主人なの?「気になる」
そこからの奇跡的展開はもう私の心に届かない・・・・心「そんな事はいいんだよっ。」
話も終わり近くになり・・司会の加藤浩次がやっと・・「それにしても旦那さん若いですよねー。」
レポーター「いやあ。仲睦ましくてね。」
ああ・・本当だったんだ。 スッキリ!
女医さんに本筋とはまったく関係ないけど親指をたてて「グッ!ジョーブ!!」goodと言いたい私だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

色。いろいろ

Epsn0057titinohi

父の日のプレゼント。手製サービス券は定番です。

先週末・・幼稚園の父の日参観日 ミニ運動会に代打で参加してきた。
思った以上に体のキレに問題を感じた私。 身のこなしが軽やかな若いお父さんが眩しい。
その勇姿をカメラに収めるべく寄り添う若いお母さんたち・・ とても微笑ましい光景だ。
家に戻って夫に今日一番 印象的だった事を話す。
私「いやあ。若いお母さんはキレイよ。やっぱり・・」
夫「そんな人いたっけ?」
私「うすピンクって感じなのよ。」
夫「笑」(変な事を考えていた様子。まったく・・発想が貧困だ。)
とは言いつつ・・わたしも確かに若かりし時があったわけで一応・・
私「記憶にないけど 私も・・うすピンクって時代あったのかね。」
夫「絶句」
だよねー。がむしゃらに若いからといってピンクとは結びつかない事・・自分が一番知っている。
生まれながらに 皮膚の薄い感じや植物の脈のように 陽に透けるような人っているのだ。
何をどうしても美しい・・それが羨ましいと思うには私は歳をとりすぎている。
枯れ果ててしまった親父のように ぼんやりと見る。それだけなのだけど・・

テレビCMを見ていて 計算上 40代のモデルが20代の頃とまったく変わらない容姿で存在していた。設定もミニバブルのような奥様ランチだった。アンドロイドなのか?
でも私は・・枯れた親父なので 見た目が一緒なら 二つ並べたら本当に若い方がイイ。と思ってしまう。もう一声・・何かコレというオリジナルがない限り・・

逆に・・計算上 40代の女優が着ている物も髪型も同じまま 歳だけとって存在していた。
あれほど 容姿以外のとりまく空気までもが美しかったのに。どこで乗り換えを間違えたんだろう。選んできた道程にどんな困難があったのかと人事ではない。

同じだけ時間は流れるが・・力を抜きすぎても力を入れすぎても不自然さだけがより濃くなるんだろうか・・人からどう見られているか深く考えた事なかったけど今となってはせめて 歳をとろうが若かろうが自分で納得できる範囲であってほしい。(笑)

先日・・洋服屋さんのトルソーに シャーベットオレンジのインド綿のブラウスを見つけた。その色の可愛さをじっとみつめているとお店の人がスルリと脱がせて 私に手渡してくれた。鏡で自分にあてて見てみる。明らかに はしゃぎ過ぎに見える色合いだ。

私「いやあ。コレ・・ウキウキワクワク感が全身に漲っちゃうって感じっすよね。」店の人はツボだったのか笑いをこらえていた。

そういえば友人も 花柄をその身にあてて あまりのイメージとのギャップにこけそうになったと言ってたっけ。。人の目もさることながら 甘いはずの自分の判定ですらGOをだせないなんてそんな自分を誉めてあげたいような・・そうでもないような・・

Epsn0052titinohi3

ミニ運動会の様子。 でかパンはきリレー。

Epsn0054titinohi2

可愛いお父さんが並びます。

Epsn0018tannjyoukai_2

六月は末息子の誕生会も行われました。細胞が新しいってイイなーー!

| | コメント (8) | トラックバック (0)

震災 三ヶ月。

Epsn0051hon_2
ツタヤ開店!古本スペースも増え これで千円ちょっと!!

Epsn0047kaitohon_2

立ち読みならぬ座り読みする息子。すみません・・・


この三ヶ月は長かった。
若くもないのに・・十年は寿命が短くなった。もうすぐ還暦です。(笑)
世の中には 学問的に・・ 裁判などの資料として・・あるいは 単なる興味で様々なデーターをとる人がいる。
この三ヶ月の 心の動きは誰にとっても(結婚 離婚以外にも) なにかしらに影響がでてくるはずだ。

ここ数日・・ 線量の高い場所にいた人の内部被爆検査・・ 五歳未満の幼児の内部被爆検査・・そして 震災後二週間の居場所の特定から受けた線量を測定する問診検査・・ 今後三十年の 県民の健康検査とこれからを見据えての動きが見られるようになった。
やっと・・という安堵と いよいよデーターサンプルとなるのか・・という思いが交錯する。

この三ヶ月はまさに・・気持ちの上ではサバイバルで 少ない情報から 自分なりに根拠らしき物を打ち立て選択する。という繰り返しだっと思う。
どんなに「助けて下さい・・教えて下さい。」とその道のプロの言葉を見守っても 気持ちが楽になる事はなかった。
心情的には そうしてくれたらと 思わない事はないが 現状 分からない事は分からない。という事だ。

科学に身をおく人は データーという根拠のない物について 推測やましてや 楽観的な持論で言葉してはならない。
「分からないので ココは注意しておきましょう。」という 極 当たり前の事のみが真実なのだと そこを信じている。という感じだ。
何においても 選択するという事は 感情の生き物なる人にとって 容易な事ではない。
スタートとして・・ ココを去るか ココに留まるか この 二者択一にしたって 動けない理由。 動いた先での不安。
そればかりか・・どちらを選んだとしても 選んだ人への羨望や 出来ない自分を嘆いたりする。

私は・・どうしたって沸いてくるその他もろもろの感情については 今は決めたら進もう。という事に決めた。
決めかねている時よりは 生きやすくなった気がしている。

snailclubsnailclubsnailclubsnailclubsnailclubsnailclub

先日 幼稚園で同じクラスの ママたちと お話する機会があった。
服装のベスト!から 窓の開け閉め 掃除の仕方から 食材の選択まで ここでも 放射線との戦い方が話題となった。 一通りの情報を交換し 「お宅はどうしてる?」というのが ポイントになった。
「うちは・・」と生ボイスとなれば影響もちょっとはあるけど ストレスが増えない事を切に願う。
難しい事だけど・・ 選んで実践する事以外・・前には進めないのだ。

生鮮品をお仕事で手にする ママに 皆の心配が集まった。
各 野菜が流通解除となり・・現状 きめ細かく検査している生産者とそうでないところとバラつきがあるようだ。
狭い範囲で 線量の高低がある事が明らかになった今 畑でも同じ事がいえるかもしれない。
私の個人意見だけど。

小学校の線量が 先生やご父兄の力で目に見えて減っている。 皆・・「学校にいる方が 安心だね。」と言っていた。公園や通学路。そんな場所が少しずつ増えたらいいな・・・・・同じ思いをもつ仲間で何か出来ないものかと思った。


今日は雨・・・汚水が漏れやしないかと 気が気じゃありません。

Epsn1194bara2_2

我が家のばらの先陣をきって咲く白。

Epsn1201pinku
次は・・・ピンク!

Epsn0050bara3
そして・・ちょっと濃い目のピンク!!!

Epsn0048syaku

こんな花も・・・・ 少しずつ時期がずれるので見ていて楽しいです!

| | コメント (6) | トラックバック (0)

ツクルひと

Redcaurtain

若いですねー! 田島君もファンになったという幻のバンド。(笑)


私は 昔から 何かを作る人の近くにいるとひどく幸せで 哀れなほど ドキドキする。
体温がきゅっとあがるようにうっとりするような絵。 形のない心の輪郭をくっきりと写し取るような文章。 無条件でふっと力が抜けるような笑いの空気。 何でこんなにも揺さぶられるのかと涙が出そうな音楽。それらを紡ぐ人に出会うと体の芯に 勝手に火がついて 熱くなってしまう。 多分テレビや映画に出ているようなイケメンにあっても 一瞬はそうなのだと思うけど。自分と比べて 明らかに 骨格のパースが違う事に気づくと すっと力が抜けてしまう。
ツクル人はこれとは明らかに違って この人から ・・あれがーーーー。と熱が あらぬ方向にいったり もう一度引き返して 作者を舐め回すように見たかと思えば リニアモーターカー並のスピードで走り出したり 得意の妄想を余計にもしてしまって  顔から火を出したり ハンモックにゆられるよにのんびりしたり あくまでも 独りよがりに時間をついやしてしまうのだ。
何かをツクルひとが大好き。
シンプルに言うとそうなのだと思う。
きっと 億万長者より、 アイキュウ200の人と会うよりドキドキするのだと思う。

先日・・夫の友人のオリジナル ラヴの田島君 が我が家を 震災見舞いに訪ねてくれた。彼という人を 初めて知った20数年前から彼は光り輝くスターだった。夫を知る前から知っていた。(笑) (あっ・・夫も同じステージに立ってました。(汗))人気ということでは世の中もきっとそうだったと記憶しているけど もしかしたら多少拍車がかかっていたかもしれない。でもそれとは別に 本当に才能がある人だなあ・・と 今もイチブンの狂いなく確信している。同じ時代に生きていてヨカッタ。と思う。(笑)

そんな人が我家に普通によってくれ感謝感激雨アラレである。

私は正直いつもどこか もしかしたら緊張をちょっぴりしつつ お付き合いをしていたかもしれないけどお互いにすっかり大人になって大人っぽく話が出来るようになった。少しはね・・・(笑)

 彼は昔から変わらない。いつも自分の「格好いいーーー!!」と思う物に痺れていて アーティストとしては 常に変わらないではいられないと言う。少しの変化に小船のように揺れる私も好きな物においてだけは何だか・・・同じような気持ちでいられることが 嬉しいのだ。

ツクルひとはやっぱり いいなあ・・ たくさん大変な事はあるのだろうけど 届けられた人を幸せにしてくれる。

魔法の手から届けられた贈り物で 少々心が曇るような日も 生きてゆくのが辛すぎると思える日も 「生きててよかった。」と感じる人・・

そんな人がたくさんいるんだろうなーーー。

大袈裟ではないと思う。

どうかそれをどこかに メモしておいて下さい。と言えないけど伝えたい。(笑)

Epsn0010youtienbara2

Epsn0009youtienbara

幼稚園の 薔薇。 福島の焦りが 感じられない美しさで 嬉しい。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

こんな時ですが・・・ガス抜きしました!

※写真はクリックで拡大できます。

Epsn0035panyaki

幼稚園ママの先生に教わり チョコロールパンとハムマヨコーンぱんを焼きました!

Epsn0043pan_3

簡単でおいしい! 具材を変えれば バリエーションも豊か・・・

Epsn0041donatru

焼き上がりを待つ時間 ドーナツボールを皆で丸めました。 きな粉と黒糖をまぶしてます。たこ焼きじゃないよー!

このところ 右目のまぶたの痙攣が 頻繁である。ショールームで接客の仕事をしていた時、私には多すぎの1000%笑顔で長時間いた時以来。(笑)そういえば・・この所 週末は早朝からの除染作業が続いたし 歳もとってるし疲れかなあ・・とは思っていた。

夫が ストレスだよ。というのだがハテ?私はそんなに繊細だったのだろうか?只今熱烈に戦闘モード。もはや気持ちだけは目に見えない放射線sたちに真っ向勝負を挑んではいるのだけど・・・今日も ふくしま「I-e」ごはん。をチェックし・・ 除染の詰めの甘さを痛感し 反省したところだった。そう。もともと私は面倒くさがりなのだ。もう 一生分くらいの掃除を気持ちの中では終えている。

でも 変わりにしてくれる人がいないのだから痙攣しようが何だろうが この掃除の旅は続くのである。(笑)

幼稚園のママサークルでパン教室を開くというので ストレスも溜まっているであろう私 ケーキ熱がすっかり冷めた私 は息抜きに参加してみた。

当然だけどそこでも原発不安の声は多かった。不安だ。不安だ。と言いながらも皆 それぞれ聞き伝わった情報や 学校サイドの対処の仕方を交換した。何か納得できる要素があれば少しは不安が落ち着くという事を身をもって感じているのでつまらないと思われる事も話したりした。パンも生地を優しく叩いて ガス抜きをする。ちょうどそんな時間だった。

notenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotenotes

ところで・・我が家の男道驀進中の 義父であるが 退院当初のおっかなびっくりが嘘のように 自由を満喫している。案の定・・先日の検査で塩分の取り過ぎの注意をうけた。できるだけ薄味の物をだしているのだけど・・やはり 人が愛を求めるように 体が塩を求めるのだ。(笑)

先日 台所に立つと無言で タケノコ、蒟蒻 にんじん 厚揚げが置いてあった。これで何を作ってほしいのか・・私なりに推理して 薄味の煮物にして出した。

「お父さん・・これで 正解なのでしょうか?」 私はあえて聞かないし 父もあえて何も語らない。なかなかスリリングな関係である。(笑)

Epsn0005nimonoその証拠の一品

Epsn0006bento 給食センター損壊のため 中学校は毎日弁当持ち。 立ち直れ!給食センター!

今日 恐れていたストロンチウムが原発60キロ先の土壌から検出。重いから大丈夫っていってたのにーーーーー!!!

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2011年 5月 映画生活 MEMO

つい二十年前までは インターネットのない生活をしていた。
知り得なかった情報や知識が 簡単に目の前にすくい出され すっかりそれに慣れてしまった。不幸な事故が起きて・・少しでも不安を減らそうとpcの前に座る事が増えた。
でも 結局 自分の中の決断や 迷いや その他のもやもやと向き合う事をしなければ何も変わらないのだと思う。私にとっては 映画がそのきっかけやヒントになる事がままあるように思う。言葉に上手く出来ないような事は ネットで得られる明確な情報よりも 自分の中に何かしらの形をもって不意に生まれたりする。
今月は・・ ちょっとムキになりました。(笑)


(ソーシャルネットワーク)   2010年 アメリカ   監督 デビット フィンチャー

S002

2003年 ハーバード大 二年生のマーク ザッカーバーグは ある出来事をきっかけに同大学の学生名簿にハッキング 。女子学生の格付けサイト「フェイス マッシュ」を作る。すぐに学校側にサイトは消されるものの その反響は大きかった。
世界最大のSNS 数兆円の時価総額になる企業の会社としての成長の様子と 実在の若き天才企業家 マークの 高揚と喪失。 青春ストーリーの要素を盛り込んだ スタイリッシュな作品。

20100827006fl00006viewrsz150x

confident前評判が高く 台詞のスピードが話題になっていた。ドキュメンタリーではないので企業としての成り立ちや成長はだいぶ端折られているように感じた。 それでも音楽や映像はとても若若しさに溢れクール!ファーストカットで マークが情け容赦なく彼女に浴びせ掛ける言葉には思いやりも 愛情が感じられず とことん嫌な奴との印象を受けるが その後の彼女へ未練を引きずる彼の様子から 彼がアスペルガー的な人物だと理解できる。思う気持ちを持っていても相手を思い計る事が上手くできない。巨額の富を勝ち取る天才が嫌な奴であればあるほど物語は面白くなるけれどマークの数少ない 心が揺れたシーンからは 自分自身に はっとしている様子が見て取れる。彼女からの別れの言葉。 エドヴァルトの「友達だと思ったから・・」と言う言葉。 ラストカット前の弁護士の女性からが「そう見せているだけ・・」という言葉。成功以外に目に入らなかったはずのいくつかに反応してしまう。日本では この類のベンチャーの異端児は潰されてしまった。もともと狩猟民族のアメリカと大きく違う所。そういえば○りえもんも「金で買えないものなんて無い。」と豪語して顰蹙をかった。もう少し気の利いた大人の男ならば例え思っていても言わない。(笑) 仕事での成熟と人としての成熟度は比例しない。マークの迷子のようなラストカットがフィクションでないといいけど。

(鈍獣)     2009年 邦画   監督 細野 ひで晃

D0426d7f

何故か相撲が中心の田舎ときわ町に編集者の静が降り立った。

今や売れっ子作家となった凸川の行方を探しにきたのだ。 この町でトップを目指す江田。警官の岡本。そして江田の愛人 順子。 ホステス ノラ。 江田と岡本そして・・凸川ことでこやんは幼馴染。幼少時代のある出来事の執筆を恐れ 隠さなければならない二人はでこやん殺害計画を企てる。しかし・・このでこやん。どんな手を使っても 死なない。それは鈍感を通り越して 恐怖へ・・・

wink ご存知  官藤 官九郎 舞台脚本の映画化。クドカン作品独特のお笑いセンスを全面に・・細かい設定の面白さにもくすぐられる。それでいて 懐かしい時代 痛い子供の頃、切ない光景や気持ちも何故かしんみりと感じさせられる。最後まで 見る人の取り方によって解釈がことなるようで・・作者の思う壺にはまった。とでも言うのだろうか・・でこやんを浅野忠信が演じているが・・彼の魅力が今ひとつ分からなかったが初めて私の中で花開いた感じ。(笑)何を言っても やっても 相手に通じない事。パンの耳に喋り続けるような これほどの恐怖はない。でも最後は泣けちゃうような・・ここら辺が絶妙なのである。

 

(ONCE ダブリンの街角で  ) 2007年 アイルランド  監督 ジョン カーニー

Images

アイルランドの首都 ダブリンを舞台にストリートで 出会った地元で修理店を手伝う男とチェコ系移民の女が音楽を通して心を通わせていくラブストーリー。

wobbly 非常にシンプルなストーリー。主人公をアイルランドの人気バンド「フレイムズ」のグレンハンサード。相手役はチェコのシンガーソングライター イルグロヴァ  ちょっと長めの音楽プロモーションのような画像だった。 くっつきそうでくっつかない・・スティディではないけれど貴重な絆で繋がっている二人。この微妙な関係と ちょっと暗めの美しいメロディラインは日本人が好きなカテゴリー。やがて二人は別々の場所へ旅立つ。せつない・・こんな感じ 誰もが一つくらいは経験しているかも。音楽を作り上げてゆく過程は 実際私も見せてもらった事があるけれど意外に 理数系な作業で面白い。そして無条件で この町の色が好きだなあ。と感じた私。観れば一日が気持ちよく終われそうな作品。

その他 観た作品

●イングロリアル バスターズ     やっぱり タランティーのは面白い!!!

●インセプション   プロットだけで大満足。意外に楽しめました。女学生が子供!残念。

●シーサイド モーテル この手の作品はスピードがないとーー

●マザー ウオーター  かもめ食堂組。少し 間延びしすぎかな。

●リリイ はちみつ色の秘密  ダコタファニング大人になったなー。

●レボーショナリーロード  痛いところをぐりぐりされた感じ。(笑) タイタニックペア共演。

●プライドと偏見 いいですねー。夢のように幸せな時間でした。

六月はいよいよ TUTAYA開店! 力がはいりますう!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

それでも丸くおさまれない。

Epsn1142kosajyu

コサージュって難しいですよね。 これだけ見てると・・アドちゃんみたいなイメージの私。(笑)

夫が 私のブログを盗み見て「すっかり社会派のまじめな人みたいだねー。」と皮肉を言うので私が この一大事に 社会のうねりから逸脱し取るに足りないことに奮闘し 内田裕也とはるくらいプライベート重視なのか話してみる。ここまでで・・この先どれほどつまらない話が続くかと先読みされた方!

正解です!

先日娘の中学でPTAの各役員を決める集会があった。 この学校では 全員参加という決まりがあって在校中三年間 何かしら役員をお引き受けしなくてはならない。私は丁度卒業年となる今年担当となった。 我クラスは丁度七人。広報。環境。教養。・・・クラス委員長副委員長という割り当て。当日の出席者は五人でお二人から委任状が出されていた。

選考方法としてまず希望を取り バッティングした場合はジャンケンという事になった。こんな時決まって アンハッピーに希望が重なりジャンケンでも敗れるという星の下に生まれた私。他の所属が希望どおりに決定される中・・最後の椅子をかけて ただ一人第二希望を意思表示した。

ここで・・司会のT先生。欠席された方の委任状に小さく書かれた「出来れば 環境委員会で。」という一行を重くとられた。「じゃ。 森おばさん、この方が不在なのであみだくじでお願いします。」

私。「えっ? 出席の方の希望優先では・・」止むに止まれぬ事情で委任状を出したのが私だったら無条件に引き受ける覚悟をいつもしていたので。。

T「いや。一応公平に。という事ですので。」

私「ここで選考方法を皆さんで決めていただいたので・・委任していただいたので」

T「この方もお仕事で忙しく 遠方のお住まいなんですよ。」いやー皆さん結構無理してるんだけど。

私「じゃ。私・・来る必要ないですよね? 解せません。」

・・・他の方「森おばさん 泣いちゃいますよー。」私の心中「そんな可愛いわけないだろ。」

この時私は心の中で次の集会までの五分間。タイムリミットまでごねる事を決意。

私「すみません。どうしても 解せません。」

こんな些細な事で頑強な態度をとり続ける自分に驚きながら・・昔は丸くおさまりゃよかったのになー 人目も気にしないで何処からどう切ってもおばさんイズムだわな。と心の中。

と言いつつ・・困り果てた先生製作のあみだにタイムリミットでしぶしぶ印つけ。

T「いやーよかった! 皆さん 森おばさんの希望になりました!!。」 汗汗。。

私。さも「あっそ。」という感じ。どんな仕事だって最初から引き受けたなら全力でやる所存。

T「残りの役員は欠席の方にお話しあいで決めていただこうと思います。」

・・・他の方「先生が決めないと決まりませんよー。また集まるのは無理ですよー。」

私「先生がきっちりとあみだで決めてください!」

その後 同席されたお母様に「ごめんねー。大人気なくってー。つまらん事で面倒かけちゃったねー。」と謝った私。正直いえば最初はなりたくない委員を引き受けるのが嫌だったからかもしれない。でも途中からまったく飲み込めない道程に乗る事を体が拒否した。どんな小さな事でも私なりに 人に迷惑がかからない程度には 筋を通したいのだ。それがもの凄く些細な事でも・・不器用なおばさんですから。。(笑)

何をするのも何を決めるのも どんな面倒な集まりでも 出来る範囲で参加しようと思っている。でも実際・・いつも集まるのは同じメンバーというのが事実。誰だって無理な時はあると思う。周りでサポートできる人でありたいと思う。でも・・・逆の立場ならリスクもいとわない人でありたいとも思うのだ。

という事で私は社会派には遠い。バランス感覚や奉仕の気持ちも足りない。 私の目の前の世界は政府や 東電にも遠い。それでも小さい事でも大きい事でもキチンと筋を通して理解したいのだ。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2011年5月 | トップページ | 2011年7月 »