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2011年1月

ご近所おつきあい事情

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ボロのソファベッドにカバーをつけてみました!

私が 福島で生活をするようになってはや17年になる。

ところ変われば・・とは其のとおりで土地独特のあるいはその御家独特の慣習のようなものがある。

田舎ではあるが・・新築住宅の立ち並ぶこの一帯も例外なく景色は一変した。おそらく・・ 人里から離れれば離れるほど 家族やご近所のおつきあいは密になるのだろう。それと比較すれば・・随分簡略化しているこの辺りなのだと思う。

それでも・・隣組という5,6世帯からなるグループは今も細々と健在している。知り合いの隣組は 新年会やら 忘年会が 未だに持ち回りで各家で行なわれているとの事。正直をいってしまえばそれほどお付合いのない方とのそれらは・・想像するだけでも気が重い。(笑)

でも・・基本趣旨に 間違いはないその親睦の機会を 参加しないほど勇気はないらしい。 以前にもお話したけれど 私は巨大な公団住宅で生まれた時から生活していた。

初めはどの世帯も核家族の 走りのような家族構成で似たり寄ったりのせいか・・親同士 子供同士のお付合いがあった。そのうち転勤や マイホーム購入で 人が入れ替わり 時もたってご近所付き合いというものが限られた人との間だけのものになっていった。でもその頃までは・・ギリギリ・・下のお婆ちゃんは一人暮らし・・上のお兄ちゃんはそろそろ大学生。くらいの顔見知り感はあったように思う。

さらに時が流れ 建物自体の老朽化が見え出した頃には 老人が多い・・なんとなく淋しいイメージの住みかとなってしまった。

そんな 特にお付合い自体に難しい問題すら生じなくなった事が楽に思えたのも事実。

去年騒がれた 高齢者の所在確認のニュースも そうだろう・・と不思議な気持ちにならなかった。いい事だとは思えないけど・・悲しいかな受け止めている自分がいた。

「隣組」の主な活動は 公民館やその中でやっているサークルのお知らせから始まり集金やら選挙のお知らせやら地域のもろもろの活動の参加を求めたりする。

班長は順番に請け負う。

最大の責務は その期間に何方かが亡くなった時 要望があればお葬式の 受け付けから台所のお手伝いをする。香典や業者への支払いまで管理する。身内が慌てたり 落ち込んだりする時期をフォローする。

初めて 班長になった時は 申し訳ないけれど・・危なそうな人がいないか思い描いてしまった。(汗)他人がお金の管理までするなんて嘘みたい!生まれてからの生活が前記のような具合の私にとっては まさに未知の世界だった。

面倒に思えるこのシステムも 私のような他所からきた嫁には意外に寛容でご近所を周り 色々な事を教えてもらった。

それをキッカケに顔を覚えてもらったし。近所のにゃんこやわんこにも挨拶をした。

17年経ち・・若い夫婦と小さな子供の世帯が増えた。案の定・・皆  絶対的に面倒そうな「隣組」には入らないらしい。(笑)

そうだろうなー。とも思う。どんどん・・私の過した団地のようになるのは淋しい気がするけど。

冬も本番となり 道路の雪かきは日常となる。車の運転は好きだけれど・・この時期の路面の凍結は緊張する私。

雪かきを・・自分のお家の前だけで済ましているのは 若い世帯。

子供が通るだろうから・・と少し延長してやってくれているのは古くから住んでいる世帯。小さな子をもつ若いママたちは気がついているだろうか・・?若かった頃の私は気がついていなかったと思う。

今日も・・道路の旗振りをボランティアでしてくれているおじいちゃんがいる。子供たちを送り届けると風のように去っていく。おじいちゃんの孫がいる訳じゃないんだけど・・

気がついているだろうか・・?知らない方も子供を心配してくれている事。

自分と直接関係なくても お付合いを大切にしている方もいるのだと思う。ただ。。そうゆう方は謙虚だから・・

面倒くさがりな私だけど・・何となく それ程 仰々しくなく お付合いというのができないものかと思う。

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マシュマロ入りとマーブルのケーキ。まだ続くか?お調子ケーキ道。

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デジタルネイティブ

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常備してあるバナナにて製作・・・・失敗のないケーキです!

映画「ソーシャルネットワーク」がゴールデングローブ賞で四冠に輝いてから 映画紹介コーナーやら IT業界の現在。みたいな番組が多い。

はっきりいって・・この手の話題から遠く離れた暮らしをしている私だ。
ただ・・小学生の息子たちが ゲームに入り込んでいる姿を見るにつけ・・「そのゲーム 最初から結末がどうなるのか決まってるんでしよ?それを作った人の思う壺にはまってるんだよねー。どうせなら・・作る方に興味ないの?」とからかう。
実際簡単なソフトなら小学生だってプログラムする世の中らしい。札束をちらつかせた大人がある日やってきて・・「ビジネス」という刺激的な響を耳元で囁くのだろう・・あくまでも想像だけど。(笑)
全力で画面に向って 叫んだり 残念がったりしている様子が 私には理解できない。(笑)
これがジェネレーションギャップってやつですか?
何時だって理解の範疇を超える物に 最初は恐怖を覚え 否定するのが大人である。
言っておくが・・私は脅威ではない。
子供は子供。 難しい用語にやり込められるほどヤワじゃない・・リングに上らないし。(笑)
と・・いいつつもわが中学生の娘は私よりよほどこのITの世界で羽ばたいていて 全国各地に友人がいるようだ。

PCを使う上で 分からない事をついつい・・娘に聞く情けない私だ。子供は子供といいながら・・結構愛想よく 擦り寄っているのが現状。(汗)
デジタルネイティブというのは・・つまり・・生まれた時からデジタル環境が当たり前のものとして存在している世代の事らしい。最近ではさらにネオデジタルネイティブという世代も。
まっ。我が娘もその一員。
PCを使う上で分からない事なんて・・けして生身の人間には聞かない世代なわけだ。
だって・・答えは画面の中に丁寧に説明されているのだから・・
横で見ていてもまあ・・作業の早い事 。「アタックナンバーワン」に出てきた桂三姉妹の三位一体の攻撃みたいに・・(例えが昭和ですが。)

そうそう「ソーシャル ネットワーク」のマークザッカーバーグの早口も凄いらしい・・
今朝のニュースで17歳の男子がIT系の会社を 中高生のツイッター仲間と立ち上げた事を報道していたが・・  若き実業家である彼もとにかく早口だったっけ・・
そんなに急いで何処へいくのだろう。
スピードが命の世界らしいけど 人生は長い 生きるのを急ぐような結末にはならない事を心から祈る。 いかにもオバサン意見だけど・・意地悪や呆れていってる訳ではないのだ。心配しているのだ。これもオバサンがよく言うけど。(笑)
その時 その時でしか 見られない景色があるからね。という事。

娘の修学旅行の班割でうまく仲のよい子との調整が出来ずにいるらしい。
「意見がまとまらなければ・・くじ引き」という。
「せっかくの楽しい旅なのだから・・ せいぜい頭を使って 皆で譲りながら話してみなさい。」
といった。中学生活ただ一度のイベントなんだから つまらない事に時間をかけたっていいんじゃないの?

Epsn0970rinogo おじいちゃんが隠してた林檎を使って製作!ごめんね。

Epsn0971norenn tutayaの前に時々マルシェ。よく見るとかわいいノレン。

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2011年 映画生活スタート MEMO

映画鑑賞は  私にとっては精神集中の時間であり リラックスできる時間であり そして・・かなり大切な事を考えるきっかけとなっていて同時に大切な事を教わる事も多い。作り手は何かを伝えたくて 魂を削りながら作品をつくる。それでも 感じるところは千差万別でまた違った息を吹き込まれていくような連鎖が面白い。作り手の手を離れてから後の事は神様のゲームのような気さえする。
今年も いい音楽やいい本やいい映画に出会えたらそれだけで生きててよかったと思える私です。うぅーん受動的すぎるでしょうかー(笑)

年が明けて観た映画の中から数本ご紹介。まずは・・今だ余韻の中にいる
セラフィーヌの庭

Photo監督 マルタン プログオスト 2009仏

 (ストーリー)

1912年フランス貧しい家政婦として日々働きづめの セラフィーヌ。そんな彼女は仕事を終え蝋燭の炎の中で絵を描く事が至福の時だった。ドイツ画商 ウーデとの出会い。彼はルソーやピカソを世に送った目ききである。彼の目にとまったセラフィーヌの絵であったが第一次大戦の始まりによって・・また長い時間を待つ事を強いられる。

その間 さらに苦しい生活をおくる彼女だが・・けして 絵を描く事は止めなかった。再びウーデと再開するセラフィーヌ 絵が認められ少しずつ暮しもよくなり始めるが・・世界恐慌とともにまたしても翻弄される事になる。

自然の素材を使い絵を描き 自然と対話し 癒されながら生きてきた無垢なセラフィーヌ。あわせ持つ内に秘めた情熱・・それらが・・少しづつバランスを失ってゆく・・・

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wink時代に埋もれてしまった女流画家ではあるが・・100年たって私のようなものが映画という窓口から彼女の作品を観る事が出来る不思議。作品中に発する彼女の素朴な言葉にとても癒された。あるいは・・悲劇ともいえる彼女の在り方だけれどひとりではあり得なかった道筋であり どのように生きたとしても 人は人と繋がらずにはいられない物なのだと思った。格闘の中で一番苦しいのは言うまでも無く自分自身の魂とのものだ。経済的に潤いたいとか世に名を残したいとかそんな大それた事を願わなくても 人は誰かを欲してしまう。誰かの声を聞きたいのだと思う。「自分の魂との格闘の始まりは 他人から傷つけられる事」と以前書いた事があるがこれは自分を振り返っての事。 傷ついた時しか自分と向き合ってこなかったかも・・という自責の念。 生きている限りこの格闘は繰り返される。・・多分。ちょっと気が重い。(笑)

彼女の絵が素晴らしいのは・・画家としてのコアな部分が屈強だからだと思う。この屈強さに悲しい気持ちにもなる。そんな作品。

ククーシュカ ラップランドの妖精

5c675350s 監督 アレクサンドル・ロゴシュキン 2002露

(ストーリー)

1944年第二次世界大戦 ロシアとドイツ 保国のために同盟を結んだフィンランド 祖国を裏切った罪をきせられたフィンランド兵とロシア兵 二人を助けたのはフィンランド最北の地ラップランドに住むサーミ人アンニ。お互いの言語を理解できない三人の生活が始まった。

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happy01私にとって夢の場所フィンランドの最北という場所設定。 妖精。という登場人物。とくれば・・どんなファンタジーかと飛びついたが 予想を覆す作品。歴史的にみれば重い話か?という予想もまったく違っていた。
これ コメディです。(笑)いや・・本来は 戦いなんて馬鹿な事はおやめなさいよ。言葉が通じなくたって支えあって生きることはできるんだから。という非常に深いメッセージを含んでいると思うが・・そのプロットの壮大さと間逆のたった三人のオトコとオンナの奇妙なやり取りが笑える。落語みたいだ。 どんな時もユーモアは大切と日夜考える私には 非常に「やられた。」と思わされた作品。北欧の景色の中によく現われるダークブルーのような黒が美しい。ワイエスの絵にもにたようなブラックが有った事を思い出した。




彼女を見ればわかること
Things_you_can1 監督 ロドリゴ ガルシア 2000年 米
(ストーリー)
五つのストーリーからなるオムニバス。
1・認知症の母の介護をするキーナー医師
2・不倫の末妊娠してしまう 銀行支店長 レベッカ
3・思春期の息子と暮すシングルマザー ローズ
4・死に逝く恋人を見守るレズビアンの占い師クリスティーン
5・盲目の妹と暮し 新しい恋に向う女刑事 キャシー
ハリウッドを代表する豪華女優の共演も話題に・・現代女性なら身近に感じるシュチュエーションが切り取られている。

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deliciousキャストを見る限り華やかな作品と思っていた。当時 オムニバスブームで何となく敬遠してしまった。しかし・・監督が男性との事。観終わって2度ビックリだった。
ノーベル文学賞「百年の孤独」のガルシア マルケスのご子息との事。
非常に心のひだが繊細に描かれていた。江国 香織の小説みたい! アメリカではあまりに地味という理由でドラマになってしまったらしい。なんとなく分かる気がした。(笑)
個人的には 2のエピソードの「ピアノレッスン」のホリーハンターが可愛かった。そして切なかった。3の「サイダーハウスルール」のキャシー ベイカー。お母さんをやらせたら右に出る者はいないくらい上手かった。 5のキャメロンディアス 盲目の女性を凛と演じその後の彼女の活躍のスタートとなった作品。

僕のピアノコンチェルト 

328162_100x100_001 監督 フレディMムラー 2006スイス

(ストーリー)

天才児としてこの世に生を受けたヴィトス。数学と音楽の才能は特に素晴らしい。天才を育てる事に意気込む父母 ヘレンとレオ。プレッシャーに耐えながら成長するヴィトスのただひとりの理解者は田舎で家具工房を営む祖父だった。友人関係からも孤立。母の敷いたレールの上を走る事に憤りながら どうしていいか分からないヴィトス。そんな時祖父は「決心に迷ったときは 大切な物を手放してみろ」と被っていた帽子を投げるのだった・・そしてヴィトスはある行動にでる。

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happy01天才でなかったとしても・・自分探しの葛藤や孤独は感じる物だと思う。何故天才か?というのは・・後半の両親を助けるドラマティックな展開のため。本心をいえば・・演出よりは人間ドラマとしての感情の動きにウエイトがあったらよかったんじゃないかと思うけれど ヴィトスの歳相応のカットはかわいかった。12歳のヴィトスを本物のピアノ天才児が演じている。おじいちゃん役のブルーノガンツ ベルリン天使の歌を劇場で観た以来かな・・渋くて少年ぽい優しいおじいちゃんがはまりだった。

snow映画を見る前は あまり下調べをせずに観る事が多い。もちろん信頼するレビューをあたったり 予告を観てこれは・観よう!と決意する事もある。最近TUTAYAでは昔の名作がピックアップされディスプレイされている。うう・・懐かしい。どれも・・観て損はないものばかり。その上 若い才能のある監督もたくさん出てきている事も実感する。不況の風が吹き止まないが映画の世界に関しては・・少しだけ未来が信じられる気がする。

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伊達 直人に思う

伊達 直人が一躍有名になり 世の中を駆け抜けている。
子供たちに囲まれながら 我が家(チビッコハウス)に入る伊達氏の後姿のイラストは何度となくテレビで紹介されている。
夫の友人が「アレを見る度 Aきやまさんを思い出すんだよね。」と言っているらしい。自分の生活でカツカツの夫にとっては 笑っていいのか考えるところではあるけれど。(笑)子供がたくさん。という事のみ 共通点ではある。

梶原一騎 作品には わりと子供たちに囲まれキャラというのが登場する。
「星君 俺は今猛烈に感動している!」の左門豊作は 沢山の兄弟を養うプロ野球選手だし「俺は 燃え尽きたぜ。」の矢吹 ジョーは 施設育ちのプロボクサーだった。
私が育った あの年代は 一般的に恵まれていない人が才能と努力によって 夢や成功をつかむという サクセスストーリーが多かったように思う。
実際・・  世間的に名を残す事がなかったとしても 一般的に恵まれている人のそれと同じくらい 素晴らしい人は多いのだと思う。

私的には ・・高校一年の時初めて出来た彼に 沢山の兄弟がいた事を何となく思い出す。
私より 偏差値の高い高校に行っていたのに 私がふわふわと進学について思い描く横で「僕は 地方公務員の試験を受ける。」と言っていた。今にして思えば なんて堅実でいい子だったのかと思う。彼なりのバランス感覚の出した答えだったと思う。

その後 激辛カレーを食べに連れて行ってもらった時 尋常ではない彼の汗に 全て恋の 魔法が解けてしまったわたしである。子供だったのです。(笑)今ならどこからどう汗がでても ずぶ濡れでも OKです。 御免こうむられるでしょうが・・・

今回の伊達 直人のニュースで思った事は 三つ。
今回の事が無くても 長年に渡り 匿名 または 特定の団体から 沢山の寄付や献金がされ続けている事。
使途が明確であれば 無い袖を振ってでも 可能な限りの善意を惜しみなく寄せる人が多い事。
そして・・何より・・ 「私は貴方達を愛しています。」という一言が私の気持ちに響いて聞こえてきた事。誰かにそう思われる事を信じてほしいと思った私。

チャリティや義援の和には 賛否の 否の部分があるのものだが どんな時も した方の細かな意図や気持ちより された方が 助かったという事実。これが全てであると思う。

子供や弱者に あまりにも 辛い事件が多い昨今で 誰かの役に立ちたいというそのままを そのまま喜べる人が多い事を願って止まない。善意が高揚感のみの一過性で終わらない事を願い それと合わせて 自分自身の問題としてずっと考えていきたいと思う。




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仲良しのE子ちゃんがメデタク結婚。結婚祝のお返しにクロスと鍋敷きを頂きました!

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街物語

冬休みも終わり・・ようやく 通常モードの生活が始まった。
心と体のリズムが合わないのが・・歳をとるということなのか・・
階段を下りて 漫画のようにすってんころりんと一瞬 空を飛んだかのように転び玄関先にホール イン ワン してしまった。(笑)
笑い事じゃないほど 激痛が走ったが我ながらの事態に笑ってしまった。(その場に干物のように倒れたまま)
推理ドラマなら・・過失で人を突き飛ばし たまたまそこにあった石に頭をぶつけ死亡。何て事もあるが そんな簡単には 神様はあちらに送ってくれないものだ。何て頑丈なんだ。私。
昔からの友人の年賀状に「疲れても倒れないが 共通点」とあった。
数年前は「働いてナンボの女 が共通点」とあった。本当にうまい事をいうもんだ。と思った。


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いつも 気持ちよく昼寝しているわんこ。その様子が撮りたくて近づくも・・吠えられてしまった。(ごめんねー。)

さて・・少し前のドラマに「新参者」というのがあった。
阿部寛の主演で 東野圭吾 原作のドラマである。
阿部ちゃん扮する刑事の推理物であるが・・主軸は人形町を舞台に事件に関係するそこに住む人たちの人情物である。
東野作品は いくつか読んだ事があるが・・どれも映画やドラマになりそうな エンターテーメント性のあるストーリーが多い。これは特に刑事物+人情という二本立てで 年齢層の上の人も取り込めそうなお話で「ちょっと重松 清 入ってるよね。」と当初から 思っていた。
そのドラマの主題歌が 山下達郎の「街物語」である。

あまり変哲のない曲なのだが・・いいな。と思った。
もともと ミディアムテンポの フォービートには耳が誘われる傾向のある私。
あまり細工のないメロディーで 隙間がたっぷりある曲が好みである。
ドナルドフェイゲンのアルバム「ナイトフライ」みたいにね。

そして・・この曲を作るにあたって 実際にこの街を沢山歩いたというエピソードを聞いて
ますます 納得した次第である。
というのも私  短大を卒業して四年近く この街に勤めていたのだ。
小伝馬町から・・人形町・・ 
今でも古くからの着物問屋が商社と名を代えて立ち並ぶ。オフィス街であるのに何故か昔懐かしい町並みで 少し歩けば 路地裏に老舗の 喫茶店なんかがあったり(しかも古くて床がきしんだりして)駅前は 行列の鯛焼き屋さん。 ちょっとお高めの佃煮屋さん。
そんな光景が 曲とともに浮かんで懐かしい気持ちになった。

大都会 東京にあっても こじんまりと落ち着く街である。
それから・・いろんな街とともに生活してきた私だけど 街1つでも何となく合う。合わない。というのがあるような気がする。
「 ザ・都会」みたいな歓楽街でも居心地のいい場所もある。
不思議だなーと思う。

用事がなくても どこかで降りてみるような そんな暮しができたら・・と思う。


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よく作るベイクドチーズケーキ。 子供たちは待ちきれず いつも アツアツを頂く。
冷やした方が美味しいんだってばー・・・

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オレンジの世界

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今年 初めて焼いたケーキ 胡桃が高いので たまたまあった「甘栗むいちゃいました」と缶詰パインと林檎を細かく切って入れました。


姉弟の人数が多い我が家の子供たちは割り算だけはもしかしたら達者かもしれない。
というのも 箱に入った「○枚入り」のお菓子は常に五等分しなくてはならないからだ。
それが・・わずか七枚でも 三十枚でも とにかく「5」で分ける。「5」という星の下に生まれた子供たち。きっと大人になって別々に暮しても・・何かを見て五等分する習慣は残るに違いない。(笑)

三年生ともなると「あまりのある割り算」を習うわけで・・今まで 上手くごまかされていたかもしれないその あまりの部分が決勝戦と表されジャンケンがはじまる。そして中学二年といえども戦いを退く程 大人ではない長女も参戦し しばらくの間は「5」の呪縛からは逃れられないであろう。誠にご苦労である。
この・・「決勝戦!!」のコールからはじまり・・エントリー・・ 戦い・・配当までの流れが成長とともにスムーズになっている。なにかの役にたつ時があってほしいものだ。多分役にはたたないけど。(笑)

子供というのは瞬間 瞬間で生きているので その時 欲する物が世界の全てである。
明日になれば何の価値もなくなる事だって多い。
トンキチ チンペイ カンタの目下の全てはカードゲームのカードである。
部屋のあちこちに 用済みかスペシャルか見分けのつかないそれを見つける時 これで一体幾らになるのよ・・・と切ない気持ちになる。

風呂に入った時 チンペイが遠くを見つめ「最近 僕はついてない 運から見放されている。トンキチには・・レアカードが当たるのに・・・」と涙を浮かべて愚痴っていた。まるで恋に破れたように・・
「何を言ってるの・・お習字や絵で立派な賞状をもらったじゃないの。そっちの方がいいと思うけど。」と慰めてみるが当然届かない。
今の彼は 私が忘れてしまった 油断すると頭をぶつけてしまいそうな世界のカコイで囲まれている。

レアカードの素晴らしさを語る時その世界はキラキラと輝く。「しあわせ」と顔に書いてやりたい。
私には この男の世界はよく分からないけど・・

子供の頃・・缶入りのドロップスの中に とても少量オレンジ色のドロップを発見した。
缶をふって 手のひらに落ちるまで 何色だか分からないその瞬間。
ポトリと不意にオレンジ色が 収まると 凄くラッキーな気持ちになったものだ。
もしかしたら あの感覚に似ているのかな・・と
忘れてしまった子供の世界を思う。

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年明け 初売りに 夫が並んでオーブンレンジを 八千円代という安さでゲットした。
オーブンがこわれて 大分たっていたので久しぶりに 娘とクッキーを焼いてみた。
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 型抜きは無印で見つけました!そしてもちろん 「5」で割 あまりは頂きました。(笑)

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今年もどーぞよろしく!

2011年も明けました!

皆様が 「しあわせだなあ。」と思える瞬間が たくさんありますように・・
皆様が元気で「美しいなあ。」 「嬉しいなあ。」 「美味しいなあ。」と 五感が満ち足りる瞬間にたくさん出会えますように・・
それから・・私の知らない人たちも そうでありますように・・

福島は雪の予報がはずれとても天気がいい。
冬は空気が澄んでいて 遠くの景色がとても美しく見える。
智恵子抄で・・「本当の空」と智恵子がうたった空。
皆様の空は・・今日はどうでしょう・・
曇る日も 暗い日も あるでしょうが お互い自分らしく 行きましょう!
今年も どーぞ よろしく。

Epsn0948soba    2010年 年越し蕎麦。 子供たちも頑張って食べました。

Epsn0950oeti_2 2011年 おせち。三日たったら無くなりました!。

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