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フィンランド

Epsn0646neko 羊毛マスコットをどうしても作ってみたくて・・今ではホコリのようなやや痛々しい面持ちになってしまっている。

高校時代 吹奏楽部に所属していた。
その定期演奏会のいくつかの選曲の中にシベリウス作曲の「フィンランディア」があった。
荘厳で力強く とても美しいメロディに 鼻っ柱の強い妄想革命家 かつ乙女チックな私はやられた。(笑)
日本でもポピュラーでフィンランドでは国歌と並び愛されている曲。
その時からだろうか・・まだ見ぬ(いや・・見られるか解からぬ)その国に得意の妄想もプラスされちょっとした片思いがスタートした。

意識するとその湖と森林の国はいろいろな形でニュースや本で紹介されていてそのどれもが私の心を離さない。
最近では アニメフェアのようなものが開催され日本ではメジャーなオタクたちが生き生きと
踊りまくっている様子を知った。

歴史的には昔からロシアとスエーデンの両方から圧制され苦しみの多い国だった。
弱い民族ならきっと力尽きてしまったであろうこの国が 今では教養のもっとも高い国として存在し 医療や子供への助成も充実しているような福祉国家になるのは並大抵ではなかったはず。その始まりであるフン族は元々は東洋人であったとのこと。
遥か遠い北欧の国に私と同じ遺伝子をもつまったく見た目のちがう人たちがいたなんて・・オタク気質が浸透するのも サムライの潔さや粘り強さが何となく理解されやすいのももしかしたら・・・と思いをはせると面白い。

映画「かもめ食堂」を観た時はますますしびれた。(笑)
イッタラの食器やアルヴァ・アアルトの建築や家具はもちろん大好きだったけれど主人公のサチエさんの暮らしぶりがとても素敵で 最後まで特別な事はおこらないストーリーの中でも決まった事を毎日続ける。シンプルにきちんと生きている姿とフィンランドの雰囲気が憧れとして映った。

そして最近手にした「フィンランド・森の精霊と旅する」という女性写真家の旅の記録。
たくさんの神話や 風習・・例えば一家に一本守護木があったり・・亡くなった人のイニシャルや亡くなった日付を木に彫る事。相談事や告白を森に行って木に打ち明けたりする事。など とにかく自然とのつながりが普通 という事実が羨ましく思えたのだ。

もともと インディアンや エスキモー のような先住民族や アメリカの映画で見たアーミッシュの人のような 自分たちの価値観で暮している人に何故か惹かれる私。興味本位ではあるけれどもっとも近代のテクノロジーを意識している人たちといえるのかもと思っている。この便利な世の中を選択せず 不自由を選ぶ事が この暮しの代わりになくしてしまった物が多いように思う私には気になってしまう。

もしも・・もしも残りの人生で行く事ができるとしたらこの国に。と決めている。(笑)とっても遠いんだけど・・


Epsn0649mono 森林や湖に60パーセントしめられている国
Epsn0648baba お父さんは50歳の若さで亡くなった。お墓に続く道の間にこの木が・・
Epsn0654midori  森の神話もたくさんある。どれもが興味深いものばかり。        
Epsn0671hon_2              

「旅をする木」は蒼井優ちゃんが進めていた。

 本当に写真集を見ているような文章でアラスカの自然が美しかった・・・

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんにちは!
羊毛マスコット、可愛いですね♪
私も一度だけ作ったことがあるのですが、何度も手を刺してしまって
不器用さが、文字通りイタイ結果に(笑)

フィンランドと聞けば、私は「牧場の少女カトリ」を思い出します(古っ)
10年以上前にBS?で再放送があったお陰で、当時の職場で「カトリブーム」が再燃したことがありました。
ちょっとでも嫌なことを言われたら、「○○さん、意地悪を言っているのですね?」と
カトリの声真似で応戦するのです。

もちろんジョークっぽくですが、本音でもありました(笑)
カトリの力を借りれば、今の私たちにはタブーとされる「真っ直ぐな言葉」を言えるから不思議です。
そのうえ、そこで嫌な雰囲気が一変し、笑いに変わるのですから、
北欧の澄んだ空気感そのものを醸し出すカトリならでは
ですね。本当に大好きでした。
東洋人の遺伝子が元にあると教えていただき、なるほど
共感はそのせいか・・と勝手に納得でした(笑)

北欧ブームは、私が結婚する頃にも一時密かにありました。
ですが、マリメッコなどのカラフルなテキスタイルは
北欧の暗さを補う役目を担うためというだけに、南国九州の風土には合わないし、
突き板仕上げや集成材のツルンとしたアアルト的仕様よりも、無垢の木を好む私には、
家具にも気候風土に合うかどうか慎重になってしまうようです。

でも、私もかもめ食堂のあのインテリア、特にキッチンが好きでした!
そして何よりあの暮らしぶりを見て、シンプルに生きることの美しさを知りました。
(観た後に、おにぎりがやたら食べたくなりました・笑)

アーミッシュ。
私のブログでよく使わせていただくビル・コールマンさんの写真は
彼が25年もの歳月をかけて撮り続けたアーミッシュの写真集からの抜粋なのです。

文明に染まらない質素で凛とした暮らしに、「人の原点」を見る思いがして
見とれてしまいます・・。

投稿: wildrose | 2010年10月24日 (日) 16時30分

wildrose様
羊毛マスコット・・私も何度も指をさしました。(笑)解かって 気を付けてやっているはずなのに何故か ジャスト 指先!という・・考えたらアレ以来作っていません。指が拒絶しているんですね。coldsweats01
「カトリ」知りませんでした! 絶対観なければ・・北欧の子供ってかわいいですよね。
教えていただきありがとうございます。
そうそう・・「ラースとその彼女」も教えていただき先日 観ました!DVDのジャケを観た時には 少しだけ不安でしたが(すみません。)凄くよかったです。人形がらみのファンタジーは子供っぽくなる可能性が大ですが まったくそんな事がありませんでした。脚本の力と俳優さんの力ですね。町のおばさんたちの温かさもよかった。
普通の人なんていないのよ。というゲイの孫を持つおばさん。私も 誰と会う時も自分の正義を貫ける大人になりたいです。
アーミッシュ。そうでしたか・・
wildroseさんのブログの写真はどれも大好きですが なるほど。そこにも理由があったのですね。アーミッシュとは違うけど教会のシェーカー家具もシンプルでいいですよね。人は丸い方が好みですが家具は角カクしている物が好みみたいです。(笑)
北欧のインテリアや食器・・あの色の使いは気候からくるんですねー。たしかに 寒い空によく似合う気がします。好きですが1つも持っていません。価格も無理だし・・壊れるのをおそれながら使うのは無理。(笑)たまに映画やお店で眺める位の私のライフスタイルです。

いろいろ教えていただき嬉しいです。
その後元気でましたか?無理せず気持ちだけでも
のんびりしてくださいね。

投稿: 森おばさん | 2010年10月25日 (月) 19時37分

二度目のコメで、ごめんなさい(お返事はいいですからね!)
大丈夫です♪いつもご心配いただいて有難うございます。
こうして他の方のブログで楽しませていただきながら、
自分のブログにも記事を書いたような気分にさせていただき(笑)、
なんだかとても満足!でした。

北欧には大きな木が育たないので、アアルトさんなどが
沢山の木を接ぎ合せる技術を編み出し、あの独特の家具スタイルが生まれたと
私も最近知りました。

我が家でも、スタイリッシュで素敵なデザインとニセモノの安さに惹かれて(笑)、
一度だけ北欧風の曲げ木家具(例の壊してしまったラブソファ)を買ったことが。
でも、他が無骨なデザインの物ばかりの我が家には、やはり不釣合いなんですね。

「素敵」と「似合う」は違うって、いつも後悔するので
すが、すぐ忘れます;

で、実は私もシェーカー家具の脚とかが好みなんです(これ書きたくて・笑)
あの角ばった下に行くほど細くなる脚!すっきり美しいですね。
それからシェーカーボックス!
オーバルボックスが欲しくて、ずっと少しでもお安いのを・・と見てますが、高い!@@
庶民(以下か;)には、なかなか手が出ません;
自分で作れたら嬉しいのですが・・。

私のほうこそ、コメントしなくてもいつも立ち寄らせていただき
その都度、知らないことを教わったり元気を戴いてます☆
興味のあることが話題だと、つい飛びついてしまいます(笑)

「森おばさん倶楽部」の部員の一人として、mariaさんへのコメントも
じーんと温かい気持ちで読ませていただきました。
これからも、ヨロシクお願いします(o^-^o)

投稿: wildrose | 2010年10月26日 (火) 11時49分

wildrose様
シェーカー・・そうでしたかー。
なるほど wildroseさんの色の使い方やシンプルな家具や 小物・・原点を見る思いがしました。
本当に素敵ですよねー。シェーカーについて語り合うなんて私も嬉しいですよお。crying
今から18年位前にセゾン美術館でシェ―カーデザインの展示があったのですが その宗教的な教えや習慣も含めて家具などの展示があったので より深く彼らの生活を感じる事ができました。
思考 生活全ての集大成がそこにありました。
それらの写真を昨日 改めて見ていたのですがシンプルである事の優雅。秩序の中の静けさ。そしてこれらが日常の生活の中にあるという事がいいですよね。彼らが天上の天国を新天地アメリカで実現した人々と言われるのも頷けます。
mariaさんのブログの写真がとても素敵で勇気をだしてコメントしてみました。
wildroseさんが全て縁を結んでくれています。
ありがとうございます。
急に寒くなっちゃって追いつけませんよね。風邪などひかぬように・・・
少しでもwildroseさんが元気になってくれたら とても嬉しいです。happy01

投稿: 森おばさん | 2010年10月27日 (水) 11時54分

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