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花の都

Epsn0606yasai 入院中のおじいちゃんに代わり収穫した野菜たち。

このブログで私と同時期を東京近郊ですごしたり 生まれ育った土地は違っても上京されて
すごされてる方などとお話でき本当にネットの力に感謝する事が多い。
私自身は東京から一時間弱の絶対的に都会でもなくかといって故郷といえるほどアンダーグランドでもない所で生まれ育ち 福島に住むことになってからは尚更 中途半端をせつなく思う機会が多いような気がするからだ。
福島に住んでいる方は圧倒的にここで生まれ育ち 何十年たって同級会が年に一度開かれて弟や妹の勤め先や結婚先まで知っているような安定したコミュニティの中にいる場合が少なくない。若い世代になると多少は違うんだろうけどまだまだ元気な父母世代が聞けば近況を答えてくれるようなシステムになっている。
心強いなー凄いなーと感心する反面・・もし 一歩外してしまったら 修正きかないんだろうな・・とこわい気もしてしまう。
東京というと・・ちょっとこわいイメージを持つ人もいると思うが(もしかしてこれは一昔前の感覚?)私的には田舎の外れられない感の方がスリルがある。(笑)踏み倒す。ばっくれる。逃げる。という選択をするならやはり都会のほうが懐が深いかも。
東京には 実は生粋の東京生まれという人は意外に少ない。
東京といっても私が育ったベットタウンのような街に近い土地も多く 少し行けば緑や小川が流れているような長閑なところも沢山ある。
ざっくりと70パーセントくらいは地方からの上京者で 何となくやってくるには距離的にありすぎるのだろう・・沢山の夢や野望や 向学心を持っている人が多い気がする。(あっ・・正しくは持っていた・・という人も多いかな?)
東京時代のあの時は「勝負!でてこいやあー」と思わないでもなかったが 田舎に住んでいる今はまんまと参戦した友人たちををココロから尊敬する。
故郷を離れ 未知の街で稼ぎ暮らすという事はけっこうな思い切りが必要だと思う。さらに孤独と不安のオマケつきである。それを差し引いても引き止めてやまない魅力がこの街には確かにあるのだけど。
東京時代の友人で20代は帰る度に仕事をやめて帰ってこいと言われ 30代は帰る度に見合いをすすめられ 40代にはみっともないからもう戻るな。と言われ・・今となっては帰るに帰れないと言っていた独身の子がいたけど(笑)
まんざら冗談じゃなかったんだな・・とココにいて思う。
いいじゃん。悪い事してるわけじゃないんだし・・と心底思っていたけれどまだまだ親元で実家とスープの冷めない場所にいてこそ親孝行という考え方がココにはどっぷりとあるようだ。そんな全てをひとまず置いて一歩でもそこから出ようと試みる事はパワーがいる。
夫は そんなだいそれた事を考えたわけでもなく上京したタイプ。
田舎の閉鎖された感じが肌に合わず上京するためにだけひたすら学生時代を勉強に費やしたらしい・・えっうそー。と思うけど その分帰るに当たっては倍以上悩んだタイプと見うけられる。(笑)
私はどうだろう・・なんのハードルもなく東京ですごし 友人皆には驚かれたけど何の迷いもなく福島にやってきた。生涯を通して野生の感で生きている。そんな根無し草も根を下ろした。
毎日 あだたらの山なみの美しさに見とれ とれたての野菜をいただいている。排気ガスをかき分けていた時だってロハスなんて頭のどこにも見当たらない私だった。電車の中で涙を流していても知らんふりをしてくれる そんな都会を優しいとさえ思っている。
田舎はヤダナーと思って上京した友人もこの歳になったら思い直す事もあるんだろうと思う。当たり前にある風景がありがたいと感じる事に驚く事も・・そこにいればそこは花の都って事である。

Epsn0609kesiki 病室から見える景色。 山と街なみ。Epsn0602tyou 蝶発見!

※写真はクリックで拡大できます。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

何だかいつも前の記事に書き込んですみません。私はいつもワンテンポ遅れて行動するような人らしい・・・のです。・・・(笑)・・・。近い人からはよくそう言われます。

私これすごくわかります。
ご存じのように私は九州の田舎者なのです。福岡が我が実家のあこがれの都市部だったのです。
母が私にピアノを必死でさせたこと・・・まさにこのことだったと思います。息がつまる田舎の人間関係・・・そうすれば自分が街に行ける。そうすればしばし田舎の人間関係から解放される・・・まさにそれが発端でした。
今森おばさんが暮らしていらっしゃる場所は、東京にも近く、人口も多く形状は田舎ではありません。でもこの閉塞感は、おっしゃる意味がすごくわかります。
でも森おばさんは、絵に書いたような子だくさんの幸せなおかあさんでもあるのです。本当に・・・。そして、
いつもほめますが、最高のお母さんぶりです。
ご主人の親御さんを誠実に面倒を見ているすばらしいお嫁さんでもあります。そして私もそうですが、このテクノ社会が可能性を広げてくれて、こうして楽しい交流もできています。また今の私達は、情報を広範に不足なくゲットすることもできます。
ありがたいです。。。この時代、こうして知り合えたことにも本当に感謝です。

投稿: yukoeden | 2010年10月11日 (月) 17時26分

yukoeden様
以前にも書きましたが亡き父の故郷が長崎です。
福岡と比べると全てがこじんまりと小さい町ですが父のお墓のある島原市深江町という所は海と煙が少し立ち昇る普賢岳に囲まれ人間らしく暮せそうな土地です。九州って・・いい所ですよね。
小さい頃はよく遊びに行って まだ台所も土間だったりトイレも離れていたり(夜はとても怖かったけど)見る物がとても新鮮でした。yukoedenさんも九州弁話せるんですよね。(当たり前か・・)とても懐かしい響きです。
田舎は冠婚葬祭は特に大変だったり選択肢が少ないという事実もあります。正直 面倒な事も多いですね。都心は本当そうゆう面では気楽で快適ですが・・おそらくですが生まれ故郷って離れてしまうとずっと歳をとってからじんわりと良さが解かってくるところなんじゃないでしょうかね。
柏は何もかもが便利に綺麗に生まれ変わりつつある街ですが・・私が思い出すのは田んぼや竹林。それから団地の暗く小さな階段での鬼ごっこだったりします。じんわり懐かしいのは不思議と特別な風景ではないんですよね。

投稿: 森おばさん | 2010年10月12日 (火) 10時36分

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