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2010年10月

少女時代

Epsn0658risu 下の娘と100均の毛糸を使ってリースを作りました。

Epsn0678syoujyo でました!各自の名前すら覚えられない「少女時代」

「少女時代」 私が タイトルにしたからって回想録じゃない。
一応 井上陽水 でもないのであしからず。
今 若者の間で話題のKポップだ。
何度となく テレビ ラジオでローテーションされているのでチラリくらい御記憶の方も多いのでは・・その音楽性はさておき 私は何故だか 「踊ってみたい。」という愚かな衝動にかられてしまったのだ。(笑)
19歳になる姪っ子が若者らしく すでにチェック済みでDVDを持っているので恥かしながら少々 拝借。
ネットでどんな具合なのかも調べてみた。驚くなかれ 私のような 多分ティーンエイジャーが多いらしく動画満載でダンスオンリーの物 スローの物 その上ミラー再生してある物など とても親切。
そもそも 彼女達のダンスは素人でもできそうな・・という作り手からの初めからの狙いがある。
かといって 秋元氏プロデュースのような素人素人したあからさまに男子目線でもなく ほどよく可愛く楽しそうな印象。
ネットのコメントにも・・これだけ道筋があって 取得できなければ・・・というものがあり「折角やる気になったおばさんに諦めろ!というの?」という意地もあり頑張り中だ。
ワンコーラス目までは何とか・・多分。(笑)
双子にも「ちょっと見てよ。」と懇願して付き添ってもらったが時々ニタニタする意外ノーリアクションであり心の中で「かーちゃん頼むよ。拷問だよ。」との声も聞こえなくもないのでこれは完成形を披露する事とした。(しつこいか・・・)
思えば 私が今の双子と同じ位の時 小学生はピンクレディを皆踊っていた。教室でもトイレでさえ。
高校生の文化祭ではどういう経緯だったか不明だが全校生徒の前で悪友3人とファンでも何でもなかったシブガキ隊の「ナイナイシックスティーン」を披露した。かなり練習した記憶が・・・その前後はどこへでも跳んでいき「じたばたするなよー」をやりまくった。
あまりにも無謀で若気の至りではある。でも楽しかった。今なら恥かしいことでも何でもできそうな気分だった。空を飛ぶような無責任さで・・
その私のダンス魂が久々に蘇った。(笑)
バービー人形のようなキラキラした脚とあわせ 40年ものの大地を踏みしめてきた脚が踊る。
若干 膝にきてるけど・・。
誰のためにでもなく 誰に見せるでもなく 自分のために踊りつづける。ダンサーの中のダンサーな私。(すみません。 汗)

Epsn0673ejiputo 週末は一時間くらいかかる県の美術館に行きました。

丁度 「エジプト展」が・・ ミイラなど大型の展示物も多かったですが・・ついエジプトの地で眠っているはずの王様の気持ちを思ってしまいました。

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フィンランド

Epsn0646neko 羊毛マスコットをどうしても作ってみたくて・・今ではホコリのようなやや痛々しい面持ちになってしまっている。

高校時代 吹奏楽部に所属していた。
その定期演奏会のいくつかの選曲の中にシベリウス作曲の「フィンランディア」があった。
荘厳で力強く とても美しいメロディに 鼻っ柱の強い妄想革命家 かつ乙女チックな私はやられた。(笑)
日本でもポピュラーでフィンランドでは国歌と並び愛されている曲。
その時からだろうか・・まだ見ぬ(いや・・見られるか解からぬ)その国に得意の妄想もプラスされちょっとした片思いがスタートした。

意識するとその湖と森林の国はいろいろな形でニュースや本で紹介されていてそのどれもが私の心を離さない。
最近では アニメフェアのようなものが開催され日本ではメジャーなオタクたちが生き生きと
踊りまくっている様子を知った。

歴史的には昔からロシアとスエーデンの両方から圧制され苦しみの多い国だった。
弱い民族ならきっと力尽きてしまったであろうこの国が 今では教養のもっとも高い国として存在し 医療や子供への助成も充実しているような福祉国家になるのは並大抵ではなかったはず。その始まりであるフン族は元々は東洋人であったとのこと。
遥か遠い北欧の国に私と同じ遺伝子をもつまったく見た目のちがう人たちがいたなんて・・オタク気質が浸透するのも サムライの潔さや粘り強さが何となく理解されやすいのももしかしたら・・・と思いをはせると面白い。

映画「かもめ食堂」を観た時はますますしびれた。(笑)
イッタラの食器やアルヴァ・アアルトの建築や家具はもちろん大好きだったけれど主人公のサチエさんの暮らしぶりがとても素敵で 最後まで特別な事はおこらないストーリーの中でも決まった事を毎日続ける。シンプルにきちんと生きている姿とフィンランドの雰囲気が憧れとして映った。

そして最近手にした「フィンランド・森の精霊と旅する」という女性写真家の旅の記録。
たくさんの神話や 風習・・例えば一家に一本守護木があったり・・亡くなった人のイニシャルや亡くなった日付を木に彫る事。相談事や告白を森に行って木に打ち明けたりする事。など とにかく自然とのつながりが普通 という事実が羨ましく思えたのだ。

もともと インディアンや エスキモー のような先住民族や アメリカの映画で見たアーミッシュの人のような 自分たちの価値観で暮している人に何故か惹かれる私。興味本位ではあるけれどもっとも近代のテクノロジーを意識している人たちといえるのかもと思っている。この便利な世の中を選択せず 不自由を選ぶ事が この暮しの代わりになくしてしまった物が多いように思う私には気になってしまう。

もしも・・もしも残りの人生で行く事ができるとしたらこの国に。と決めている。(笑)とっても遠いんだけど・・


Epsn0649mono 森林や湖に60パーセントしめられている国
Epsn0648baba お父さんは50歳の若さで亡くなった。お墓に続く道の間にこの木が・・
Epsn0654midori  森の神話もたくさんある。どれもが興味深いものばかり。        
Epsn0671hon_2              

「旅をする木」は蒼井優ちゃんが進めていた。

 本当に写真集を見ているような文章でアラスカの自然が美しかった・・・

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性格という不思議

Epsn0633ranpu 次女がペットボトルで作ったランプ。

小学校 中学校とも先生との個人面接の季節となった。
子供の学校の様子を聞けるのは貴重な時間ではあるが 想定の範囲を超える情報は
正直 ドッキリする。(笑)
どのコも学校という社会では 少なからず仮面を被って生きているものだ。つい口を出してしまいそうになるマイナスの要素は親が言わなくたって 社会では嫌と言うほどつつかれているはずで自覚がないなんて有り得ないと思う。
もしかしたら とても不本意だったり ストレスが溜まっているかもしれない。
考えれば キリがないけれどこんな時でさえ 見守る事以上の有効な導き方が思いつかない。
それでも 「私はいつも近くにいるからさー」というアピール「お母さんは結構役立つよー」というごり押しはタイミングを見ながら小出しにしなければ・・とは 思ってはいる。
それ位しなければ・・・と我に返る。(笑)
タイミング・・恩着せがましくなく。かつスマートに有効的にをあわせもっている時間。
それは子供がリラックスして余裕のある時。 そして一対一のガチの時間だ。と こんなありきたりな考察しか打ち出せない自分が 情けない。
本当のところは私の力みなど子供たちは気づいていないかもしれない。(笑)

同じように育てたつもりでも あたりまえだけど5人の子供はみんな性格が違う。
そもそも 性格って・・どんな要素で決まるのだろう。
一般論では 長女 長男はおっとり型。 下にいくほど知恵者で マイペース型。
ざっくりあてはまったり そうでなかったりなので根拠はないかもしれない。

我が家の次女は小さい頃から何故かしっかりもので 本当に手の掛からない子供だった。
長女が生まれたままのような天然型なのに 彼女はおねだりや我がままな様子があまりない子だった。体も小さかったので上の天然からはいいように使われ トンキチ チンペイ カンタからは 力で逆襲されていた。
泣く時でさえ 声をあげて泣く事はなく しくしくと静かに泣くような子だった。

ある時私が何の気なしに・・もちろんいい意味で「○ちゃんは いつの間にか大きくなっちゃったねー。」といったら・・ そのさめざめとした佇まいで突然泣き出したのだ。
いや・・びっくり。 すぐに後悔してあわててホローしたけれど多分 今だって心の傷になっているはず。本当に申し訳ない事をしてしまった。

いい子 というポジションを頑張って死守していたのかと思うと可哀想で。
時すでに遅し・・なんだけど。 

本当にものの言い方には気をつけなければ・・と反省した。めちゃくちゃ手をかけて育てた天然型娘ならスルーしていたはずだ。

性格を作る要素は 環境?兄弟の位置? 持って生まれた物?まさかの血液型?
親の育て方?  きっとどれも無関係ではないとは思う。

でもそうゆう事だけで 知り合う前にイメージを作ってしまうのはもったいないから 出来るだけ避けている私。

本当のところ・・私には まったくの不思議である。

願わくば・・親の至らなさを 自力でカバーしていけるような 強い性格の要素を
皆が 授かっていますように・・・・・

Epsn0640mado 毎年 ヒヤシンスの水栽培をしています。 今年は黄色と紫。

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映画のおはなし むきあう編

Epsn0629jityann 昨日まで元気だった息子と入院中のじいちゃん。どんぐり回し対決

昨夜から我が家の末息子くんの体調がおもわしくない。
ついさっきまで何ともなかったのに・・一晩 咳きこみ なかなか寝付けない様子。何度か経験したけれど 暗い部屋の中にぼんやりと白く小さな子供の顔を見ていると このまま死んでしまうのじゃないかと不安になる。
背中を摩リ続けると時々眼を開いて 私を確認するのかまた寝むりに飛び込んでいく。 大人と違ってこどもはあれこれ不調を経過報告しない。生きる事に考察をしない。
生きるために 生きている。
朝 一番に病院へ行くと 体内酸素濃度が低いといわれ ボンベから吸入。みるみる元気を取り戻した彼。 只今 お昼寝中。
こどもの生きる力に埋もれる生活をしていると 何故だか「死」という眞逆の世界がすぐソコに感じられたりする事がある。人間って 常に反対の事を考える やじろべい みたいな生き物だ。
幸せなら不幸せ。 憧れには 嫉妬。 未来には過去。
ここ最近観た映画の中でも 人は何かとむきあい あやういバランスの中で生きていた。

「人生は、時々 晴れ」 2002年 イギリス フランス作品。 監督マイクリー
サウスロンドンの公団住宅に暮す 三つの家族。 裕福ではないけれどごく普通のありふれた家族である。
だが 皆日常に埋もれすぎて自分の心を深く見つめる事も 解かりあう事もなくなっている。ある事をきっかけにそれぞれに少し変化が・・ 自分と 家族・・登場人物がそれぞれにむきあう事となる。
日常ってこうだよね。といいたくなる。(笑)大半は特別 いい事も 悪い事も起こらない。
それでも 小さな綻びを直しなおし・・時々は共にいる事に感謝したり「やっていけるかも・・」と自分を励ましたり。家族のファーストカットが地味すぎて 正直最後まで観られるか不安だったけど 言葉が必要最低限なので 感情が表になった時 表情が表になった時
心の芯が熱くなるような感覚に襲われた。キャスト同様地味ながら本当に大切な事は・・
と考えさせられ私にとって大切な作品となった。いい映画です。


「僕を葬る」 フランス 作品。 監督フランソワ オゾン
カメラマンとして成功し プライベートも充実しているロマン。 ある時 余命三ヶ月と宣告される。自分本位で生きてきた彼が今とむきあい 死とむきあう事となる。 
オゾン監督の作品の「まぼろし」 の シャーロット ランプリングが大人の女ー。というイメージでカッコよかったのが印象に残っている。今作は 主人公ロマンの祖母にジャンヌ モローが。。圧倒的な存在感で 煙草をカッコよく吸う粋でいろっぽい過去 愛人と共に疾走したすごみのある女性を演じている。監督が同性愛者だからなのか彼の作品に出てくる女性は彼の憧れる女性像を感じる。でも・・私も彼女たちを素敵だな。と思うのは多分 監督が男性だからだと思う。本当の女はもっと執念深い。(笑)
テーマは確かに重いけれど 彼の選ぶ形にとても共感できるので自分なら・・という感覚でいつしか観入ってしまった。 静かな優しい作品。

画家と庭師とカンパ―ニュ」  フランス作品  ジャン・ベッケル監督
パリで成功をおさめた画家が実家に帰郷。 依頼した庭師は幼なじみだった。
経済力も家族との関わりもまるでちがう二人。医者になる事にそむき画家になった彼。庭師になりたかったけれど貧しかったため鉄道員を定年まで勤め上げた彼。でも・・お互いにかけがえのない存在となってゆく。友人の生き様や言葉にふれ 画家は本来の自分とむきあう。
二人の言葉のやりとりが凄くよかった。画家が「俺の絵をどう思う?」と聞くと庭師は「俺には絵の事は解からないけれどお前があんなに夢中になっているんだから悪い訳がない。」と答える。 見栄をはる事も自分をよくみせようとする事もなくとても心おだやかで お互いを尊敬し思いやっている。
唯一むにの二人。こんな人が自分の側に一人でもいてくれたら人生は光輝くと思う。
悲しい出来事もあるけれど きっと画家のこれからはしあわせであろう。と想像できるラストだった。全編を通して 愛が溢れる作品。 人生の最期をどう生きるか考えさせられる。
温かい作品だ。

心ゆらされる 作品を偶然にも つづけて観てしまった。
自分でいうのも何ですが・・(笑) 真面目な私は看病も加わりちょっと疲労。(笑)
次回はばかばかしいのを観てみようかと思っている。(笑)

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奇跡の生還

Epsn0617kebiru_3 ビレッジバンガードで100円で見つけたバック。 子供たちの絵を刺繍してみました。

本当によかった。 この一言につきる。

これほどまでに世界中の人が同じ願いをもった事は最近なかったんじゃないだろうか・・

チリの落盤事故関係のニュースは連日かけめぐり 誰もがかなり詳しく事の成り行きを見守って過した。

地球のどこかで大きな地震が起こっても ここまで詳しい事は伝えられなかったように思う。

どのような技術が必要で どんな物資が必要で それを提供できる国や方法が 日を追う毎に名乗りをあげ 届けられ 補強されていく様子は 非常に頼もしく まだまだ人間 捨てたモンじゃないと思わせてくれた。

報道の本来の存在価値を思い出させてくれる数ヶ月であった。

不謹慎ではあるけれど 作業員のプラーベートもドラマティックで 間違いなく ハリウッド映画になるだろうと 今から密かに キャストを妄想しているが・・

妻と愛人のどちらにも カプセル引き上げ穴近くに来るように指示した男性。(笑)ある意味 一度死を覚悟した者の 器の大きさを感じる。 いや・・大風呂敷を広げてしまって(しかも全世界に向け)今後 どうゆう生活を送るのかは 私ならずとも気になるところではある。キャストはラッセルクロウか ジョージクルーニ―あたりだろうか・・キファーサザーランドでもいいかも。

役者的には 緊迫した状況の中の清涼剤? おいしい役じゃないか・・

問題の男という見出しに彼の顔写真を見つけると 思わず笑ってしまう。

ジョークが言えるのも皆が無事 生還できたからこそ・・

これだけの一体感を 問題になっている様々な問題の解決の糸口に もう少しひっぱれないものかと 地球のあちこちから感じた人間は多いはず・・

今尚 どこかで起きている戦争やテロ。命の重みはどこの誰であっても変わらない。

今回の事でそれを 皆が感じたのではないか・・

単純に 出来れば全員がしあわせに・・ 出来るだけ多くがしあわせに・・

しあわせの概念はそれ程遠くはなれたものではないんじゃないかと少しだけ希望が感じられるニュースになった。

Epsn0619haramaki 娘が最近 おなかが冷えるというので 余り布で腹巻を作りました。 Epsn0618hatake 入院中のじいちゃんに代わり種をまきました。すぐに芽が・・・

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秋の休日

Epsn0622taitoru  古きよきアメリカがやってきた                       Epsn0623bijyutukan
ついこの間まで「今日も暑い!」が呪文のように繰り返されていたのにすっかり秋らしくなった。どんなに温暖化が進んでもその悪条件の中 木々や植物たちは生きるという事に懸命だ。その間なにもせずにぼやいていた いつも根拠なく 上から目線の私たち人間が 結果 紅葉が通常より美しかったり 果物が甘かったりの恩恵をいただける。
遠慮なくいただきます・・・。の私たちは 自身が思うよりずっとラッキーの連続で今日ここに存在している。先祖が何とかたすきを渡してくれたラッキー。何とか生まれることの出来たラッキー。この歳まで生きているラッキー。その上宝くじに当たりたいなんて思ってはいけない。(笑)
こだくさん家族の娯楽は出来るだけお金のかからない事をベースにしかもできるだけ豊かにというラッキーに対してのせめてもの感謝も込めたい。
昔から 美術館のひんやりとした空気が大好きな私は 隙間が空こうものなら「じゃ・・美術館でも行く?」と提案するのだが まだチビすけのトンキチ。チンペイ。カンタからはブーイングが入る。残念ながらあきらめる事もある。けれど今回開催されていた「ノーマン・ロックウェル」は観ていて楽しくなるような絵だから大丈夫とふんで出かけてみた。
近くにある美術館はとても素敵な美術館で 緑に囲まれた場所にある。
今なら仕分け作業で経費を削られかねない外観ではあるが それ以上のものを紡ぐ事に本来の意味があるのだ。
Epsn0626aka 秋らしく葉や実が 色づいて・・・

ブーイング小僧たちも根はまだまだ純粋。会館内では鮮やかな色彩と光と影に引き込まれているようだった。
古きよきアメリカがそこかしこに広がる。今回は私と同世代のロックウェルに触発された写真家ケヴィン・リヴォーリとの併設展示という試みでそれもまた非常に解かりやすかった。
アメリカの人々のごく普通の生活の一場面でありながら 卓越した描写力によってどれもが ドラマチックに感じられ テレビっコの子供たちは「何でこのコは泣いてるの?」「このおじさんは偉い人なの?」とワクワク感が増殖しているようだった。
Epsn0625fuka 秋を感じるこどもたち・・              Epsn0627mori
元気があった頃のアメリカ。ここ数年はその正義の歴史を振り返り苦悩し続けるアメリカ。
でもその単純かつ素直なお国柄は多くの要素を引き込んで 日本には生まれ得ないエンターテーメントを送り出してくれた。
ノーベル平和賞の件で中国がクローズアップされる昨今。
相対する思想がどこかで手を取り合うような世界になればと心から願う。

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おもちゃ箱のような映画とブッシェーミ

気持ちが窮屈な時 おもちゃ箱のような映画を観ると 山登りをして頂上に辿り着いたように爽快で単純にスッキリとする。
景色の美しさ・・装飾の美しさ・・できればあまり難しくなく お茶でも飲みながら・・ゆっくりとなんて思うのだけど 映画好きはどこか肩に力を多少こめて見入ってしまう。

「マルタのやさしい刺繍」はレビューなどで下見をして大船に乗ったような気分で観はじめた。
80歳のマルタが若い頃の夢を叶える物語。そのとおりだった。
でも しかし どこを切っても優しい作品である事もほっとするけれど 考えてみれば登場人物 全てが自分の思った通りに生きている事が頼もしかったのだ。
私的には スイスの山や民族刺繍だけでも大満足。ハイジのような衣装や木靴やブーツの世界には子供の頃から魅せられている。
全然 国違いで 申し訳ないが・・「若草物語」の挿絵や「大草原の小さな家」に出てくる世界が私のフェイバリットなのである。
うまく説明できないけど きっと解かってくれる人がいるはず。(笑)
目で楽しむ映画としてはかなり前の作品になってしまうけど「ヘイフラワーとキルトシュー」の細かいところまでいちいちかわいい家や家具。「ゴーストワールド」のややいけてない でも愛あるファッション。「アメリ」の妄想の世界の色彩。などが思い浮かぶ。どれも観ていれば楽しくなるものばかりだ。まさにおもちゃ箱である。
Epsn0619uti   色の美しい風景。かわいい姉妹。ヘイフラワーとキルトシューEpsn0622kiruto

Epsn0618gosuto_2 アメリカンコミックが原作のゴーストワールド 

Epsn0624ameri 映画もヒットしましたよね! 「アメリ」          

キャストの紹介に懐かしい名前発見!!こんなところで会うなんて・・
スティーヴ・ブシェ-ミである。
彼はたくさんの作品に出演している俳優だが もしかしたら・・名前は知らない・・という人も多いかも。
でも・・カルト映画や小作品ならずとも一度は出会いコレッ!!と指差せば「あっ・・あのキモイ人!」という印象を深く深くいだくはずだ。そんな彼も監督業をやっていて「マルタ・・・・」の女性監督が彼のもとで学んだ時期があるらしい。
あのキモッ。コワッ。神経質そー!な役者大行進の「レザボアドックス」をはじめおたく仲間のタランティーの作品には常連だし・・
大作である「コンエアー」では見事なまでのキモイ連続殺人犯を光輝き演じきった。
ニコラスケイジも「赤ちゃん泥棒」あたりではオドオドして同じ血の流れる情けなーい私好みだったがやがてヒーローに・・
同作品でのブシェーミもいつもどおり そしていつまでもいつまでも王道から数キロ離れた知る人ゾ知る細道をひた走っている。

そんな所が好きなのだ。自作でもおたくだった。前記した「ゴーストワールド」でもオタクだった。もう・・・普通の人を演じていても「何か秘密をもってるはず。」という風にしか見られない。(笑)
おもちゃ箱をひっくりかえしたらとんでもない物体が出てきてしまった。

これだから 映画はやめられない。

※写真が不鮮明ですみません。

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ためいき

Epsn0612kosmosu コスモスが綺麗な季節になりました。

小さい会社を営む我が家にも不況の風は凄まじく吹いている。
炎系労働者の私は多少の 肉体を駆使してのロードは多分歩いてゆけそうな気がしている。
でもこの数年はそれとは別種の息苦しくなるような日々も少なくない。
つまりお金の心配だ。(笑)
まっとうにつつましく頑張っても思うようにいかない事は多い。
そんな緊迫した時間でもいい時も悪い時も同じように過ぎてゆく事だけはありがたいと思うのだけど。
人生の先の事は解からない。時々途中まで考えてあまりに大変そうでいつもやめてしまう。(笑)
突き詰めてしまうと病気になりそう。
楽天的と思っても病気になるよりはいいかな・・と思っている。

世の中にいったいどれだけの苦痛の種類があるのだろうと思う事がある。
自分の経験した物も していなくて想像する物と指を折るだけでもかなりの数だ。
渦中はもう真っ暗だったり 真っ白だったり表現に困るような絶望だけが思い出されるが
よく終わっても 悪く終わっても 過去の事になっている。
二度とごめんだと思っても知らないよりはよかったのかも・・とずっと後になって思う。
せめてそうあって欲しいという願望もこめて。(笑)

故 手塚 治虫氏のエピソードで戦時中 戦地に向う友人に美しい女性の絵を描いてくれと
頼まれ渡した事があるという。ものがある。
思いを寄せる対象と出会う前に 命を落とさなければならない彼。
苦痛に似た感情すら抱く事もないまま行かなければならないという悲しい現実。

死んだ方がマシという人がいるけれどそれは贅沢というものだ。
どんなにつらくても人間死ぬまでは生きなくてはならない。

三年前に父を亡くした時 「父の人生はいい人生だったろうか・・」と考えた事がある。
九州から上京し大学生 就職 結婚 そして老後 ・・できればそうであって欲しいと願うが
世間的な事ではなく  本人の奥の奥の気持ちはどうだったのかな。と
でもそれは 皆がそうであるように親子であっても解からない。

ならば生きているうちはできるだけ昨日最悪な事があっても 今日は昨日よりはよかったと思わなくては・・
できれば子供たちにはお母さんは大変だったけどわりといい人生だったんじゃない?と安心してもらいたいし。

生きてるうちだからこそ ぶつかったり 悔いたり 羨んだりもするんだよね。(笑)昨日はそうだったけど今日は忘れちゃったね。と
都合の悪い脚色は忘れた事にしてしまおう。どうせ自分にしか評価できない人生なのだから。それが最悪でもまずまずでも。(笑)bleah

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花の都

Epsn0606yasai 入院中のおじいちゃんに代わり収穫した野菜たち。

このブログで私と同時期を東京近郊ですごしたり 生まれ育った土地は違っても上京されて
すごされてる方などとお話でき本当にネットの力に感謝する事が多い。
私自身は東京から一時間弱の絶対的に都会でもなくかといって故郷といえるほどアンダーグランドでもない所で生まれ育ち 福島に住むことになってからは尚更 中途半端をせつなく思う機会が多いような気がするからだ。
福島に住んでいる方は圧倒的にここで生まれ育ち 何十年たって同級会が年に一度開かれて弟や妹の勤め先や結婚先まで知っているような安定したコミュニティの中にいる場合が少なくない。若い世代になると多少は違うんだろうけどまだまだ元気な父母世代が聞けば近況を答えてくれるようなシステムになっている。
心強いなー凄いなーと感心する反面・・もし 一歩外してしまったら 修正きかないんだろうな・・とこわい気もしてしまう。
東京というと・・ちょっとこわいイメージを持つ人もいると思うが(もしかしてこれは一昔前の感覚?)私的には田舎の外れられない感の方がスリルがある。(笑)踏み倒す。ばっくれる。逃げる。という選択をするならやはり都会のほうが懐が深いかも。
東京には 実は生粋の東京生まれという人は意外に少ない。
東京といっても私が育ったベットタウンのような街に近い土地も多く 少し行けば緑や小川が流れているような長閑なところも沢山ある。
ざっくりと70パーセントくらいは地方からの上京者で 何となくやってくるには距離的にありすぎるのだろう・・沢山の夢や野望や 向学心を持っている人が多い気がする。(あっ・・正しくは持っていた・・という人も多いかな?)
東京時代のあの時は「勝負!でてこいやあー」と思わないでもなかったが 田舎に住んでいる今はまんまと参戦した友人たちををココロから尊敬する。
故郷を離れ 未知の街で稼ぎ暮らすという事はけっこうな思い切りが必要だと思う。さらに孤独と不安のオマケつきである。それを差し引いても引き止めてやまない魅力がこの街には確かにあるのだけど。
東京時代の友人で20代は帰る度に仕事をやめて帰ってこいと言われ 30代は帰る度に見合いをすすめられ 40代にはみっともないからもう戻るな。と言われ・・今となっては帰るに帰れないと言っていた独身の子がいたけど(笑)
まんざら冗談じゃなかったんだな・・とココにいて思う。
いいじゃん。悪い事してるわけじゃないんだし・・と心底思っていたけれどまだまだ親元で実家とスープの冷めない場所にいてこそ親孝行という考え方がココにはどっぷりとあるようだ。そんな全てをひとまず置いて一歩でもそこから出ようと試みる事はパワーがいる。
夫は そんなだいそれた事を考えたわけでもなく上京したタイプ。
田舎の閉鎖された感じが肌に合わず上京するためにだけひたすら学生時代を勉強に費やしたらしい・・えっうそー。と思うけど その分帰るに当たっては倍以上悩んだタイプと見うけられる。(笑)
私はどうだろう・・なんのハードルもなく東京ですごし 友人皆には驚かれたけど何の迷いもなく福島にやってきた。生涯を通して野生の感で生きている。そんな根無し草も根を下ろした。
毎日 あだたらの山なみの美しさに見とれ とれたての野菜をいただいている。排気ガスをかき分けていた時だってロハスなんて頭のどこにも見当たらない私だった。電車の中で涙を流していても知らんふりをしてくれる そんな都会を優しいとさえ思っている。
田舎はヤダナーと思って上京した友人もこの歳になったら思い直す事もあるんだろうと思う。当たり前にある風景がありがたいと感じる事に驚く事も・・そこにいればそこは花の都って事である。

Epsn0609kesiki 病室から見える景色。 山と街なみ。Epsn0602tyou 蝶発見!

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