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お疲れおっぱい!

その後 なかなか順調というスピードではないけれど義父は回復に向っている。
魂と肉体のサイズが少しずれてしまうとどんな体でもとても重く感じる。
年齢を重ねても感じるし・・病気ならなおさらである。早く 大きくても小さくてもいいからしっくりとくる状態になってほしいな。

病室はいろんな人生が交錯している。
ちょうど新聞のひとつの記事を切り抜いて出来たスペースがブロックみたいに存在している。そんな感じだ。
隣同士なのだけど重なり合う事はない。お互いに気にはならなくもないが深くも入り込めない。
つい数日前そこのベットにいた人が違う病室に移動となりお亡くなりになったらしい。
そんなに病状が悪い感じには見えなかったのだが その時は表情がとても硬かった。
少しでも本来のお顔を取り戻せていたらいいな。と思う。
また別のベットには90くらいになるのだろうか・・白髪のおじいちゃんがいる。
トイレに行く。と杖をついて病室を出て行ってから・・なかなか戻られないので気になって気になって様子を見に行くと談話スペースでテレビを見ていらっしゃった。
聞けば看護婦さんにここで待つようにいわれたらしい。「まだかな・・?」とにこっとされる。
とてもかわいらしい方でそこだけ優しい空気が流れ込む。
耳が少し遠いので どうしても大きな声で話し掛けなくてはならず意地悪してるみたいでいやだな。と内心思ったところに またにこっとされ「ありがとうございます。」と言われた。
おじいちゃんの笑顔はご家族や介護をされる全ての人を癒してくれている。
本当に立派な方だと思う。私も少しでも近づきたいと思った。
もし 私がこのブロックスペースを持つ時がきたら 記事の最後に ニコニコマークを残したい。

その日はこども達の遠足の日で一足先にお風呂に入りたいというのでついでに掃除をお願いしておいた。
ひとり 湯船に浸かるとなかなかどうして風呂床がキュキュと音がするくらい上手に磨かれている。「腕をあげたな・・」とにんまりする。
友人がマンモグラフィの検査の時「そこも胸でしょうか・・?と聞きたくなるようなところから
肉をもってくるのよ。いつも先端だけ挟まれはしないかと緊張する。」と言っていたのを
思い出しにんまりする。
私の重力にいつも素直なおっぱいが湯船に浮力でいい感じにアップしている。
今日も一日お疲れおっぱいでした!

Epsn0311 以前 幼稚園のクラフト会で教えていただいた壁掛け ワイヤーでキッチン小物を作って引っ掛ける。簡単で可愛いい?

 

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

いろいろとお疲れ様でした。

大変な中にも、森おばさんらしい洞察や、発見?のようなものがあって、教えられます。
老化や病気など、時は違えど、みんな平等に受けることなので、それを自分にしろ家族にしろ
どう受け止めるかが大事で、生を受けているものの務めでもあります。

森おばさんの今回の記事で、またまた教えられたことや、私自身癒された気持ちがしました。
いつも本当にありがとうございます。

投稿: yukoeden | 2010年9月12日 (日) 14時27分

yukoeden様
幼い時も 若くていきのいい時も 中年の時も大なり小なり大変な時はあったわけですが いよいよ最後の時もどう生きるかというテストをされているようで深く考えると緊張しますね。
人生の途中で神様はいると思う事が度々あるけれど
いつも見守っているだけ。(バチがあたりそうだけど。)どうしたらいいのかは もっと先にもしかしたら答えが見つかるのかもしれないな。と思います。究極・・人の喜びが自分の喜びに100パーセントなった時がその時なのでしょうか・・
いずれにしてもどんなに頑張っても現世ではないような気がしています。だからのんびり行こうと思います。(笑)
いつもありがとうございます。

投稿: 森おばさん | 2010年9月13日 (月) 06時12分

>もし 私がこのブロックスペースを持つ時がきたら 記事の最後に ニコニコマークを残したい。

この部分、同感!
森おばさん様のこういう感覚が好きです☆
「元気に死にたい」って言葉を思い出してしまいますね。

それにしても素敵なおじいちゃんですね☆
私もそうなりたいです。
でも多分、そのときが来たらオタオタしそう(笑)

親が一生懸命に生きているこういうときって、
子供の成長にも大きな影響を与えるんだなと感じました。
よいご家族ですね☆
マンモグラフィーの話に、ニヤリでした(笑)

投稿: wildrose | 2010年9月13日 (月) 14時58分

wildrose様
痛みやつらさには我慢強いほうですが・・そのときの自信はないなあ。(笑)
棒つきのパネルにマークを書いて持ち込みたいです。
今 遅ればせながら「潜水服は蝶の夢を見る」を観たのですが・・どんな状況でも人は尊く生きられるんだな・・と思います。こころの強さ(=優しさ)が年齢を重ねるとともに強くなっていくものだといいなーと思います。
そうそう・・前から一度伺いたかったのですが・・あのwildroseさんの描かれるすてきな絵ですがどちらで身につけたのですか?いつも凄いなーと感動しています。また観させて下さいね。
(でもでもプレッシャーになりませぬよう。)


投稿: 森おばさん | 2010年9月14日 (火) 12時29分

こんにちは!
「潜水服は蝶の夢を見る」を検索してみたところ、
紹介番組を見て「観てみたいな」と思ったまま、
忘れていた作品だったことに気付きました。(笑)

レビューを読む限り「重いだけ」の映画ではなさそうですね。
去年、あの大切な人を失ってから、ちょっとそういうものを無意識に避けていたような気がします・・。

絵は・・十代の頃までずっと描いていましたが
高校の3年間、現在某美術館長をなさっている先生に師事した程度です。
身に着けたという程の影響も受けた記憶がないほど、
先生は自分の作品のキャンバスに向かうだけでした(笑)
それからしばらく描くことから離れていたのですが、
就いた仕事(経理)に違和感を覚え、コレではいけないと
某服装学院のファッションイラストや美術の通信で学び、
小さなデザイン会社に転職しました(すぐ辞めましたが;)

私は多分、映画や本や写真などの、心を揺さぶるものから受けた感覚を
形にしたかっただけかもしれないです。
森おばさん様もそうかもしれませんが、表現する対象は違えど
心の中に湧いてくるものを、形や文字にするというのが
好きなのでしょうね。
また描いたら、見てくださいね☆

投稿: wildrose | 2010年9月14日 (火) 16時12分

こんばんは。
「魂と肉体のサイズ」、なるほど~。
戻らないおじいさんが「気になって気になって」
様子を見に行かれる森おばさん様、素敵です!

病院は、色々な人生の縮図を見せてくれますね。
去年の初めに消化器系トラブルで短期間入院したのですが、
4人部屋の同室のかたには、学ばせていただきました。

70代の愚痴が多いかたのところには、彼女の話を
まともに聞かず、遮ってばかりの息子さんだけが来ます。
60代のとても優しく親切なかたのところには、穏やかな息子さんと
明るいお嫁さんが来て、細やかに彼女のお世話をします。
50代のスナックのママさんのところには、次々とお見舞いのかたが来て、
彼女自身は禁止の携帯で夜中までお店の指示をするなど
非常識なところもあるのですが、豪快で気さくで全く憎めません。

プライバシーの無い空間で、それぞれの人生とか生き方とかを
垣間見せていただいたような感じで、とても勉強になりました。
あ、私自身もそのかた達に「いい勉強になったわ。反面教師として。」と
言われているかもしれませんが..。

投稿: みなあん | 2010年9月16日 (木) 00時34分

wildrose様
お返事ありがとうございます!長い時間 描きつづけた絵が 海を渡り いろんな方を楽しませたり癒したりしてるのですね。私は絵について素人ですがwildroseさんの作品にはいつも心奪われます。
娘はいつも絵を描いていて(といっても漫画なんですが)どうやら思った事を上手く言えない部分をそれでバランスをとっている様なのです。
ペンをもっていないと落ち着かないみたいな・心の支えと言ってもいいくらい。
どうしたらもっと世界が広がるのかなーと思い
好きな事を深く学んだらどうなのかなと考えお伺いしてみました。やはり・・基礎は必要ですね。
本人にも話してみます。ありがとうございます。

お忙しい毎日とは思いますが ゆっくりでも描き続けて下さいね。本当に素晴らしいですから。

投稿: 森おばさん | 2010年9月16日 (木) 16時14分

みなあん様
お体はもう大丈夫ですか?
本当に病院はいろいろな事を感じる場所ですね。
今日もお見舞いに行ってきたのですがメンバーが数人変わっていて部屋の雰囲気も違っていました。
義父にもようやくごはんメニューが配膳され嬉しそうでした。本人は倒れた時の記憶がないそうです。
あるいはもししっかりしていたら食べる事自体が恐くなってしまうと思います。人間て良くできてるな。と思います。生きる力なんでしょうね・・
私は正直まだ恐くて(笑)「あまりお腹いっぱい食べない方がいいよ。」なんて言ってしまいました。(笑)今でも自分の事は少々は石橋を叩いて壊す。無神経さですが それ以外の事はガラにもなく心配な事が多くなった気がします。
やっぱり年齢ですねーーー。(笑)

投稿: 森おばさん | 2010年9月16日 (木) 16時33分

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