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こころの彫あと

Epsn0530hana ←こだくさんのお母さんバラ。手入れされなくても頑張って咲いてくれる。

二学期に入り学校行事炸裂である。
二週間続けて早朝 奉仕作業をし 廃品回収。合唱コンクール。水泳記録会。授業参観。
来週は秋の遠足  そして幼稚園の運動会へと盛り上がりをみせるこの季節だ。
老体には厳しい。下手したら自分の子供くらいの若いお父さん お母さんに目まいをおぼえながらおばさんは頑張っている。

母親として 何をすべきか・・なんて考える暇がないほど私はそれをやれていると錯覚してしまう時がある。
「お母さん・・絶対にきてね。」と参観日に我が子が屈託なく言ってくれているうちは実感というより確信だ。

もともと 朝に弱い長女がその朝はいっこうに起きる様子がない。
ハードモードで起こしに入ったもののいつもと様子が違うようだ。ようやく理由を少しだけ聞き出すと今日は全校あげての球技大会。運動にコンプレックスを分厚く持っている彼女は
仲のよい友人とはことごとくチームが離れてしまい優勝に向けて一丸となるそのチームの中で居場所がない。と感じているようなのだ。
いつもは生意気とも思えるほど冷静沈着な彼女がはじめて理屈ぬきに登校拒否をしている。よほどの事なんだと思う。

私にも中学時代 今でもこころに彫られている何とも幼いにがい経験がある。
クラスの合唱コンクールで委員になってしまった私の力量のなさ・・今でこそそれが原因と言い切れるのだけど・・あまりにクラス皆が練習に参加してくれず何も言わずに一人家に帰ってしまった事がある。切れたというよりは完全に投げたのだ。(笑)
この事件にはドラマチックなエンディングが・・それから程なくクラスの皆が私の家の公団住宅の下に集まってきたのだ。とりあえず悪かったよという事なのだろう。
それは解かったけど私はこの頃も今も熱い青春ドラマみたいなのがたまらなく苦手。
歌でも歌いだされたら気絶してしまっただろう。慌ててカット!!をかけに走った。
皆 いい気分で青春の一ページを刻んだと思う。私には忘れたいのに忘れられないこころの彫りあとになった。

長女をありきたりな言葉で説得し学校まで送る。
個人的にはあの青春ドラマみたいな盛り上がりについていけない彼女の気持ちが痛いほど解かる。
加えて自意識過剰なそして 裏表に自尊心が生まれ育っているのだとも思う。
母としてやれているのは本当に錯覚だ。
中学になり「お母さん 絶対きてね。」と言われなくなりたまには親の悪口を友人と言い合いながら楽しく毎日を過していると安心していた。

学校に着くと私と同じくらいの年代の先生がまたありきたりな言葉をなげる。
私と同じj事言うんだな・・とこころで少し笑ってしまう。(先生ごめんなさい。)
苦手な物をたくさん食べなければ大きくはなれない。
私の心に今も彫られているあとは 何とも格好悪いものだらけだ。

まんまと参加する事となった球技大会。
「大丈夫。」と言って振り向かず娘は社会に向った。こころの小さな彫りあとが見えた。
Epsn0501gatu ←夏休中頑張った練習。Epsn0499bentou 弁当ロードは続く。
Epsn0510pool 双子 溺れそうなフォームで25メートル泳ぐ!小3のこどもたちは皆が真っ直ぐに応援してくれる。感動。




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こども」カテゴリの記事

コメント

森おばさん、一気に読まされました。
とても良いお母さんですね。頑張っていますね。
接し方ひとつで、人の気持ちは動いたり、和んだりするのだと思いますが、森おばさんは、パワープラス理解ですね。
人って面白く生きようとしても、義務もあり、
あっという間に時間がすぎて、それは子供も一緒だと思います。やらなければいけないことを面白くして、
現実と折り合うことを学んでいかなければなりませんね。そして、森おばさんは、そうすることがとても
お上手ですね。学ぶところがいっぱいあります。
これからも、よろしく、お願いします。

投稿: yukoeden | 2010年9月 5日 (日) 12時59分

何年お母さん業をやっていても有効な育児方法というのはなかなかみつかりません。
学校の保健室をチラリとのぞいたら保健室登校の子供たちがたくさんいました。
こんなにも苦しんでいる子供がいるのか・・と悲しい気持ちになりました。
「適当でいいから・・」といっても「甘ったれるな」といってもなんだか絵空事みたいな言葉だなーと感じてしまいます。
たったひとつでいいから心のヨリドコロがあれば
これがあるから大丈夫。とその後の人生と向かい合えると思うのですが・・
yukoedenさんは教育の現場にいらっしゃったから
感じる事も多いのではないでしょうか・・
私の相談相手でいて下さいねー。

投稿: 森おばさん | 2010年9月 6日 (月) 07時10分

う~ん、明日は我が身・・・・森おばさんはどっしり構えてらっしゃるなぁ~自分は、果たして大丈夫か?と思いました。
私は、群れるのが苦手で、中高は部活も勘弁!大学でサークルに入ってみたら、げげっ!と思ってしまった人間ですが、家の中2長男のように健やかに部活に励んでいる姿を見ると、自分の子供ながら不思議な感じがします。
反抗期も我が身を振り返れば、長男の反抗なんて可愛いもの・・・・。
つくづく、子供って自分と別人格なんだなぁ、と思います。
ところで、7月末に「縫い工房」に書き込みをいただきましてありがとうございます。夏休み中、放置ブログでしたので、お返事が遅くなりました。お問い合わせは、こちらのアドレスまでいただければ、幸いです。

投稿: 縫い工房 | 2010年9月 6日 (月) 12時17分

森おばさん様、今日は♪
ここにも群れるのが苦手な人間が一人います(笑)
類は友を呼ぶんですね。

森おばさん様と同じく、私も青春ドラマみたいな熱い盛り上がりが
どうにも気恥ずかしく、直視できないタチで(笑)
こちらを読ませていただき、ふふふ・・とPCの前で苦笑いしました。

子供には思いっきり照れずに全てを味わって欲しいと思っていましたが、
残念ながらそういうのって遺伝するのですね(笑)

でも、次女が高校時代、校長と折り合いが悪かった担任が他校に移動になった時、
青春ドラマさながら、その先生の名を皆で叫びながら
(ある子は泣きながら)追っかけたという話を聴き、嬉しくも羨ましくもありました。

子供たちを見ていると、一瞬一瞬が大切だな~と思わされると同時に
ドジで格好悪いことだらけだった自分を、やり直したい
気持ちからか
ついつい余計なことにまで口を出しそうになり、ハッとします。

「人生、山折り谷折り」
昔、幼い息子からこう言われて爆笑してしまったのですが
所詮人生なんて、折り紙みたいなもの。
真面目に捉えすぎて身構えていた自分がバカらしく思えます。
言い得て妙とは正にこの事!

子供には、私が「平凡な幸せ」だけを願う母ではないことも
とうにバレているようです(笑)

森おばさん様には、これからもまだまだ子育ての楽しみや
目まぐるしい成長を見守る大事な時間が待っていますね☆
ブログでのご報告、楽しみにしています。

投稿: wildrose | 2010年9月 6日 (月) 15時40分

縫い工房様。
コメントありがとうございます!
文章にすると 慌てていた事もわりと整理して考えられる事に気づいて半ばボケ防止のようなブログなのです。なので長女の事も本当は慌てた慌てた。(笑)
彼女ですが あれから数日 今のところなにくわぬ顔で登校しています。
その件については あれこれとは話しませんが
私も自分の中学時代を思い返し深く聞かない事にしました。私もいつも子供たちを別人格だなーと
感じます。私にとって素晴らしい本や音楽もそうでない事も多いです。逆に同じ物に共感したりすると凄く嬉しいけど。
これからも色々あると思いますが 極端には見守る事しかできないんだろうな・・と思います。
長男さんは同い年ですよね。異性だとまた母親には理解できない事もふえていくのかなあ・・
なんだか楽しみでもあり・・心配でもありますね。
私自身は中学時代が一番哲学的な事を考えている時代(幼稚だったけど)だったような・・
そこをピークに下降して今に至ります。(笑)

投稿: 森おばさん | 2010年9月 7日 (火) 12時46分

wildroseさん
いつもありがとうございます!
凄くうれしいです。もう・・師匠の言葉は私にとって薬みたいな感じで長女事件を知ってもらっただけですーっと安心します。
私も子供には全てを照れずに経験してほしいなーと
いつも思っています。自分は乗り切れない事もきっと素敵な事があるんだろうなーと思うから・・
中学生の頃は人と違う事を考えてしまう事がNGだと
思っていました。だから大人ってなんて楽なのーーというのが本音かな。(笑)
実際は自分をコントロール 少しはできる様になったから人とも何とかやっていけてるのかな?と思います。人当たりがいいと言われるし・・
(笑)うそ。とも思うんですけどね。

長女は毎年お正月に「今年は対人スキルをアップする」と目標を掲げるんです。(笑)
思えば痛々しい目標ですよね。(笑)
もっと早くに先回りして愚痴らせてあげてれば
少しは楽だったのかな・・と思ったり崖の上から我が子を落とすトラ母のような気持ちの時もあります。
言葉をいただけるだけでほっとします。ありがとうございます。

人生 山折り 谷折り。本当にそうですね。(笑)

投稿: 森おばさん | 2010年9月 7日 (火) 13時05分

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