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炎のアルバイター

Epsn0586doria ドリアとポテトサラダを作ったら砂肝の煮込みをいただいた。        フツーな食卓で恐縮です。(笑)

 

先日 姪っ子がアルバイトの面接で志望動機を聞かれ「社会勉強になれば・・」と答えたらしい。本当にいい子だなあ・・と思う。

彼女と同い年位の遥か昔・・私は鬼のようにアルバイトをしていた。
同じ質問をされたなら私なら迷わず「MONEY」と答えただろう。(笑)
(初来日の時のマドンナが・・来日の理由を聞かれこう答えていた。)

初アルバイトは高校生になって間もない頃だった。(もちろん学校ではアルバイト禁止なのだが・・)
忘れもしない「卵 加工工場」 ベルトコンベアで卵の大群がやってくる・・それをサイズ別に
選別しパック詰をする。これを延々やり続ける。少しレベルアップが認められると厚焼き玉子部門へ移動となる。四角いフライパンが円状にいくつも並ぶスペースで卵を流し入れホットサンドのように蓋をしてひっくり返す。これをまた延々やり続ける。
手元さえ間違わなければ頭の中で何を考えていようと問題がないので楽しいかは別として単純作業もいけます!という自信がついた記憶がある。
このバイトは友人が見つけてきてくれて声をかけてくれた。その当時 私は吹奏楽部に所属していて単に担当楽器であるクラリネットのマウスピースが欲しかったのだ。
クリスタル 透明の美しい容姿・・でも手に入れて間もなくすぐ不注意にも落し カタチなき物となった。(涙)

実際のところ機能的には今ひとつで なかなか温まらない→いい音が出ない。という事が解かったのでそれ程ショックではなかった。周りの人はかなり気を使ってくれたけど。
それにしても一夏休 三万円なり・・部活動をやりながらのアルバイトは結構きつかった筈だ。
カクシテ金ほしさにはじめた仕事は私の格闘家としてのハートに火をつけたのである。(笑)

格闘家となった私は次々とアルバイトをこなしてゆく。
どこの職場にも複雑な人間関係が存在したり 改善の余地アリの非能率的な仕組みがあった。アルバイトという気楽さもあってなのかとても客観的に横目でスルーしながらできるだけ早く仲間に入り込む方法も身につけた。金ほしさが動機であっても これが・・いわゆる「社会勉強」てやつなのだ。(笑)

中でもかなりの期間働いたのが花屋さん。朝早く夜遅い。花の種類によって水切りのやり方も様々で火で焼くものかなづちで叩くもの・・知らない事を覚える楽しみもたくさん知った。
入試シーズンには友人が駅前の店に合否報告に寄ってくれた。おめでとう報告の時には
隠れて売れ残りの花をいくつかまとめて小さな花束を渡したりして・・

ステーキ店のウエイトレスのバイトは鉄板を火傷しないように一度にまとめて何枚も運ぶ業を取得した。コック志望の若い見習いさんの作る「まかない」は絶品で楽しみだった。違う学校の情報を交換したり 知らないアーティストの音楽を聞かせてもらったり。。

短大時代は渋谷のガード下の喫茶店「ルビー」で終電まで働いた。渋谷近辺の学生が多くバイトしていたけど・・(お店まだあるかな?)美大生がいたり 女優の卵もいた。働き者の私たちを不思議そうに見ているお金持ちのコもたまに遊んでいった。

喜びも多かったが格闘はそれからも続き 私の中でお金を稼ぐ事は大人になるためのステイタスとなっていった。どんなに大きな夢があっても形にならなければ意味はない。額がどんなに小さくても試行錯誤して得たものは尊敬に値する。パリスヒルトンが目の前に現れてもあの頃の私はひるまない。(笑)

自分で得たものでなければ魅力がないと思っていたから。

なんて少しかっこよすぎるけど。(汗)

今の私はやらないよりはやったほうがオマケが付いてきます。くらいのノリではある。

先日 娘が好きなアニメキャラをデフォルメして簡単なグッズを作りイベントで販売した。金額的には少ないけれどいくつか売れて喜んでいた。私はアニメの事は解からないけど初めて稼いだお金となる。心底 尊敬した。(笑)

Epsn0589hino娘の おたくーーな作品。(笑) ラミネート加工してあるキャラクター。

Epsn0584kome 福島はどこもかしこも刈入れ直前の稲穂の景色が・・おいしいお米だといいなあ。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。

アルバイトは、お金のためですというのは、雇い主にとっては、社会勉強のためと言われるよりいいと思います。だって、仕事をしてほしいのに「社会勉強」の実験台にしないでほしいと思う雇い主もいるかもしれませんよね。(まあ一生懸命働くことがどういう理由であってもするべきたったひとつのことだから、どちらでも頑張ればいいだけのことなんですけど。)
それでも良い思い出になっていらっしゃるようですね。
学校やきちんとした就職というのともまた違った、少しだけ力が抜けた(抜いてはいけないけれど)立場なのかもしれませんね。
森おばさんは、働き者で、きっと頼りにされていたと思うし、愛されていたと思います。
できることを頑張るのが森おばさんですよね。
文字だけのコミニュケーションだけど、心が伝わります。少し寒くなりつつありますが、かぜなどひかれぬように、五人の大切なお母さんとして頑張って下さい。

投稿: yukoeden | 2010年9月27日 (月) 19時45分

こんばんは!
私も高校、短大時代は炎系のアルバイターだったので、当時のことを懐かしく思い出しています。
何を買うわけでもなかったのですが、「これだけ稼いだ!」っていう達成感が嬉しかったですね。

お花屋さんは見た目と違い、とても過酷だそうですね。
主人が以前お話しした生花店の従業員のかたは、「今は好きだから辞めないけど、生ものだから休めないし、水は冷たいし、バケツは重くて重労働。生まれ変わったら、やりたくない。」と言っていたそうです。

ところで短大時代のバイト先が、渋谷だったんですね。
私も22歳で上京して勤めた会社が渋谷だったので、会社が都立大前に移転するまでの1982年から5年間位、道玄坂や桜ヶ丘に通っていました!
森おばさん様は私よりはかなり年下かと思いますが、近い時代と空間を共有していたのかもと思うと、とてもワクワクします!
こんなところにもご縁があるなんて、嬉しいですね!!

投稿: みなあん | 2010年9月28日 (火) 00時00分

今日は!
森おばさん様のガッツの源は、ここだったのですね!
辛いこともいっぱいあったでしょうが、多分、人生で一番輝いていたのも
この時期だったかもって思えますよね☆

私のバイト経験は少なかったですが、
ちょっと変り種だったのは、選挙管理委員会の広報アナウンスです。
車の中でマイク片手に「今日は、県知事県会議員選挙の投票日です。
投票を済ませて出かけましょう」なんてやる、アレです(笑)

他には、今で言う「ホームセンター」のハシリのような店で、
ひたすらラベラーで値段付けとか(笑)

娘さん、頑張ってますね~。
>自分で得たものでなければ魅力がないと
お母さん譲りですね!応援してあげてください☆

実は、上の娘が初めて手にした自分で稼いだお金が、
高1の時に描いたマンガの賞金でした。
担当さんまでついたのに、それで食べていく道は、
結局自分で閉ざしましたが、私は続けて欲しかったです・・・。

投稿: wildrose | 2010年9月28日 (火) 14時25分

yukoeden様
いつもありがとうございます!
何においても自信がもてなかったからその反動で何かしらの存在価値を求めていたのだと思います。
誰に言われた訳でもないのに「私は頑張ってるんだから!」と肩で風をビュンビュンきってる時代でした。私は本来 情けないくらい怠惰なのです。
できればお金もしあわせもどこからかやってこないものかな・・と思っています。(笑)

投稿: 森おばさん | 2010年9月28日 (火) 20時16分

みなあん様
お帰りなさい!ゆっくりできましたか?
ご実家は北海道なんですねー。距離的にも上京に際しては思い切りが必要だったんじゃないでしょうか・・渋谷の街に丁度同じくらいの時いたんですよね。本当にご縁を感じます。
ちなみに私 全然年下ではないんですよ。(笑)
83年に高校を卒業ですのでおそらく・・4つくらいです。(笑)同世代ですとも!MTV世代です。
学生時代後も会社が神宮前だったりしてあの近辺をうろうろしていました。今はあの頃とは全然違う町並みになっているんでしょうが懐かしいです。炎のアルバイターも今や燃えカスすら残らない水分不足の砂漠状態ですけれど。(笑)


投稿: 森おばさん | 2010年9月28日 (火) 20時38分

wildrose様
季節が急速にかわりつつありますね。
一雨ごとに寒くなります。
その後 お元気でしょうか・・心配です。
おおらかで男前なwildroseさんととても繊細なwildroseさんを知っているので。
私のお恥ずかしいアルバイト話でちょっと笑っていただけたら幸いです。うぐいす嬢?のバイトはちょっと大変そうかな・・でもなかなかない経験ですね。
本日のブログ記事拝読しました。わんこの飼い主がみつかり本当に嬉しかったです。あまりに写真のわんこのアップが可愛くて・・
悲しい事もありますが裏表に生きててよかった・・と思う事も多いですね。
娘さんすごいですねー。有名な漫画家さんも高校生デビューの人が多いですよね。
私も作品読みたかったです。
wildroseさんのDNAが脈々と流れてるんですねーーー。物を作る事は魂を削るような場面も多いでしょうから仕事にするのは大変だとは思うけれど今の生活の中でも支えになっていると思います。親は見守る仕事が一番多い気がします。

投稿: 森おばさん | 2010年9月28日 (火) 20時55分

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