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「ツクル」のはじまり

夏祭りがやってくる。beer
ここ数年は子供たちの浴衣や甚平は私が作っている。
成長し着られなくなると 下の妹や弟へ受け継がれる。
大きい子にあわせて新調するというサイクル。

私のもの作りのきっかけは お金がない。moneybag 欲しい物がない。 gawkここ最近は捨てるには惜しいbearing・・という理由。
決して 初めから好きだったわけでも 得意だった訳でもない。

私の母は富山県の出身だ。
実家は駅前の洋品店。 私が小さい頃は いろとりどりのお店の布に隠れて
いとことかくれんぼをして遊んでいた。
残念な事にお店は程なくしてなくなってしまったが 母はハギレや売れ残りの
布を貰ってきて私に沢山服を作ってくれた。
一番 印象が残っているのが 10センチかくの布を袋状にして安全ピンを
つけた「どこでもポケット」 ポケットのない服でもハンカチが入れられるようにと
母があみだしたアイディアだったのだが私のココロを射止めることはできなかった。唐突に なんの前ぶれもなく出現した デザイン軽視のそのしろものが
幼い私の記憶に今も残っている。大人になってからもしばらくは笑い話にしていたが 今になれば紛れもなく母の愛情だったと感じる。heart01
そうして何かを作るという事は私の中にスライドされた。

東京にでて学生だった頃も 皆がそうだったようにお金がなく バイト代が入ると
安い布を捜しては気にいった型紙で色違いでスカートなんかを作っていた。
いつだったか友人が「セレブはお店の服を色違いでハンガーラックをここから
ここまで・・と買うらしいよ・・」と聞いた時も 二人で「基本 私たちと一緒だね。」
と笑い合っていた。

いつも必要だったからしていた事なのでさして楽しいという感じではなかったけれど職業として物作りを選んだのだから・・無意識ながらにはあったのかも・・
多分。(笑)
Epsn0286_4 ←(幼稚園などで使った品々)
本当の意味で「楽しみ」として感じられるようになったのはきっと子供が喜んでくれた事。何もないところからそれなりに できるだけ 格好よく。という小さな作業がいいとしになった私が母の記憶として思い出すように思い出してもらえるのかは解かりませんけど・・

今年は双子の甚平を おばあちゃんの着なくなった浴衣をほどいて作る予定。

Epsn0283_5 (回りまわって数年着ています!) Epsn0284_4  

 

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コメント

初めまして。ご主人様に情報をいただき、読み逃げさせていただいております。
猫のお人形が、好きです♪
5人のお子様たちとの日々は、さぞスリルとハプニングに満ちていることでしょうね?
中2長男と小1mix双子の遅い子育て中です。
以後、宜しくお願い致します。
楽しみに拝読させていただいております。

投稿: 縫い工房 | 2010年7月10日 (土) 05時52分

ありがとうございます。
私も縫い工房さんのブログを拝見させていただきました。とても素敵でやはりプロは違いますねー。
同じ双子を持つ母としても以後宜しくお願いします。

投稿: 森おばさん | 2010年7月10日 (土) 12時53分

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